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東方氷災録  作者: 魔神王
第二章 ちょとかわった諏訪大戦
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よくある話

「だいぶ歩いたな....」


俺が旅をして約1ヶ月。

大分目的地に近づいてきた....と思う。


「ん?」


なにかを感じた時にはもう遅く、気ずいたら空を見上げていた。


「.........は?」


あ、これ落とし穴か。

誰のイタズラだ、まったく。

空を飛び、落とし穴からでる。

空を飛べる俺にとって、落とし穴等無意味よ、ワハハ。


ズゴン、と音がなる。

目の前から、丸太が迫ってきていた。


「ファ?!」


ギリギリで避けるも、それだけではなかった。

空から竹槍が降ってくる。


「あぶね!」


咄嗟に氷の盾を空に生み出し、防ぐ。


と思ったら横からきた丸太に吹き飛ばされた。


「んだこれ?!」


飛ばされたとこは、溶岩。

またもギリギリで飛び、落ちるのを防ぐ。


「んったく、なんだここは…」


いや、マジでなにこれ?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



あれから約三十分後、ようやく、あの魔のトラップゾーンを抜けた俺は、目的地が見えたことに、一種の感動を覚えていた。


途中、ヤラナイカといってくる妖怪を倒し、

イキスギィとか言う色々危ない妖怪を倒し、

ハハッ僕ミッキ○マウスとか言う色々、主にD社が恐い妖怪から逃げたり。

いつぞやの宝石つけた変態から逃げたり。


と、色々なことがあった。


だが



「ようやくついたぜ.....


長野県に!」


そう、諏訪湖の前で言うのだったーーーーー


















ーー死体の山で、一人の男がお茶の時間(ティータイム)を楽しんでいた。


「ハリーハリー!もっとお茶を!」


死体の山だと言うのに、男は気にせず茶を飲む。

死体は老若男女関係なく、妖怪も人間も転生者も関係無く積み上がっている。

そんな死体の山でテーブルを用意し茶を飲む男は、狂っているのだろう。

いや、狂わないといけないのだろう。


「はてさて、諏訪大戦ももうすぐ終わり!あとは!後何かすることはあったか?!」


誰も居ないのに、誰かに問い掛けるように話す男。


「あとは……そうだ!オリジナルストーリー!(作者)が考えた実にくだらない物語(ストーリー)だ!」


「しかし何故?どうして?奴はあんなにもくだらない物語を書いているのだ?そこが昔から理解できん」


男は、誰にも理解出来ないことを話す。

友に話すように。


「はてさて、そろそろ終わりの時(文字数稼ぎが終わった)だ」


男は、寂しくなるな、と小さい声で呟き。


「ではまた会えたら会おうじゃないか!偉大なる理解者(読者)たちよ!

一期一会の、トウルットルー!」


男と死体の山は、消えた。

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