疑惑の判定
先日しばらく週一単位で更新するとか言いましたが
少々忙しくなりそうなのでしばらく更新が無理そうです、申し訳ない…
上記のそれを前回更新の翌週にこの話と一緒に投げたと思っていた雑魚作者、卒倒
極めて申し訳ない…なにこいつ…ついでに一番忙しい時期が過ぎた後に普通に体壊すし…なんなら投稿しようとして昨晩は寝落ちしてるしなんなんでしょうね
とりあえず来週は更新できる…はず、死に体ですが頑張ります
SROにログインすると、私がゴスロリを着ていた。
「あ、シロア?どうよこれー、我ながら似合って」
一度目に通して即座に窓を蹴飛ばして城から飛び出した。
「るるるるるあのっっっっっっ!?」
私の奇行に対し、ムジカも反応して窓から私を追いかけてきた、
クソ…動揺してそのまま固まってくれるのを期待したがそこは私スペック、
流石に止まってはくれないか…
「もしかして目に入れたくないほど酷かったーっ!?」
「そういう訳では無いですが視界に入らないで下さい!!!後生ですから!!」
草原を駆け抜け、決して後ろを振り返らないように気を付けながら敵どもで
失速しないよう気を付けながらトップスピードで駆け抜ける。
「AIの私に後生とか言う!?無いもんに積み立てしたって意味ないよ!?!?」
「普通にお辛い事情サラッと言わないで貰えますか!?
私だって人の心ありますからね!?」
「あるから言ってるんでしょうがーっ!こっち向けシロア!!
逃げてることに関して納得できる理由を語れ理由を!」
逃げてる最中に理由なんぞ語れるか畜生ーッ!!!と内心で吐き捨てながらも
どうせ止まってくれもしないと思うので大きい声で叫ぶように返す。
「私なら私がゴスロリダメなこと知ってるでしょうがーっ!!」」
「あそうだった!!!ごめんシロア!!!というかオリジナルのツラ
混じりの状態な私の見た目でもダメそう!?!?」
後ろで地面を砕くように停止する音を聞いて、私も止まる。
「思ったよりダメでしたね…はァっ、はっ、はっ、ハァ…止まれ私の心臓…
今ムジカはアレを着ていない、私もきていない…うん…うん…」
「落ち着いた…?大丈夫…?」
決して後ろを振り返らないように気を付けながら、息を整える。
視界の端にバイタル異常です強制ログアウトの可能性が…だの云々が
見えたので相当ギリギリだったらしい。
「な、なんとかなりました…はァ…はぁ…ふぅ…ち、ちなみに
今は着ていませんよね?ね?あの忌々しい衣服を着ているなんて
事ないですよね?信じてますよ?」
「怖い怖い背中で語るってこういうことなの?あの圧が怖い怖い何それ??」
「着ていません!!!よね!!!」
「はい!!!着替えました!!!!」
私は恐怖を振り払うように振り返り、そして視界は暗転した。
◆◆◆◆◆◆◆
次の日、カルシュナさんをお転婆竜へ引き渡したのち。
「「大変失礼いたしました…」」
昨日の一件に関してRL従姉さんとムジカが一緒に頭を下げに来ていた。
普通に私の自己責任でしかないので非常に申し訳ない…
「いえ…私がゴ…ス、ゴフッ、アレが苦手ということを
もっと強く公言しておけばよかった話なので…」
「いやそれでもだよ…こう、オリジナルとは今後ともいい関係を
続けていきたいところだからさ。うん…あと圧に負けてそのまま
答えちゃったのが…うん…」
「私も覚えがあるならというかこう…ちょっと前にフジカちゃん
なんか苦手なもんある?って話で言っときゃよかったよなと…
割と反省と後悔がね…」
「いや…この件に関しては兄が全部悪いですから…」
別に例の衣服を趣味嗜好として否定するわけでも、かわいいとかいいなあとか
思わないわけではない。滅茶苦茶えげつないトラウマを植え付けられている為
自分が着る、着ている状態に対して大変精神が破壊されるだけであってててて
「ごぼぼぼぼ…」
「きゅきゅ急に発作が!!!??」
「あっこれ以上は本当に辞めとこう!!思い出して泡吹いてる!!
念のため呼んでおいてよかった…ねね、フジカちゃん、ほらお姉さんだよ~」
「わ、わぁ…大丈夫…?」
どこからか待機していただろう姉が私を包み込んでくれる。
落ち着く…やはり神、姉の存在する世界こそ至上の世界、
それ以外何もいらない…いやそれは嘘だ、ふーさんもまーさんも
ファルもミソラもみんないる、この世は幸せなものであふれているべきだ。
「よしよし…こういう状況じゃなくても頼ってほしいんだけどね。
紅さんにはとってもお世話になりましたから」
「いやそんなのー別にいいよ。ちょっとした門出祝い位なんだし」
紅従姉さんは姉さんが旅に出る時に色々な手続きやらを手伝ったらしく、
姉さんは紅従姉さんのお願いに関しては基本断らない…いや、字面だけ見たら
良くないと言いたいが別に紅従姉さんが変なお願いをするわけでもなし。
姉さんが気負わないようにちょこちょこちっちゃいお願いをするくらいの
それなのでまあいいか…?くらいの感じである、よっぽどなお願いをしたときは
多分私に相談が飛んでくるし…
「フジカちゃんももっと頼っていいんだよー」
「むしろ姉さんがもっと私に頼って溺れてください」
「オリジナル…」
「もう治せるなら治してるから…」
心底「社会常識的に駄目じゃない…?」みたいな雰囲気を込めた声で
RL従姉さんを見るムジカだが、望む答えは得られなかったらしい…
なんなんだ、私が非常識であると言いたいのだろうか?
「い、いやぁ…流石にちょっとちゃんと妹離れはするよ…
だってお姉ちゃんだし、そろそろお互い良い年齢だし…」
「結婚?」
「そういう意味ではないかな」
…おっといけないいけない、願望が漏れてしまった。
というか私は何故姉に抱かれてるんだっけ、幸福感で正気を失っていたが
何故この状況になったか、を今一度思い返し始めて…
「ごぶェ」
私の意識はまた暗転し、現実の方でもぶっ倒れて姉に介抱された。
…最低限、本当に最低限ではあるがもう少しばかり例の衣服に対する
耐性を上げるべきか…そんな感じの事が、今回の私の教訓とさせていただきたい。




