表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

287/337

第188話:航空技術者は60年前の発明品を70年先の技術で磨き上げる(前編)

「――では、本外骨格を説明する前に見ていただきたい資料があります。特許資料です。配布するのでご覧になってください」


 俺は手で合図を示し、若い職員に資料を配布させる。

 渡したのは印刷された3つの特許明細書と関連研究資料がひとまとめになったものである。


 この資料が開発の上で極めて重要になってくるので見てもらわないわけにはいかなかった。


「登録……2550年……?」

「ええ。60年前、NUPにて登録された特許資料です。これから私が説明したい基礎情報については、そこに詳しく記述されています。これから何をするのか……何がしたいのか……見ればわかるはずです」

「サンクトペテルブルク!? 技官、これはッ!!」

「お気づきになられましたか。そうです。その資料はNUPで登録された特許ではありますが……発明者はヤクチア人。つまりヤクチアは60年前の時点で既に相当な領域に到達していたといって過言ではありません。私がなぜここに来て開発に注力したくなったのかについては、その資料をご覧になられたらそれとなく理解できることでしょう」


 そう述べつつ、周囲が読み耽る沈黙の中、改めて自らも手に持つその資料に目を通す。


 そこには3つの形態の外骨格スーツの提案と、外骨格による運動能力向上の可能性について優れた着眼点でもって解説する内容が示されていた。


 皇歴2550年。

 突如としてNUPにて登録されたこの特許は、はじまりに過ぎない。


 当時のNUPの特許においては明細書に居所と国籍を記すことが慣例化されていたのだが、そこにはサンクトペテルブルク在住であると共に、自らを帝政時代のヤクチア人と名乗る発明家、ニコラス・ヤンという男の名が刻まれていた。


 この男が果たして何者であったかはわからない。


 だが、調べてわかる限りにおいて解剖学や人間工学の研究者であり、それでいて決して著名な発明家でもないにも関わらず、既に人体の骨格及び筋肉組成とその秘密に気づいていた化け物であることだけはわかっている。


 なにしろこの発明の成れの果て……先の時代における1つの到達点こそが、俺が先日夢のような世界にて遭遇したヤクチア兵の装備なのだから……


 そんな可能性を秘めた発明である3つの特許の内訳はこうだ。


 1つは腰と下半身をバネで結びつけ、下半身の動きをサポートしつつ身体能力向上を目指したサポーターのような外骨格。


 1つは肩及び二の腕からのエネルギーを回収し、これをバネでもって下半身と接続して身体能力の全体的な向上を目指した本格的外骨格。


 最後が、バネの力では適切にエネルギー回収が難しいことから、これをアキュムレータを用いたガス圧に変換。


 各部からエネルギーを回収して背中に背負ったアキュムレーターに溜め込み、それらを必要な部位に還元して身体能力を底上げする本格的外骨格である。


 この登録前においてもニコラスは数度出願を行い、それらは登録にまで至らずに終わっているのだが……


 これらはいわゆる負傷者が回復までの間に身につける身体のサポーター的用具あるいは義肢の発明と構造等が類似しているとみなされたためであり、実際には当初より身体能力を目的とした外骨格のようなものを一貫して発明しようとしていた形跡が記録として残されている。


 ここで何が一番恐ろしいかというと……人体関連におけるこの者の理解だ。


 60年前の時点で彼は人類の二足歩行が不完全であり、無駄に動かしていてかつ相応の筋力を誇る身体的部位が存在し、そこから運動エネルギーを容易に回収できること、そして二足歩行を行う人類最大の短所が腰の部位であり、腰への負荷が身体能力向上の妨げとなっていること……


 また、人というのはその重心点が高すぎ、これを低くすることで総合的な身体能力向上を図ることができることなどを完璧に把握していた。


 明細書の別添として添えられた人体の筋肉とその動きに関するメモと計算式はもはや21世紀の人類がようやく気づくかどうかな代物といって過言ではなく……


 五輪競技の体操競技でですらまだ注目されていなかった人間の重心の問題についてハッキリと気づいているばかりか、筋肉と骨の動きに連動して変化する重心点に関する計算式すら残しているほど。


