73日目
「パズルゲームを主題にした物語とか斬新じゃね?」
「ちょっとどうやって話を展開するのかが気になりますね」
物理的なパズルと使用する物語でしょうか?
こうギミックを動かして、綺麗に面を揃えるとか、ジグソーパズルを解く姿を臨場感あふれる描写で行うとか?
……すごく地味そうではありませんかね?
「開発秘話とかっぽい話にしてみるとかどうだろう?」
「それなら、いや、ええと、かなり地味ではありませんかね?」
需要があるのでありましょうか?いいえ確かに、ボードゲームの開発とかは思考の流れとか、紆余曲折とか、その辺りがあって面白い、と言いますか、前例があったような覚えがございますし、そう無理筋でもないのでしょうか?
「こう、タブレットで操作する系のやつで、熱いバトルものとかできそうじゃね?」
「あー、なるほど。見せ方によるんじゃないですかね?」
別にタブレット操作に限らず、電子ゲーム的な、家庭用ゲーム機のプラットホーム環境で通信対戦とか、まあ、それほど不自然ではないような、いやまあ、それが面白いかと言われるとどうなのでしょうね?
あと、ネタが続きますかね?
「こう、超絶テクニックとかを紹介したりするんだよ、何連鎖のコンボだーとか、必殺技名を叫んだり、あと意外なキャラの使い方をしたり?」
「はいはい、昔、ゲームセンター何がしとかそういう漫画がありましたねー」
あのテイストで対戦メインでやっていくなら、さらには、ビデオゲームの種類もシャレにならないくらいありますから、その中でもパズルゲームに特化してやっていくのもありといえばありなのかなぁ、と。
格闘対戦とか、FPSものとか、MMORPGものとかは結構ありふれている?気がしますので、あえて、パズルものへ踏み込むわけですね。
「マイナなジャンルだからこその隙間産業的な?」
「今まで似たようなことをやっている人がいなかったのでしょうかね?」
商標とかが厳しかったりしたのでしょうか?
そこはそれオリジナルの設定パズルで勝負するとかすれば良いような気がしますが、やはり対象が狭すぎるのでしょうかね?
「でもまあ、短編連作、100話完結なら丁度良いテーマかなとは思うんだよ」
「ゲームの説明とかテクニックの紹介とかで何話か費やせそうではありますね」
上からブロックとかキャラクタとかアイコンが落ちてきて、ルールに沿って消していくとか、盤面上にあるアイコンと数値を組み合わせて、これまた消滅させてクリアしていくとか、実際にあるゲームを参考にしてやれば、それほど難しいものでもないかもしれない、ですね。
「そうそう、でそれの開発秘話っぽいやつから絡めて、プレイヤー側の視点も入れて、お話を盛り上げればいける……んじゃないかなぁと」
「ものづくり路線、創作系の話、なるほど、いけるかも?」
ただそもそもゲームを創作するくらいの頭のよさが作者側に必要な訳ですが……大丈夫でしょうか?
頭をひねりっぱなしな先輩を見ますに、だいじょばないような気がしますな、ひしひしと。




