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鐘楼を持つ教会は大部分が修復され、ドワーフ達の代表に近い立場の者達が集まる場所になっていた。
また町もかなり修復されていて、町の入口には、侵入者を防ぐための門が設置されている。
フレア達が到着したのは夜中だってので、真夜中の訪問者に町の入口付近を守るドワーフの門番が、激しく二人を罵ったあげく、代表達への取次を拒んだ。
余りドワーフが好きではないラディッシュは、門番の態度に機嫌を損ね、町ごと滅ぼすような力を発動しようとしたのを見たフレアは、『魔法剣』に爆発の魔法を多段付与して、塞がれていた門の壁に穴を開けて町に入る。
フレアは『魔法剣』を使っている内に、複数重ねて掛ける事により、威力を向上させることが出来ることを発見した。
樫の木で作られた堅牢な門を破壊すると修復が大変だが、ただ石を積んであるだけ壁の方が修復が楽なので、フレアは壁を選んだ。
吹き飛んだ石の間から出てくるフレア達を見た門番は、迎え撃とうするが既に及び腰で、相手にはなりそうもなかった。
「書状を持ってきた。彼女の機嫌をこれ以上損なわせると町が大変な事になる。早く代表を呼んできて欲しい。」
門番はブンブンと首を縦に振ると、脱兎のように代表達の所へ走って行った。