 それこそ歩行能力の向上だけならば下半身だけの外骨格だけで十分という話や、それだけでは歩行能力が向上するだけで本質的な身体能力の向上には繋がらないなどと言った研究結果すら特許内で示しているわけだが、もはや未来人ではないかと疑いたくなるような領域にまで足を踏み込んでいる。


 この者に力がなかったとするなら、それをサポートするための外骨格構造を生み出すために必要な構造力学や流体力学に関する理解まで深くなかったこと。


 アキュムレータとガスという着眼点こそ優秀ではあったが、当時のガスチューブは圧力によってすぐ膨張してしまい、その結果、回収した運動エネルギーがチューブを膨張させる形で無駄に消費されてしまうので適切に還元していくには効率が悪すぎた。


 ガスは気圧変化に強い窒素ガスを使っていたそうだが、発想としては大きく間違っていないと言えるものの、当時の技術的限界を考えると致し方ないとも言える。


 なにしろこの発明が再び脚光を浴びるのは21世紀以降となってから。

 10年や20年では、とても実用化にまで至るには不可能な代物であるのは間違いない。


 それこそ発明が登録された時代なんて、動力式の航空機すら飛んでいない時代だ。

 いや、そればかりか飛行船すらまともに飛んでおらず気球ぐらいしか飛行手段が無い時代。


 NUPなんてそれこそようやく西部開拓時代が終わりを迎えた頃であり、そんな時代に実現出来るわけがないのは当たり前なのだが……だとしてもあまりにも長い期間を要しているとは言えた。


 そこまで時間がかかった原因は何も工業技術や人体工学への理解が不足していたからだけではない。


 小説によって狂わされたと言える。

 覆い隠したのだ……名作が。


 名作のSF小説が、名作ゆえにその強い力でもって本技術を封印してしまい……封印を解くのに100年以上を要したのである。


 例えば、未来を生きる人間に向かって"外骨格スーツの始祖とは何か?"――と問うと、これから約20年後に発行されるSF小説に登場する一般兵が身につけたスーツが基になっていると考える者が多いだろう。


 実際問題、このSF小説が出て以降、各所で研究は本格化した。


 それこそG.Iなどが油圧を用いてほぼ二足歩行ロボットのようなパワードフレームとも呼べるようなものを開発して発表するなど、その影響力の高さは実際問題相当なものだった。


 しかし小説は所詮小説。

 架空の内容を現実で実現しようとした結果、軍用装備としての外骨格の開発は大きく迷走することになる。


 最大の誤算は、真の意味で万能な補助デバイスとして技術者が捉えてしまったことだ。

 完全に視野が狭くなってしまっていた。


 ゆえに身体能力にさらに上乗せするために油圧やらモーターやら仕込んで、あたかも小説内で描かれた歩兵そのものを実現化しようとした。


 しかしそんなのは軍事の観点から見れば用途が定まっておらず、運用試験すら憚れるようなものであったのは間違いない。


 発表される発明品はとにかく大重量だったし、何かと接続していないとまともに活動出来ないような、装具としての独立性を有していなかった。



 実際問題、軍事用というよりかは企業の技術アピールとしての試作品にとどまり、これらが戦場に持ち出されたという話は20世紀においては一切聞いたことが無い。


 人間の身体能力を向上させるというよりかはもはやハンディを抱えていない人間が扱う義肢やサブマニュピレーターのようなものが多く、どこを目指しているのかも不透明なものばかりであったためであろう。


