自宅での出来事
the Holystar from a Galaxy - Souji Yamato
聖女クリスは、プレゼントされた邸宅に、初めて訪れました。
そうすると、玄関で、初老執事の出迎えを受けます。
「先生、お久しぶりです」
「えっと、誰だっけ?」
「先生の生徒、ハワードですよ」
「‥‥だけど、ハワードは、死んだはず?」
「人は、死によって、本懐を遂げると、聖霊となるのです」
「サッキュバスに、犯し殺されることが、本懐だったんだ?」
「当然です。それこそが、健全なる男子の夢です」
「本当に、死んだ方が、良かったね‥‥色んな意味で!」
本当に、色んな意味で‥‥クリスは、呆れ果てました。
ちなみに、執事ハワードは、実体化していて、まるで生きている様です。
程なくして、クリスは、リビングに案内されます。そこでは、クリスが、お菓子と紅茶で、もてなされました。
やがて、ハワードが告げます。
「ところで、わたくし‥‥上位聖霊なので、有精生殖力があるのですが?」
「はあ‥‥早速、ボクで、試したいわけね?」
「当然です」
「じゃあ、追って『前向きに検討する』からね!」
「社交辞令なんかで、誤魔化しますか?」
「当然だよ」
ハワードは、不機嫌そうですが、対するクリスは、逆に、楽しそうです。
それでも、しばらくすると、ハワードが、穏やかに微笑みます。
「先生は、相変わらず、良い笑顔ですね」
「そうかな?」
「私は、その昔、その笑顔に、初恋しましたから」
「そうなの?」
「はい。ですから、先生との初めての性教育実技では‥‥」
「その話、滅茶苦茶、恥ずかしいから、絶対ダメだからね!」
「恥ずかしがる先生のことも、私は、大好きです」
「ドSな意味でしょ?」
「違います。先生の総てが、愛おしいからです」
「‥‥」
思わず、クリスは、純情赤面しました。
一方で、ハワードは、本当に、愛おしそうに、クリスを抱き締めます。
しばらくすると、ハワードは、クリスを寝室に案内しました。
それで、早速、ハワードが告げます。
「それでは、服を脱いで、全裸に‥‥」
「ここ、お風呂じゃないけど?」
「‥‥では、次は、浴場に御案内しますが、善は急げです。行きましょう!」
「そんなに、ボクを裸にしたいんだ?」
「当然です」
「脱がないけど、浴場に向かうよ!」
今度は、クリスが、不機嫌ですが、ハワードは、愉しそうです。
そうして、浴場では、ハワードが、寝室と同じことを告げます。
「それでは、服を脱いで、全裸に‥‥」
「しつこいハワードは、嫌いだよ!」
「私は、この粘り強い性格を、50年ほど前には、先生に褒めて頂きました」
「それは、仕方ないね‥‥だったら、庭を案内して!」
「青姦‥‥野外プレイですか?」
「違うよ!」
クリスは、すっかり、ハワードに呆れ返っていますが、どこか楽しそうです。
一方で、ハワードは、クリスとの会話に、幸せを感じています。
こうして、クリスは、執事ハワードと、同居する事となりました。
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