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探偵の苦悩-4-

いよいよ物語は大詰め。清水が読んだ雑誌には一体何が書いてあったのか。


登場人物

清水亮:大学二回生 田中哲平:森慎吾殺人事件の元容疑者

清水は駅の近くにある少し、小さめな本屋に来ていた。今日は大学の授業が昼までで、その帰りに寄っていった。本来ならば今日は鵜飼と一緒に、10年前の爆発事件が起こった店の店長について調査するはずだった。

しかし、連日の調査で疲弊したことが災いしたのか彼女は風邪をひいてしまい、

自宅で安静にするということだった。

そのため、清水は念願だったガリレオシリーズの最新作を買いに行くことにしたのだ。

実は最新作の発売日はもうすでに過ぎていた。正直にいうと忘れていたのだ。

清水の心の変化には彼自身も気がついていた。

彼にとって人生で一番大事な日は鵜飼と一緒に過ごす日に変わっていた。

彼は本屋でお目当ての小説を見つけレジに持って行こうとした時、ある一つの雑誌に目が止まった。

それは過去におきた未解決事件や何か裏がありそうな事件についてまとめられたものだった。

彼は雑誌の目次を見て心臓が飛び出しそうになった。

その雑誌にはあの10年前の爆発事件のことも書かれていたのだ。

清水は小説とその雑誌を買い、帰りの電車に揺られながらその雑誌を読み始めた。

そこには目を疑うような数々の情報が記されていた。

彼はすぐさま次の駅で降りて、以前訪れた建築事務所の方面に行く電車に乗り換えた。

清水は建築事務所に入り、以前話をした爆発事件に巻き込まれた被害者の元同僚に、

すぐに話したいという旨を事務に伝えた。

「おお君か。どうしたんだ。」「この会社にいる田中哲平さんのことご存知ですか?」

清水は心臓の鼓動が速くなっているのを感じた。「ああ田中さんね。何でも失そ…、

いや最近会社に来ていないんだ。」清水には彼が言いかけた言葉が分かった。

清水はすぐに永島に電話をした。しかし、電話は繋がらなかった。

清水はメッセージと雑誌のページを撮った写真を永島に電子メールで送り、駆けていった。

彼にはある嫌な予感があった。それは彼にとって心臓を抉られるようなものだった。

ただこの予感は正しいとミステリマニアの勘は囁いていた。

みなさん読んでくださりありがとうございます。

物語はいよいよ大詰め。彼が読んだ雑誌には一体何が書かれていたのでしょうか。

そして田中哲平とは何者なのか。

続編をお楽しみに。


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