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 「儂を中心に等間隔に展開、建物を利用しながら、反対側まで移動する。着いたなら儂の指示まで待機じゃ。」


 休息を終えて、横隊での索敵(さくてき)が始まった。


 アランはを中心に右側にドロンとフレア、ソルトとレイクは左側に位置している。


 それぞれの左右の二人が組を作り、先に行った組の線に後の組が到着したら、先にいた組が前進する要領で、町の中に入っていく。


 この組前進は、一度の移動距離が少ないために暴露(ばくろ)時間が減らせるので安全だが、交代回数が増えるので、時間がかかるのが難点だ。


 右側のドロンとフレアは、アランを見失わない程度に散開(さんかい)して、手信号などで連絡を取りながら前進していく。


 フレアは、アランに近いドロンを見失わないように移動していく。


 いわゆる『(よく)』と言われる端っこは、横からの不意の攻撃を受けるため、手練れが務める場合が多い。


 フレアは、建物の(へり)を利用して自分の姿がなるべく見えないように移動していく。


 この行動は、町を一通り索敵(さくてき)し終わるまで続けられた。


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