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村人転生~最強のスローライフ  作者: タカハシあん
十歳スタート

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1374 すみません

 沿海沿い。


 なんか普通に使ってたけど、これって頭痛が痛いと同じ重複表現だよな? この場合、海沿いが正しいのか? なんだ? 今度カイナーズホームに辞書買いにいくか。


 なんて考えたら山を下り終えた。


「完全に町だな」


 娯楽施設がないからか、道を往来をする者は少ないが、家の窓漏れる灯りで道が照らされている。


「ってか、これってゼルフィング家で働いてるヤツなのか?」


 メイドが何百人といるのはわかっているが、その家族を足しても町ができるほどにはならんだろう? ゼルフィング家で働いてないヤツも住んでるのか?


 まあ、土地はあるんだから住むのは構わんのだが、ヤオヨロズの人口が減るんじゃないのか? 三万人くらいだろう、今の人口って?


「ってか、三万人くらいで国とか名乗っちゃってイイのかな?」


 今さらですみません。


「謝るなら言い出しっぺですみませんではないですか?」


 すべてをひっくるめてすみません。なので、皆様方の誠意努力に期待します!


「……清々しいほどの他人任せですね……」


「魔族は平穏な暮らしが欲しい。オレも平穏な暮らしが欲しい。なら、互いにできることをガンバりましょうだ」


 オレはこうして場所と仕事を提供している。なら、その暮らしを守るのは魔族の連中だ。オレは家畜を飼ってるんじゃねーんだからな。


 岬にある姉御の喫茶店に来ると、なんか賑わっていた。パーティーか?


「あ、べー様、お帰りなさいませ!」


「お帰りなさいませ!」


 席から立ち上がってお辞儀する女性陣。うちのメイドなのか?


「あ、ああ。ただいま。オレはイイからおしゃべりを続けてくれや」


 プライベートタイムならいちいちオレに気を使う必要はねー。無視しないていどに自分の時間を楽しんでくださいませ。


「喫茶店で働く娘も増えましたね」


 なんかピンクのエプロンをした娘がやたらといるなと思ってたが、やはり喫茶店で働く娘か。


「姉御としては不本意だろうな」


 静かに暮らしたいとか言ってたのに、こんな大繁盛になってんだからよ。


 喫茶店に入ると、中も混雑していて、女の臭いに酔いそうである。


「いらっしゃいませ~」


 クルフ族と思われる娘がやって来た。機械弄りが苦手なクルフ族って結構いるのかな?


「姉御はいるかい? 姿が見えんけど」


「マスターでしたら海のテラスです」


 海のテラス? そんなもの作ったんだ。


 と言うので、外に出て海のテラスへといってみる。


 崖まで煉瓦の道が作られており、木の階段が下へと続いていた。いつの間に?


「べー様がここに来るの、いつ以来かわかりますか?」


 冬の前だったから二、三ヶ月は来てませんね。はい、すみません。


 階段を降りると、この島が金鉱の島だってのを思い出し、そういや金を取りに行ってないのも思い出した。


「忘れる前にいっておくか」


 オカンの出産まで余裕はありそうだし、その前にいっておくとしよう。


 下まで降りると、海に向けてテラスが作られており、なにやら大人な雰囲気が漂っていた。バーか?


「姉御。久しぶりっす」


 カウンターに立っていた姉御に挨拶する。


「あら、帰ってたのね。またオーガを虐めてるって回覧板に書いてあったけど」


 ほんと、オレの行動ダダ漏れだな! 


「人聞きのワリーこと言わんでくださいよ。生物学に貢献しただけっすよ」


 オーガの生態を知ることできたことは生物学史に大いなる遺産を残したと言っても過言ではねー。悪く言われる筋合いはありませぬ。


「オーガからは罵詈雑言は受けそうですがね」


 そのときは誠心誠意黙らせて差し上げますぜ。ケケ。


「まあ、あなたの破天荒なんて今さらね。シャニラが出産するまではいるんでしょう?」


「ういっす。念のために」


 今回もオババが取り上げてくれるなら問題なかろうが、オカンも……って何歳だっけ、オカンって? ま、まあ、年齢も年齢だし、なんかあったときのために医者や薬師がいたことに越したことはねーだろう。


「姉御も出産間近になったらいくんでしょう?」


 オレのときからオカンが出産のときは近くにいてくれたからな。


「ええ、間近になればいくわ。シャニラの近くにいてあげたいからね」


「ついでに親父殿を宥めてやってください」


 落ち着かない姿が目に浮かぶよ。


「それは息子のあなたがやりなさい。まあ、あなたも落ち着いてないでしょうけどね」


「オレはいつだって冷静っす」


「サプルのときもトータのときも貧乏ゆすりしてる姿しか記憶にないのだけれどね」


 オレにはまったくこれぽっちも記憶にございません。


「レニスのほうはどうなってます?」


 喫茶店にもカイナーズのヤツらもいただろうが、制服を着てないとうちのメイドかカイナーズかよくわからんのだよな。


「順調すぎて何度か逃げ出そうとしたみたいよ。逃げ道がそこの門だけだからことごとく失敗してるようだけどね」


 浅草なフュワール・レワロの外は湖。さすがのレニスでも逃げ出すことはできんだろうよ。


「まったく、元気な妊婦は迷惑だな」


 いや、元気に越したことねーんだが、側にいる者にしたら安静にしてられねー妊婦は迷惑でしかねーよ。


「ふふ。そうね。暇そうにしてるそうだからいってあげなさい」


「そのうちにいきやす。んじゃ、また来るっす」


 そろそろ夕食ができる頃。今日はゆっくりさせてもらいます。


 空飛ぶ結界でさっと帰宅した。

人物帳修正しました。キャラ多すぎて忘れてるのもいるや。

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[一言] レイコさんの言葉の刃で心が痛い 作者ですらキャラを忘れるのか…
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