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女子会

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

季節は夏休み。

私は今、真悠子と麻依ちゃんと一緒に遊びに出掛けている。いわゆる女子会というやつだろうか。


今まであんまり学校の友だちと休日に遊びに行ったことがなかったからなんか新鮮。

ソウ君とは遊びに行くというより家にお邪魔してちょこちょこ話すといった感じだからそれはノーカンということで。



「ここ初めて来た。こんなとこあるんだねー」

「いや、それは宥香が出不精なだけであって。ここ中高生が使ってること多いよ?」

「えっ!そうなの?ま、麻依ちゃんは?」

「わたしは場所自体は知ってたけど、大人が使うような場所だと思ってた。ここおしゃれだし」


ま、麻依ちゃーん!そうだよね。ここなんかすっごく洗練されてるし、学生が使うにはちょっとハードルが高いというかなんというか。

初めて行くところには基本しり込みしちゃうタイプなので。



私たちがいるのは、真悠子いわく学生が多く使うところで外観がオシャレなカフェっぽいところだ。

学生が多く使っていることだけあって、飲食物のお値段もなかなかに良心的、なんだそうだ。


店員さんに席に案内してもらってメニューを開く。

おいしそうなのがたくさんある。紅茶シフォンに果物がたくさん乗ったパフェ、フレンチトーストにアイスクリームがのっかったやつなど。


迷う。めっちゃ迷う。どれにしようかなぁ。


「二人はもう決めた?」


私は真悠子と麻依ちゃんに声をかける。

麻依ちゃんは、これかなぁ、と紅茶シフォンを指さした。

多分シフォンケーキに紅茶の茶葉?が練りこまれてるんだと思う。そこに生クリームとジャムが添えられてる。麻依ちゃんはこれにカフェラテのアイスを頼むんだそうだ。

真悠子はあんみつと抹茶ラテ。抹茶ラテってどんな味なんだろう。後でわけてもらおうかな。


「で、宥香は決まった?」

「う~ん、まだ決まらない」

「宥香ちゃん、わたしたちは大丈夫だからゆっくり選んでね」


麻依ちゃんにありがたい言葉をかけられメニュー表とにらめっこすること約数分。


「これにする!」


私が決めたのはミルクレープにフルーツやアイスクリームのっかっているもの。それとアイスコーヒー。

店員さんを呼んで注文をする。





そこからしばらくして、注文した品が運ばれてきた。

写真で見るよりおいしそう…!


いただきまーす、と手を合わせコーヒーを飲もうとしたら真悠子に声をかけられた。


「え、宥香ってブラックコーヒー飲めるの…?」

「え、飲めるけど…?」

「宥香ちゃんってコーヒーよりココアとかジュースとか甘いのが好きそうなイメージだよね」


麻依ちゃんまでもそんなことを言い出す。

確かに甘いのは好きなほうだけど…。


「前に一回、コーヒーシュガーっていうんだっけ?と、ガムシロップいれて飲んだんだけどあんまり好きな味じゃなくて。それからはずっとブラックで飲んでるかなぁ。あ、でもはちみつコーヒーは好きだよ」


ちなみにココアとかジュースも好きです。炭酸も好きです。

前に頼んだココアが上に生クリームがトッピングされてたんだけど、あれは私には甘すぎた。だから極端に甘いものは苦手だと思う。





「そういえばさぁ、最近田島とはどうなの?」


いろいろとしゃべりながら食べていると、いきなり聞かれた。

私が固まっていると隣からも声が聞こえた。


「わたしもそれ聞きたいなぁ。宥香ちゃんって田島君と幼なじみなんだよね」


麻依ちゃんまでも!やっぱみんな恋バナ好きだよね…。私も好きだけどそれは聞く方であって聞かれる方ではない!と声を大にして言いたい。

ソウ君のことは考えないようにしてたのに…!

あの寝室でのソウ君の寝ぼけた行動については二人には言ってない。ついでにいうとあの一件でソウ君との仲がぎくしゃくして、というのもない。……さりげなく避けたことはあるけど。

まぁ、あれだよ。顔が赤くなったのはソウ君の顔がとてもよかったから。あと顔が近かったから。それだけです。ほかに他意はございません!



とりあえずコーヒーを飲んで落ち着こう。


「ソウ君とは別に何もないよ」


うん。ウソは言ってない。進展するものはないしね。


「そっかぁ…。イケメンの幼なじみがいるなんて少女漫画みたいだなぁって思ったんだけど、現実は違うんだねぇ」


麻依ちゃんがしみじみといった様子でうなずく。


「本当に田島とは何もないの?」

「へっ?」


あれ、なんか真悠子さんに見透かされてる…?いやいやいやそれはない、よね…。

少しだけ真悠子から視線を逸らす。


真悠子に何か知られてたとしてもこればっかりはソウ君の人権?えっと、プライド?いやなんか違うか。

……あ、あれだ。ソウ君の沽券にかかわる問題だから私の口からは言えない…!


「ほ、ほんとになにもないよ!」

「まぁ、言いたくないならいいけど。宥香ってけっこう顔に出るのよね」


ウソでしょ?私けっこうポーカーフェイスだと思ってるんだけど。

そんなに顔に出てる?


「照れたとき顔が少し赤くなる。すぐ戻るけど。後はちょっと笑ったり、顔をそむけたりするとか」

「あぁ、確かにさっき宥香ちゃん真悠子ちゃんから目そらしてたよね」


麻依ちゃんにもそう言われた。すぐ顔にでるってそれ子どもっぽくない?

精神年齢は……何歳なんだろ?

身体年齢イコール精神年齢なわけではないし…。


「なんかあったら相談してよ?」

「わ、わたしも相談に乗るからね!」


二人にそう言われ私は嬉しくなった。ソウ君に関しては相談することはないと思うけど…。




食べ終わって店を出る。


「今日は楽しかったねー!」

「またみんなで行きたいね」

「今度は別のお店に行ってみたいわ」


まだ夏休みは序盤だし、今度はソウ君を遊びに誘ってみようかな。

……ソウ君はきっとこないだのこと忘れてるはずだし、ね。

終わり方が少々わからなくなってきた問題。

抹茶ラテ飲んだことあるんですが、おいしかったです。あったかいやつおいしかった。

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