 後の歴史を考えると当時の研究は筋電義肢や遠隔操作用ロボットアーム、そればかりか二足歩行ロボットにすら発展した技術ではあったものの……


 純粋に歩兵を強化する装備品としては落第点だった。


 強化という点を曲解してしまったと言って過言ではない。

 強化というよりは代用とも言うべきものになってしまっていたからだ。


 結果、軍は殆ど注目しないまま20世紀末にまで至ることになる。

 その潮流を大きく変化させたのが……驚くべきことに皇国だった。


 正確にはかつて皇国と呼ばれた地において開発された身体能力のサポート用具である。


 NUPや王立国家では"HAL"と呼称していたこいつは、最新鋭の電子機器の技術の粋を全て集めて発明された代物で、筋電義手などの技術も応用した生体電位信号を読み取って駆動する電動の初の本格的なパワードスーツであった。


 本スーツの何が素晴らしかったと言うと、従来まで根付いていた大幅に身体能力を強化するという観点を捨て去り、純粋に身体能力をサポートすることに徹したものとしていたこと。


 スーツ自体はなんら外部との接続を有することなく人とのみ接続し、人間の体の動きを阻害せず、むしろ補助する方向で純粋人間の身体能力を向上させる。


 従来の開発品のように人間の動きを多少阻害してでも人の持つポテンシャルを大幅に引き上げるようなタイプとは真逆とも言えるコンセプトにて開発されていたのである。


 それは決して小説で描かれるような素手でコンクリートを砕いたり、敵兵の持つ小銃を握りつぶしたりする性能ではなかったものの……


 着るというコンセプトすらも逸脱していた従来のパワードスーツ及び外骨格の発想から大きく前進……いや転進したものとなっており……


 HALは史上初めて正規軍すらも注目するスーツとなった。

 そしてここから本格的な軍用パワードスーツの開発が始まるのである。


 だが、HALなどで示された方向性のパワードスーツは10年もしないうちに暗礁に乗り上げることになる。


 西側だけでなく東側も勢いづいたパワードスーツ開発。

 その最大のウィークポイントは試験運用にてすぐさま表面化した。


 バッテリーの問題だ。


 HALの登場以降に開発が進められた軍事用の外骨格またはパワードスーツにおいては、HALと同じくバッテリー駆動が検討されていた。


 内燃機関などを動力源として利用するなど危険極まりないため当然ではあるものの……そこに大きな落とし穴が存在していたのである。


 それらはサーボモーターあるいはポンプを利用した油圧駆動であったのだが、エネルギー源を電気に依存しており、機器はバッテリーによって成り立っていた。


 このバッテリーが重量物であり軽量化を阻害しただけでなく……


 唯一軽量化が見込め、当時すでに実用化していたリチウムイオンバッテリーでは、過酷な環境変化に耐えられず膨張は日常茶飯事で時に発火を起こしたし、何よりもリチウムイオンバッテリー最大の弱点である氷点下未満での出力低下及び放電特性は長時間駆動を不可能とさせた。


 温度変化に耐えられるようにバッテリーケースを設計すれば重量が増大するし、万が一が起きた時に気づきにくい。


 なので数年ほど試験運用すればバッテリー駆動は話にならないことぐらい気づくことが出来たのである。


 そんな最中である。

 大昔の発明が再び注目され始めたのは――


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「DARPAからの依頼?」

「ええ。先生宛です」

「今更何を……もう私は90間近の、あとは死を待つのみの人間なのだが……」


 ユーグに移り住んで既に10年以上が経過。


 この地においても最期まで技術者としての本分を全うしようとしていた私は、現地の大学にて稀に教鞭をとるなどして過ごしていたのだが……


 ある日突然、DARPAからの招集を受けたのだった。


 その招集を伝えたのは弟子とも言うべき大学時代の生徒であり、今はNUPに移住して研究活動を行う研究者の一人で……皇国の血を引くもの。


 皇国が飲まれた後にユーグに亡命した最初の世代から数えて三世代目にあたる東亜人の若者だった。


「DARPAは先生がメイプルのとある企業で開発に協力していた戦術外骨格に興味をお持ちです。例の……スモウなるメーカーが開発していた……」

「パッシブ型の外骨格スーツのことか。大した役割は果たしていないのだが……」

「残念ながらDARPAはその程度で終わっているとは思っていません。その時の経験を活かして新たに個人開発されているのでしょう?」

「大したものじゃない……自分用だ……もう体も思うように動かなくなってきたのでね……」

「それが例え事実だったとしても、彼らはそう思っていません。事態は思ったより深刻です。先生もご存知かもしれませんが、ヤクチアは新たにパッシブ型の外骨格スーツの開発に舵を切っているんです。しかも完成度はスモウ社のモノ以上とも称されています」


