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星空からの聖女  作者: 大和奏時
はじける青春

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4/7

自宅での出来事

the Holystar from a Galaxy - Souji Yamato

 聖女《せいじょ》クリスは、プレゼントされた邸宅《ていたく》に、初《はじ》めて訪《おとず》れました。



 そうすると、玄関《げんかん》で、初老《しょろう》執事《しつじ》の出《で》迎《むか》えを受《う》けます。


「先生《せんせい》、お久《ひさ》しぶりです」

「えっと、誰《だれ》だっけ?」


「先生の生徒《せいと》、ハワードですよ」

「‥‥だけど、ハワードは、死《し》んだはず?」


「人《ひと》は、死によって、本懐《ほんかい》を遂《と》げると、聖霊《せいれい》となるのです」

「サッキュバスに、犯《おか》し殺《ころ》されることが、本懐だったんだ?」


「当然《とうぜん》です。それこそが、健全《けんぜん》なる男子《だんし》の夢《ゆめ》です」

「本当《ほんとう》に、死んだ方《ほう》が、良《よ》かったね‥‥色《いろ》んな意味《いみ》で!」


 本当に、色んな意味で‥‥クリスは、呆《あき》れ果《は》てました。

 ちなみに、執事ハワードは、実体《じったい》化《か》していて、まるで生《い》きている様《よう》です。



 程《ほど》なくして、クリスは、リビングに案内《あんない》されます。そこでは、クリスが、お菓子《かし》と紅茶《こうちゃ》で、もてなされました。

 やがて、ハワードが告《つ》げます。


「ところで、わたくし‥‥上位《じょうい》聖霊なので、有精《ゆうせい》生殖《せいしょく》力《りょく》があるのですが?」

「はあ‥‥早速《さっそく》、ボクで、試《ため》したいわけね?」


「当然です」

「じゃあ、追《お》って『前《まえ》向《む》きに検討《けんとう》する』からね!」


「社交《しゃこう》辞令《じれい》なんかで、誤魔《ごま》化《か》しますか?」

「当然だよ」


 ハワードは、不《ふ》機嫌《きげん》そうですが、対《たい》するクリスは、逆《ぎゃく》に、楽《たの》しそうです。

 それでも、しばらくすると、ハワードが、穏《おだ》やかに微《ほほ》笑《え》みます。


「先生は、相《あい》変《か》わらず、良い笑顔《えがお》ですね」

「そうかな?」


「私《わたし》は、その昔《むかし》、その笑顔に、初恋《はつこい》しましたから」

「そうなの?」


「はい。ですから、先生との初めての性《せい》教育《きょういく》実技《じつぎ》では‥‥」

「その話《はなし》、滅茶《めっちゃ》苦茶《くちゃ》、恥《は》ずかしいから、絶対《ぜったい》ダメだからね!」


「恥ずかしがる先生のことも、私は、大《だい》好《す》きです」

「ドS(エス)な意味でしょ?」


「違《いが》います。先生の総《すべ》てが、愛《いと》おしいからです」

「‥‥」


 思《おも》わず、クリスは、純情《じゅんじょう》赤面《せきめん》しました。

 一方《いっぽう》で、ハワードは、本当に、愛おしそうに、クリスを抱《だ》き締《し》めます。



 しばらくすると、ハワードは、クリスを寝室《しんしつ》に案内しました。

 それで、早速、ハワードが告げます。


「それでは、服《ふく》を脱《ぬ》いで、全裸《ぜんら》に‥‥」

「ここ、お風呂《ふろ》じゃないけど?」


「‥‥では、次《つぎ》は、浴場《よくじょう》に御《ご》案内しますが、善《ぜん》は急《いそ》げです。行《ゆ》きましょう!」

「そんなに、ボクを裸《はだか》にしたいんだ?」


「当然です」

「脱がないけど、浴場に向かうよ!」


 今度《こんど》は、クリスが、不機嫌ですが、ハワードは、愉《たの》しそうです。

 そうして、浴場では、ハワードが、寝室と同《おな》じことを告げます。


「それでは、服を脱いで、全裸に‥‥」

「しつこいハワードは、嫌《きら》いだよ!」


「私は、この粘《ねば》り強《づよ》い性格《せいかく》を、50年《ねん》ほど前には、先生に褒《ほ》めて頂《いただ》きました」

「それは、仕方《しかた》ないね‥‥だったら、庭《にわ》を案内して!」


「青姦《あおかん》‥‥野外《やがい》プレイですか?」

「違うよ!」


 クリスは、すっかり、ハワードに呆れ返《かえ》っていますが、どこか楽しそうです。

 一方で、ハワードは、クリスとの会話《かいわ》に、幸《しあわ》せを感《かん》じています。



 こうして、クリスは、執事ハワードと、同居《どうきょ》する事《こと》となりました。

the Holystar from a Galaxy - Souji Yamato

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