宿題
マクロ楽しい。プログラミングわからない…
サブタイトル浮かばない問題。
「……することがない」
季節は夏休み真っただ中。私は、リビングにおいてある座椅子に寝転んでいる。
友だちに暇っていう連絡をいれるのも、都合を知らないから言うのは忍びないし、携帯といってもすることないし…。どうしよう。本格的にすることがない。
宿題は…いやほら、割と終わってるから。後は、数学とか作文とかだから…。
とりあえず、するべきことはあるけどしたくないからすることがない。
ああでも、提出日近くなって慌ててするのもそれはそれで面倒だし…。
よし!今日は数学の宿題集中が切れるまでは終わらそう!
立ち上がってファイルから宿題を取り出していると、連絡が入ったことを知らせる音が鳴った。
誰からだろう?お母さんはこの時間は仕事中だし…。
宿題を机の上に置いてから携帯を開く。
「あ、ソウ君だ」
私に連絡を入れたのは我が幼なじみ、ソウ君だった。
ソウ君からの連絡は、今大丈夫か?という簡素なもの。なにかあったんだろうか。
私はそれに、大丈夫だよー と返す。
送られてきた返事を要約すると、宿題をしてるけどよかったら一緒にどう?みたいな感じの内容だった。
よくあるよね。問題を解くときは一人でするけど、単純な計算とか漢字とかがわからなくなった時に周りに聞ける人がいたら捗る、みたいな。
私も今から勉強しようと思ってたし、渡りに船だね!
私も今からしようと思ってた。一緒にしよう。とソウ君に送る。
そういえば、この勉強会みたいなのはどこでするんだろう?図書館はここから遠いし…。一番近い図書館でも車で三十分くらいかかるんだよね。まぁ、住んでるところが住宅街だからってのもあるけど。
だとしたら私の家かソウ君の家かどっちかかな。
と、考えていたらソウ君から返信が来ていた。えーっとなになに…?
「宥香の家でもいいか?今、母さんが電話をしていて…」紫織さん今電話中なんだ。なら、私の家の方がいいね。
了解って送って数分後。家のインターホンが鳴った。一応確認するとやっぱりソウ君だった。
玄関に行き、カギを開け、ドアを開ける。
「いらっしゃい、ソウ君」
「お邪魔します。ごめんな、いきなり」
「ううん。私も今からしようかなって思ってたところだから。さ、上がって上がって」
「ありがとう。……今日、その服で出かけた?」
「出かけてないよ。服がどうかした?」
なんかおかしいとこあったっけ?私が今着てる服は、上がVネックのボーダーのTシャツ。袖全体がフリルになっててかわいいんだよね。服屋でひとめぼれした。下が普通のショートパンツ。特におかしいところはないと思うんだけど…。
「ああ、いやなんでもない」
そう言うなら別にいいけど。
さて、宿題を始めますか。宿題をする場所はリビングに置いてある丸テーブルだ。
私の部屋だったら机が一つしかないし、エアコンもついてない。エアコンは一人だったらほとんど使わないからなくても困らないんだけどね。今もソウ君が来てるからつけただけだし。
部屋にはカリカリというシャーペンを走らす音だけが聞こえる。宿題を始めてから二時間とちょっと。
私は今、猛烈に足のしびれがきてる。丸テーブルでしてるから薄いカーペットに直で座ってるんだけど、ずっと同じ体勢でいたからか、右足がめちゃくちゃしびれてきた。正座を崩して、えっとこれなんていうんだっけ?横座り?みたいな体勢で座ってたから下になってる右足がしびれてる。
「ぅあー!足がしびれたー」
言いながら後ろに倒れこむ。あ、近くにクッションがあった。このクッション、ふかふかでさらさらしてて好きなんだよね。
「足がしびれたって大丈夫か?」
「んー、大丈夫じゃないからちょっと休憩するー」
クッションを抱えなおし、起き上がる。もちろん足は右足を上にして。
「どれくらい進んだんだ?」
「えっとねー、半分とちょっとかな」
「この調子だったらもうすぐで終わるかもな」
そう言いながらソウ君は私の頭をなでてくれた。私、褒められてやる気を出すタイプなんだよ。もっと褒めろー。
ソウ君はどれくらい進んだんだろう。答案を見るためにソウ君ににじり寄る。
うわ、見やすい。私、途中式とかほとんど書かないのもあれば、必要ない式を書く時もあるから見直したときに何を書いてるのか一瞬わかんなくなる時があるんだよね。
あ、ここわかんなかったところだ。教えてほしいな。
「ソウ君、ソウ君。ここわかんなかったから後で教えてほしんだけどいい?」
座っていてもソウ君とは身長差があるから、必然的に少し上を見ながら話すことになる。そういえば、上目遣いと見上げるって何が違うんだろう。ほとんど一緒だよね。
「あ、ああ。いいぞ」
「ほんと!?ありがとう!ってソウ君、耳赤いよ?どうしたの?熱中症?」
クーラーつけてても水分はとってなかったし、疲れが出たんだろうか。
「お水持ってくるからちょっと待ってて!」
と、勢いよく立ち上がったはいいものも、足のしびれを忘れていて、少しよろけてしまった。
うあ…、足びりびりする……!
「っと大丈夫か?俺は大丈夫だからそんなに慌てないでくれ」
よろけた私を支えてくれた。やっぱ優しいな……。
「ごめんね、ありがとう」
少ししびれが収まったのでゆっくりと台所まで歩く。私とソウ君の分の水を用意してっと。
…リビングまでコップ持ってったら零れないかな?まぁ飲み終わったらすぐに片づければいいだけだし、大丈夫か。
ペットボトル飲料を持って行った方がいいのだろうか。うーむ、わからない。
とりあえずソウ君にお水を渡そう。
「はい、ソウ君。お水」
「ありがとう。でもそんなに急がなくてもよかったのに」
「熱中症には気を付けないとだめだよ!……いや、私も熱中症はなったことないんだけど」
などとしゃべっていたら三十分は過ぎていた。
よし、また宿題頑張りますか。
……わかんないところはソウ君に教えてもらおう。
奏太くんってムッツリだと思います。
そろそろ本格的にネタ切れ……




