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26.「恋に堕ちて」「真実の愛」「涙」「恋の炎」
「恋に堕ちて」
ある日の昼 ふと零れた吐息
あなたの胸に身を委ね
あなたの躰に身を預け
気怠い午後の昼下がり
わたし達は恋に堕ちる
ある日の昼 ふと零れた吐息
わたしの胸の中で眠り
私の中に入りゆく貴男
わたし達は何処までも
ふたり恋に堕ちてゆく
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「真実の愛」
私達は誰からも認められず
祝福を受ける事も出来ない
それでも私はあなたを
愛することをやめない
それこそが真実の愛だから
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「涙」
あなたに逢いたくて
どうしても
もう一度逢いたくて
あの場所に行った
あなたと初めて出逢った所
あなたが初めて
声をかけてくれた……
けれど
あなたに逢えるはずもなく
私はひとり
ただ涙に暮れるだけ……
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「恋の炎」
逃れよう
消し止めようとして、尚
燃え上がる恋の炎
どうすれば
この身を焼き尽くす炎から
抜け出すことが出来るのだろう
