第一話 初対面
ぼくには大切なきみが居た。
きみとの出会いは少し変な出会いだった。
「あれなにか分かりますか?」
と、夕方の西の空に、指を指しぼくに、話しかけてきた一人の女子が居た。
「分からないです」
ぼくは、つい敬語口調で返事をしたが、足元を見て一個下の後輩と気づいた。
この学校では上履きの色が、学年ごとに違って
三年生は赤、二年生は緑だったからだ。
「あれ、宵の明星って言って、金星なんですよ」
「なんかきれいですね」
「ですよね!」
「てか、どうして話しかけてきたんです?」
「あ!すみません!夜空見るのが好きで…この夜空を共有したくなっちゃいました…」
ぼくは、『こんな人居るんだなあ』と心の声が、漏れそうになりながら続けた。
「なるほど!宵の明星って言葉、聞いたことないのでなんか嬉しいです」
君の目線が、ぼくの足元にいき、ハッとした感じで顔を赤くしながら
「あ、先輩じゃないですか!ほんと申し訳ない…」
「全然気にしないから敬語やめよう!お互いに!」
「いやいや無理ですよー」
こんなやり取りをしたのが、きみとの出会い。
初対面の時だった。
一話目「初対面」読んでいただきありがとうございました!
短編の「三途橋」読んでいただいた方は、ここまでかって分かるから全然進んでないやん!ってなりますよね笑
そこは許してください!笑
まあセリフ入ってるから、そら進まないの当たり前なんですけどね笑
でもその分セリフ入って、逆に読み味変わったと思うのでそこは楽しんでください!
続きも小出しにはなるんですけど、ばんばん出していきますんで、日々の楽しみにして貰えると幸いです!




