現実世界で出勤中
『現実世界』私にとって現実世界ってのは所謂、自分が存在し得る世界だ。
世界の構成要素なんてものは科学的な分野にしろ、哲学的な分野にしろ、細かく切り分けてけば人間なんかには到底把握しきれない無数の可能性に満ち溢れている。
だから私には前述の通り、ふわっとした定義しか持ち合わせていないのだ…。
だからなのかな? 私、如月世界は(未だ見つかっていないだけで魔法だの、異世界だのがワンチャンあるんじゃないかなって)と
大して混んでいるわけでもないが、座れるとまではいかない通勤電車の中で妄想に浸っていた。
(いや、子供っぽい妄想じゃないから!その可能性を捨てきれないと言う論理的思考に基づいた空想だから!)
自動車だって電車だって、昔の人からしたら空想の世界だろ…?そういってドアが開くのを待っていると、隣の方から何かブツブツ言ってるのが聞こえてきた。 ゆっくり横目をやると、60?70代くらいの男性がドアの反対にある手摺を持ちながら呟いている。
「ココは違う、ココはチガウ…」
(いや、怖いて!)横目にやった視線を戻し、私は再びドアの向こうの景色に目を向けるのであった。
そうしていると暫くしてエアーが抜けるような音と共に扉が開く。扉が開き切る前に出ようとする後ろのサラリーマンにイラッとしながら、駅のホームへ足を運ぶ。
ホームの階段に向かって歩き出したときには、さっきのお爺さん降りてないかな?と後ろを振り返る余裕まであった。
(ああ言う人に限って実は異世界救ってました的な?)
そんな論理的空想とはほど遠いような妄想をしながら、気付けば会社のタイムカードを押しているのであった。
なろうに『現実世界』の定義なんてあるんだ。
と、いうわけで何となく小説を書き始めてみました。文才なんてあるわけもなく…何なら言い回しすらも怪しいただのしがないサラリーマンです。
とりあえず感想とか貰えたら喜んで晩酌でもします。あ、日本酒とか飲めないのでカクテルで✋