 その話、実は既に承知している。

 だからこそメイプルでの開発には意欲的だったのだ。


 そしてその時にNUPサイドにも支援を申し入れてもいたのである。

 そっぽを向かれてしまったがね……


 理由は既にとある大学でバッテリー駆動かつ油圧式の外骨格が開発され、軍もDARPAも含めてそちらに目を向けていたからだ。


 それらが頓挫しうることは目に見えていたが、当時の彼らにとってはメイプルでの戦術外骨格の方が劣っているように見えていたらしい。


 にも関わらずヤクチアが本格的に開発に乗り出したらこれだ。


 まったくもって自分勝手な連中め……弟子とも言える生徒の中でも特に優秀な男を囲い込んで外堀を埋めたつもりか。


 いつもいつも好き放題に……


「……元々パッシブ型の外骨格スーツはヤクチアの発明家が、大昔にその基礎理論を生み出したものなんだよ。スモウ社が開発したのも元を辿ればそこに行き着く」

「これまでの経緯を考えると、正気に戻った……という感じなのでしょうかね。ヤクチアの開発開始はスモウ社と同時期かそれより前だそうです。電動油圧式はダメだったみたいですね……彼らも例の1世紀前の発明品から着想を得ているという話は承知しております」

「全く、100年以上も前にとんでもない発明を残していったものだ。そんなものが無ければ……いや、もっと早く存在に気づいていれば――」

「過去に戻ってやり直して……なんておっしゃられないで下さいよ。そんな夢物語にすがって現実逃避しているような時間は無いんです。私と一緒にカルフォルニアまで来てはいただけませんか」

「君を説得役として選んだということは相当本腰を入れているようだな……いいだろう。ついてきたまえ。案内したい所がある――」



「――これは……これが例のスーツですか?」

「そうだ……皇国語で私は"戦術外骨格"と呼称している。といってもメイプルでの呼称も王立語なだけで意味は同じなんだがね」

「センジツガイコックク……」

「君には発音しづらいかな?」

「そうですね……残念ながら」


 案内したのは私の秘密の研究室の1つである。


 ここで私はメイプルのスモウ社から提供してもらった技術も活用して仲間達と共に密かに外骨格スーツを開発していた。


 といっても軍用でもなんでもなく、日常用としてである。

 これでビジネスがしたいわけでもない。


 作り上げようとした理由はただ1つ。

 私達のような老人でも、もう一度あの頃のような身体能力を手に入れられないかと思ったのだ。


 そうすれば何か困難が生じても乗り越えていけるのではないかと、そんな淡い希望を抱いていた。


 だが現実は過酷。

 およそ8kgある外骨格スーツは身に纏うことですら相応に体力を消耗するため、希望は打ち砕かれてしまっていた。


 元が軍用で、本来なら健康的で高い身体能力を持つ者が過酷な環境下で身につけるスーツを自分の体型に合わせた程度では、日常用としては重すぎたのだ。


  だから改良といっても日常使用に耐えられる範囲で強度を落としつつ軽量化することを目的として進めていた。


 いわば目の前にある外骨格スーツは体型が自分専用になっているだけで、まだ軍用からは逸脱しない代物である。

 

 戦術外骨格と呼んでいるのもそのためだ。


 恐らくDARPAはどこかでこいつの情報を聞きつけたのだろう。


「私が見たスモウ社のものと随分形が違う気がします」

「私はこれでも一応技術者の端くれ。単純なデッドコピーを作るつもりは無いよ。この外骨格はメイプルから受け取った基礎技術と最新の人体工学を基に自分なりに再解釈して新たに構築したものだ。なのでスモウ社のものとは設計思想も運用形態も異なっている……のだが、規格が軍用のままとなっているので重すぎてね。8kg程度あるんだ。最初に身に着けて日常生活を送った時は身体能力向上こそ望めたものの、体力自体は相応に消耗して2日ほど寝たきりとなってしまった。それからずっと改良しようと開発を続けている……」

