その頃トワは
今回はその頃のトワの話です。
「意外と落ち着いた雰囲気の都ね」
その頃トワはエジンバの王都を散策していた。
「見ろよ。幼女が一人で歩いているぜ」
「今日はツイているな」
愚か者達が拉致しようとして、トワに近付いて来た。
「や、止めてくれ」
「た、助けてくれ」
「助けて欲しいのなら、所持金を全て差し出しなさい」
「分かった」
「差し出します」
「もう用済みだから死になさい」
愚か者達はトワに返り討ちにされて、所持金を全て奪われてしまったばかりか、命を失ってしまった。
「意外と美味しいわね」
お腹が空いたので、美味しそうな料理店に入り、エジンバの料理を堪能した。
「カノン様達、早く来ないかな」
使節団が投獄されたのを知らないので、呑気に過ごしているトワであった。
「話し相手が欲しいな」
話し相手が欲しくなったので、使い魔を召喚した。
「私はホワイトタイガーです。御主人様の召喚に応じて参りました」
「私はトワよ」
「トワ様ですね。これから宜しくお願い致します」
「貴女の名前を教えてくれる」
「私に名前はありません。お好きなようにお呼び下さい」
「ホワイトタイガーだからシロコが良いわね。貴女の名前はシロコよ」
トワにネーミングセンスは無かった。
「シロコですか。名前を授けて頂きありがとうございます」
使い魔に名前を授けたらスレンダーな少女に変身した。
何故か執事服だった。
どうやら名前を授けると進化するみたいだ。
「もう一人欲しいな」
続けて二人目の使い魔を召喚した。
「私はブラックウルフです。お姉様の召喚に応じて参りました。メスオオカミとお呼び下さい」
「お姉様は止めなさい。私はトワよ。それからメスオオカミなんて呼べないわよ。ブラックウルフだからクロコにしましょう」
クロコはグラマーな少女に変身した。
何故かメイド服だった。
「クロコですか。お姉様、素敵な名前をありがとうございます。お礼に抱き付いて良いですか。匂いを嗅いでも良いですか。首筋を舐めても良いですか。小さい胸を揉んでも良いですか」
どうせ小さい胸よ、放っておいてよ、このデカ乳女。
「却下よ、近付かないでよ、離れなさいよ」
「お姉様は放置プレイがお好みなんですね」
クロコは性格と性癖に難がありそうだ。
「黒犬、トワ様から離れなさい」
「白猫、邪魔しないでよ」
「誰が白猫ですか」
「誰が黒犬よ」
シロコとの相性も悪そうだ。
次回は神罰の話です。




