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最強スケルトンに恋をした ~嫁達が強すぎて魔王認定されました~  作者: HK技研
最強スケルトン出会い

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考察会議は続く

「さて会議を続けよう」

黙っていれば美女3名の残念な会話がまだ続いている。

よそでやってくれませんかね。


「議長!モナ嬢の経緯も知りたいであります」

ヴェルが悪ノリしてるな、お前らさっき会ったばかりじゃないのか?

ブラッドレインって恐れられてる存在なんだろ。


いや二人とも底がまだ見えないほど強いんだが、今は、下ネタ好きの3人だ。


「よろしい、モナ嬢はあれだね私が調査依頼したことから始まる」


3人の紅茶は空だが、お構いなしに話を続けている。

ルナは、しばらく帰ってこないな。お昼作りにはくるだろうけど。

逃げたな。


「とまぁ、帰ってきた時には婚約してたわけだ」

「何それ、どこに惚れる要素があった、傷の手当か?」


各自で好きに考察している。


レンに負けて立て髪を切るという行動に出た。

その際、俺が切るようになったのだが、獣人の髪を切る行為は求婚に等しいと後から知った。

ではなぜ俺だったのか。


「戦いの興奮と恋愛が入り混じった?」

「人外と人が仲良くしてるから、自分も入りたくなった?」

どれも本人がいないところでは答えが出そうにない。


「俺もそこは謎だけど、今は俺の方が惚れてるからいいんじゃないか?」

そういうと3人はすごい形相で見てくる。


「考察も楽しみなんだ!だまりたまえ!!」

セラよ、一応家主は俺で、ここは俺の家だ。まだな。


ちょっと距離をおこう。


「教会側が、モナを囲うつもりだったようだが?」

セラが、ヴェルとアッシュに聞く。


「話は回ってきたが、断ったよ。危険もない。本人が望む場所を取り上げる気もないしね」

ヴェルはこっちを見て笑う。


案外話がわかる。これで恐れられる理由がわからない。

「教会は自分の管理下以外の強者を恐れるんですよ。権威を保ちたいのです」

アッシュが言う。なるほど、制御できない二人もそれで恐れられていて、モナも管理したかったと。


「セトハーレムは、ある意味注目されているのだよ。気をつけたまえよ」

セラは、わざとらしくウインクしてきた。

やめろ、その余裕のある顔が一番腹立つ。


「なんだセラハーレムって、カッコ悪いぞそれ」



「君のそばにいるのは、ただの可愛い女の子じゃない。“危険な人外美少女ばかり”それが、また問題なのだよ」



「そしてルナと私には目もくれれない。それどころかさらに2名追加ときた」

「私達のことですね」

「強力なライバル登場だよ。しかも滅法強い」


「強さは関係ないだろ」

俺は呆れるが、また睨まれそう。


「そう、強さも人かどうかも関係ない。それがセトくんなのだよ」

セラの力説。


「だけど、強い力を恐れる人間も多いのですよ、権力者は特に」

アッシュが冷静に俺へ忠告する。



ルナが帰ってきて、昼食を作ってくれた。

うまく逃げたつもりだろうが、甘い。


「ルナはセトのことをどう思ってるの?」

ヴェルは食事中もお構いなしだ。


「見てる世界が違うというか、全てに自然体ですね」

「そういうことじゃなく異性として」


「……その、時々、目つきがいやらしいですね」

ぐっ。わかってはいたが言葉にされるときつい。


「ルナは嫌なの?」


「レンとモナがいるのに不謹慎だと思います」

「見られることは嫌じゃないと」

「……そうは言ってません」

ルナは目をふせる。


「あとは教会のフィーナかな?」

セラが言うが、あれは筋肉好きでヒロイン枠でもなんでもないぞ。


「あの子は良くも悪くも素直だから、きっかけ次第ね」

ヴェルが言う。

どうしてこうなんでもくっつけたがる。


「そのフィーナですが、モナが帰ってき次第、調査報告をさせましょう」

アッシュが急に真面目な話をしだす。


モナの父をゾンビ化した者がどこかにいる。

そのあたりの話をしようと言うことだ。


一瞬真面目な会話だったのに、また女性陣は会話で盛り上がる。


ルナが巻き込まれてるが、さっき逃げてた分、頑張ってもらおう。


俺は少し散歩でもとドアに手をかけると、ヴェルの止められる。

「一人で行くと攫われるぞ」


何それ怖い。俺どんな状況なの?


「メスゴブリンに攫われる」

「雪女に凍結されてお持ち帰り」

「教会が囮に使うため誘拐する」


何それ怖い。

……一番怖いのは、冗談に聞こえないことだ。


ヴェルが口に指を当てながら俺を見る。

「指一本残しておいてくれれば、誘拐されても探してやるよ」

「物騒!」


「大丈夫だよ。レンとモナが帰ってくるまでは、私とアッシュが泊まってやるよ」


壁に貼られれたレンの最初に練習した文字が目に入る。


【浮気者】と【ハーレム】


何か、あの時から暗示されていたのかもしれない。



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