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嫁いだ王子様  作者: 朝比奈 黎兎
第二章  芽生え
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第十二話   影の正体

あぁ・・・何日も更新できずにすみません

 「ちょ・・・なにすんだよ・・・・・つか引っ張んな!!」


只今クロウに連行されてます。・・・・・何ゆえ!?


「うっせー、黙って視線の感じるほうに案内しろ。」

「やだよ、はなせったら!なんでわざわざお化けのほうに行かなきゃなんね-ンだよ!!」

「だから、いつまでもビビってんのは迷惑なんだよ。だから、つきとめてやるって言ってんだろ。」

「いい!!そんなのいらないからいい!!はなせぇ!!」


だが力はクロウのほうが強いようで、どんなにセリアが暴れても一向に歩みは止まらない。



これは・・・・・あきらめるしかないのか?




そして、ついた先は噴水のたもと。


「ここか?」

「そ・・・そうだよ・・・。って、お前はなにも感じないのかよ?」

「べつに?やっぱじいしきk・・・「違うっつってんだろうが!!」・・・はいはい。でも、誰もいねーじゃん?」

「でも・・・確かにここから視線を・・・・・。」


だが、確かにそこにいるのはセリアとクロウの二人だけである。あたりを見回しても、あるのは木々と噴水ばかりだ。


「おっかしいなぁ・・・・・っ!?」

「な!?」


そんなことを思っていた時だった。突如二人の間に黒いローブを身にまとった人物が現れた。しかもその人物はクロウの足を払い地面に倒した後おなかのあたりに長剣の刃を突き付けた。


「くろ・・・・っ!?」


さらに近づこうとしたセリアにも、もう一つ持っていた長剣を突き付ける。


「・・・お前が・・・・そいつを見てたってやつか?」


刃を突き付けられながらもクロウがそう問いかけた。


「なぜ・・・此処にいる?」

「は?」

「お前に聞いているんじゃない、セリアに聞いてるんだ。」

「っ・・・・・。」



びくりと、セリアは体を揺らした。



この声は・・・・




まさか・・・・・・・・



「まぁ、いい。とにかくセリアはここの土地のものとは関わらせはしない・・・。」


つきつけられていた刃がクロウの腹にめり込む。


「っつ・・・・・・・。」


傷口から鮮血が、クロウの服ににじみ出てきていた。セリアは自分が刃を突き付けられてるのもお構いなしに叫んだ。


「!!ま・・・待って、違うから。そいつは・・・クロウは・・・俺の力目当てでじゃないから。だから・・・殺すなよ・・・お願いだよ・・・・。」


ちらりと、黒いローブの人物ーーー声からして男ーーーはセリアのほうを見た。フードに隠れていて顔はうかがえない。そしてクロウとセリアから剣を下げた。痛みに耐えながら傷口を抑えているクロウ。セリアはそれを見てさらに剣をしまっている男を見た。


「ね・・・なんでここにいるんだよ?俺はともかく、あんたは・・・・。」

「お前がいなくなれば、太陽はこの世から消える・・・それだけは覚えておけ・・・。」


そういってその男の姿は消えていった。


「なん・・・だったんだよ・・・・。」

「クロウ!!」


セリアは急いでクロウに駆け寄った。


「き・・・傷、大丈夫・・・なわけないよな・・・。ごめん・・・俺が・・・視線を感じるなんか言わなきゃよかったんだ・・・・。」

「こんくらい、たいしたことねーし。死んだりしねーだろ。」

「ごめん・・・・ほんと・・・ごめん・・・わるかったよ・・・・ごめん・・・・・。」

「どんだけ謝んだよ。」

「だって・・・・あれは・・・・。」

「あれって?」

「っ・・・な・・・・なんでもない!!・・・・・ま・・・まぁ、死んだりしないなら大丈夫そうだな!ほ・・・ほら、早く部屋言って手当てしようぜ。直々に俺がしてやるよ!」

「偉そうだな・・・・。」

「ほら早くしろって!」

「いや・・・結構いたいんだけどな・・・・。」


嘘だ


あんなの


嘘にきまってる・・・・



でも


あの声は




確かにあの人だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

謎の黒い人でしたね。


正体とか書いてましたけど、結局謎なままですね。

時期に解ってくると思います。

・・・・多分ですけど・・・・

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