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燃える薪がはじけ、赤々とした火の粉が夜空に舞い消えてゆく。
フレアは、アランの招きで彼らの宿営地にいた。
そこでアランから、アランとその一族の物語を聞くこととなった。
アラン達の一族は、200年ほど前に自分達の王国を追い出され、各地を流浪し、やがて人目のつかない辺境に根を下ろした。
その時の王がいまわの際に、望郷の思いと伴に、故郷への秘密の通路の鍵を息子に託し、それがアランへと受け継がれた。
祖父の願いを果たすため、アランは一族の精鋭とともに故郷を目指して旅をしている途中、フレアと出会うことになった。
アラン達の目的地は『鉱山』で、『失われた町』の近くだ。
『鉱山』は、『失われた町』で作られていた魔道具に必要な魔石を採掘する場所で、今は魔王がいると言われている。
魔王は、アランの先祖達が流浪する原因と関わりがあるかも知れない。
彼らも『失われた町』へは行くつもりらしく、それに便乗させて貰う事にした。