「なぜ体力を消耗するんです? 私は戦術外骨格というものは体力の消耗を主目的として、身体能力向上をも見込める全く新しい身体補助装具と理解していたのですが……」

「長くなるからそれは今度説明しようか。パッシブ型にはパッシブ型由来の弱点があるのでね。ともかく、DARPAがほしいのはスモウ社のタイプや、私が作り上げようと目指している改良品ではなく、今目の前にあるものなのだろう?」

「多分、間違いないと思います。これがあれば――」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ――これがあれば、既存のボディーアーマーを重厚化させてもこれまで通りの運動能力を発揮できる……か。


 結局、開発はどこまで行ったのだろうな。

 DARPAは本気だったし、スモウ社との協定まで結んで新たなパッシブ型戦術外骨格の開発を行おうとした。


 しかし未だに理解に疎い者も軍には多く、予算は限られており足踏みする状況で……俺は高齢を理由に必要となる流体駆動部分の開発が終わったところで離脱したのでその後の状況は知らない。


 俺が見た夢の世界においてはその装備を身につけた者はいなかったから……あれが本当に未来を描いていたとするならば間に合わなかったのだろう。


 だが、本来の未来においてスモウ社とDARPAで開発した2685年までに正式採用に持っていく予定だったスーツのノウハウは、俺の頭の中に眠っている。


 そして、DARPAが進めていた計画とは別途に、万が一技術水準の低い国家で量産しなくてはならなかった場合を考慮して近東あたりでも製造可能なスーツを俺は別途に個人的に裏で開発していた。


 例の若者に見せたスーツをベースとして、より軍用として町工場レベルでも製造可能なものを。

 結局、日常用に出来なかったので軍用として別の形に昇華させたんだ。


 それをこれから今一度作り上げる。

 60年前の発明を、約70年先の技術で昇華させ、そして現代でも再現可能なものを。


 バッテリーなんていらない。

 動力源は人が持つ運動能力に依存するだけでいい。

 パッシブ型の、俺がやり直す直前に最も有力だった戦術外骨格を作り上げる。

【参考情報】

ニコラス・ヤーン(イワン)による1890年に提出された外骨格スーツに多大な影響を及ぼした特許

バネ型(下半身)

https://patents.google.com/patent/US420179A/en


バネ型(全身)

https://patents.google.com/patent/US420178?oq=us420178


アキュムレーター型

https://patents.google.com/patent/US440684A/en


21世紀現在外骨格スーツ開発が盛んなカルフォルニアで、当時のカルフォルニアの発明家が発明したアメリカ独自のスーツ

(後のアメリカ系外骨格スーツに影響を及ぼしたもの 1917年)

https://patents.google.com/patent/US1308675


試験運用が既に開始されているロシアの最新鋭戦術外骨格(油圧パッシブ型)

https://www.youtube.com/watch?v=WfwO0zeSaI0


マワシ社の戦術外骨格にも影響を与えたアメリカの外骨格スーツ(パッシブ型 動画前半 1962年)

https://www.youtube.com/watch?v=qLDgNuGH4yE


劇中で引用されていたマワシ社の戦術外骨格(カナダ軍で正式採用間近、シンガポール軍で採用済)

https://www.youtube.com/watch?v=fbJaq5qbPOk

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ハインラインっすな。宇宙の戦士。 昔アニメにもなってたね。アメリカンなキャラデザが新鮮だった。 パッシブ型というのは知らなかったけど、シューズにバネ仕込むだけでドーピング扱いになるぐらいだ…
[一言] 覚悟完了ー!w
[良い点] 広く浸透したSF作品が現実の発明への意欲は刺激するが完成は遠のかせると言うのは成程と思いました
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