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モブですらない俺が陰の英雄とされて困っています〜魔導科学の暗躍者  作者: 高麗豆腐
〜第三章〜裏の世界に舞う大鷲
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十二秘奥のドキドキ武術談義 その1武器編

久しぶりの投稿なのですが、今回からは修行及び、解説をこれを含めて3話ほど投稿します。


明後日までには、もう1話投稿します。

 

十二秘奥となったときに貰った家には、地下に鍛錬が行えるように強化素材によって作られたスペースが存在する。


そこで、真と琴音は対面していた。二人の表情は対照的で、ニッコリ笑う真と困惑している琴音という図だ。


浮かれた声で真は琴音を鍛えることになった経緯を詳しく話した。長い説明が終わり、琴音の集中力が無くなり始めた頃

「という訳で、だ。今日から暫くは琴音に武術及び戦闘の話をする」


「あっはい、よろしくお願いします」(どうしよう……最後の方を聞いていなかった、なんか、()()がどうとか言っていたような)


ーー

レッスン壱 お手軽攻防一体の技の手本


「さて、先ずは琴音。琴音は刀を使っているよな」そう言うと、真さんは包帯を巻いた腕を胸の前に持って来たと同時に、その手の中に無属性の刀を作り上げた。


「はい、そうですが」


刀は私が使うような切れ味優先のものとは違い、無骨なデザインで、神楽さんが以前使っていたのと同じものに見える。


本来、神楽さんが使うようなレベルの物を無属性で、尚且つ無詠唱かつ動作無しで作ったのだ。改めて、私と彼の魔力を扱う能力の差を突きつけられたような気がした。


「おし、いきなりだが……闇夜系統術を知っているか?」刀を軽く構えた真さんは、素振りをしながら私に問いかけてきた。


「無いです」闇夜系統術なんてものは、たった今、聞いたばかりだ。響から考えるに、護身術などそういったものを纏めた類だろうか?


「OK、それなら……コイツを使って普段の構えを取ってくれ」


彼はそう言うと、自分が作った刀をこちらに投げて来た。鞘もいつの間にか作られいる。この刀は私が普段使うものとは違うけど、同じように使える軽さになっていた。


彼の指示に従って、構えを取る。


刀を片手で持ち、片手を空ける。抜刀術のような形が私の構えだ。片手に魔力を纏わせ、徒手空拳も出来るようにする。


「今から見せるのは、攻防一体の技を使う為の型だ。ま、何事もものは試しだ。さあ、来い」そう言うと彼は軽く半身になり拳をダラリと下げて何かを握るように構えると私のものと同じように刃が潰されているナイフを握った。


「なんだか、イマイチですが……セィッ!」普段、戦うときと同じように刀を気迫とともに抜刀し逆袈裟斬りを振るった。


彼が動く様子は無い。刃が潰されているとは言え当たれば不味いだろう。


100


45


「弐式」

抜刀した刀が彼に当たるまで拳二つといったところで、突然、彼のナイフが跳ね上がり、ナイフを持つ腕はまるで蛇が這うように私の腕に沿わされ、そのまま進んで来てポンっと軽く肩口にナイフの切先が当たった。


「はい、琴音はこれで刀が握れなくなりました」

 

「その技凄いですね。何かの流派の技ですか?」


「闇夜系統術短刀式だな」


「それ、どこの流派の技なんですか?」


「俺とかの十二秘奥の面々が経験から作った技だ。琴音には勿論、手取り足取り教えるさ。弐式の特徴は絶対的なカウンターって感じだ」


そう言うと彼は、私に闇夜系統術共通の構え方、技を出すときの型の種類を教えるために一日かけてみっちり教えてくれた。


「明日は武器についてやって、明後日にもう一回型をやろう」

「はい」

ーー

レッスン弐 武器を知る


今日も私と彼は、自宅の地下のスペースに集まることになっていた。


彼は用があるからと言って、先に地下に降りて行っていた。宿題を手早く終わらせて私は地下に降りるための梯子を滑った。手を離して、梯子を蹴る。


空中でバク転とも言える状態になって、そこから着地。


見ると、彼は白衣を着ており、何か薬品のようなものを作っていたのが分かった。

「宿題があったのに早いな」


「時間を無駄には出来ないですから」


「やる気が有って助かるよ《武器創造(クリエイトウェポン):剣槍斧杖弓(of All)》」唐突に彼は剣から弓までありとあらゆる武器を作り上げた。どれも、シンプルなデザインで使いやすさを優先しているのが一目見て分かった。


「さて、唐突だが……刀で行える攻撃の種類を言ってくれ。あっと、打撃とかそういうのな」


刀というのは相手を切り裂く武器だ。斬撃は勿論、刺突で刺撃も出来る。後は、刀身に負荷が掛かるけど峰打ちで打撃も出来る。鞘も使っていいのなら打撃も余裕だ。

「はい、斬撃、刺撃、打撃じゃないでしょうか?」


「その通りだ。ただ刀の場合打撃は刀身に負担が掛かることや鞘で手が塞がることとかでその場の状態によって違いがあるだろうが概ね刀は2つの攻撃が一本で行える」


「それは、分かりますが……」


「では、鎖のような特殊な武器はどうだ?」そう言う彼は無詠唱かつ瞬時に自身の背後に鎖を張った。


「それ使っているのは真さんくらいです!」


「いいから」


「打撃くらいじゃないですか?」 


「否、打撃は勿論、刺撃も行える」ドヤ顔を決めながら答えてくれた。顔がいいのもあって可愛いいけれど、少しムカつく。


「何ですか、自慢ですか?」


「じゃあ、これが魔力を纏わせてあったら?形は問わずにだ」


「……大体の武器で斬撃とかも出来るような気がします」


「そう、言ってしまえば大体の武器で二つ以上の攻撃の種類がある訳だ」





今回の話は中途半端なところで終わっていますが、続きの話はかなり設定が出てくる重要な話になりますので、ここで切っています。


なお、感想欄などに質問するコメントや、設定について分からないことを書き込んで頂ければ、豆腐の方で確認でき次第回答させて頂きます。


勿論、答えられる範囲も有りますが……。流石にストーリーの根幹のネタバレ等をする訳にはいきませんからね。


では、今後とも豆腐の作品を宜しくお願いします。



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