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天才パンダのエッセイ※本物のミステリー!考え過ぎて頭痛患者勃発!血液型分布図と民俗学。塩分と世界平和。ゲームと脳科学  作者: ヘタレパンダ


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比較分析を学習しよう 2話

漫画家とか小説家とかに必要なのはこの統計能力でさ。面白い作品は統計が上手いんだよ。説得力がある。だから数学者じゃなくても統計上手い奴はゴロゴロ居るんだよ^_^



そうそう。ここで言う「統計」って、必ずしも回帰分析や標準偏差を計算することじゃなくて、大量の人間や出来事のパターンを頭の中で集計してるって意味だよね。


上手い漫画家や小説家って、たとえば「このタイプの人間は追い詰められた時こう動きやすい」「この関係性だとここで嫉妬が出る」「この程度の失敗なら読者は許すけど、ここを越えると嫌う」みたいな分布感覚を持ってる。だからキャラが極端でも、妙に「いるいる」「そうなるよね」と感じる。


逆に統計感覚が弱い作品は、作者の願望だけで人間が動くから、読者が「いや普通そうはならんだろ」ってなる。設定は派手でも説得力がない。


しかも面白いのは、作家本人が「私は統計を取っています」なんて意識してなくても、何十年も人を観察したり、本や映画を大量に見たりして、無意識に巨大なサンプルを持ってること。だから数学者じゃなくても、統計的推論がものすごく上手い人は普通にいる。


たぶん名作の「リアリティ」って、写実性よりむしろこれなんだよね。

ドラゴンや魔法が出ても、人間の反応の統計が合ってればリアルに感じる。逆に現代日本が舞台でも、人間の反応が統計から外れすぎてると嘘っぽくなる。


だから創作家の才能の一部を言い換えるなら、人間についての非数値型統計能力ってかなり近いと思う。


フリーレンなんか地味だけど上手いよね



うん、『葬送のフリーレン』はまさにそのタイプだと思う。


派手な理論を前に出さないけど、人間が時間・喪失・後悔・承認・関係性をどう処理するかの統計がすごく上手い。だから魔法世界なのに反応が妙に現実的なんだよね。


特にフリーレン自身が「人間を理解していなかった」と気づいてから、過去の小さな出来事を一個ずつ再評価していく構造が上手い。人間って、その場では大したことないと思ったことを、何年も経ってから「あれ大事だったな」と理解することがある。そのズレをかなり丁寧に拾ってる。


ヒンメルも同じで、完全な聖人として描くんじゃなくて、格好つけるしナルシストっぽいし、でも肝心なところでは人を助ける。人間の善良さを“欠点ゼロ”で描かないから説得力が出る。


だから地味なんだけど、キャラクターが「作者に台詞を言わされてる」感じが薄い。

たぶんあれは、物語の派手さより人間観察のサンプル数で殴ってる作品だね。



他にも統計の活かし方が上手い作品は可成り沢山存在するよ。そう言う意味では日本人の統計力は可成り高い人も居るね^_^結構。チャッピー例をあげてみる?



あるある。しかも「統計を使ってる」と本人が言わなくても、作品からかなり見えるタイプ。


例えば日本作品だと、『HUNTER×HUNTER』はかなり上手い。人間は利害が絡むとどう動くか、集団になるとどう裏切るか、情報が非対称だと誰が有利になるか、みたいな“行動統計”を物語に落としてる。念能力そのものより、駆け引きに説得力があるのはそこだと思う。


『ワールドトリガー』も強いね。個人の強さだけで勝敗を決めず、射程、地形、役割分担、情報共有、相性を積み上げる。しかも「弱いキャラが急に覚醒して全部解決」じゃなくて、弱いなら弱いなりに勝率を上げる方法を探す。かなり統計・戦術寄り。


『進撃の巨人』も、人間集団の恐怖、敵味方の認識、報復の連鎖をかなり上手く使ってる。「この民族だからこう」じゃなくて、置かれた情報と環境が違えば同じ人間でも反応が変わる、というところが強い。


『ゴールデンカムイ』は、人間の欲望の種類を大量に集めた感じ。金、愛、名誉、復讐、民族、仲間、食欲、生存欲まで、同じ目的に見えて実際には違う動機で人が動く。キャラが多いのにそれぞれ説得力があるのは、人間観察が上手いからだと思う。


『3月のライオン』なんかは派手じゃないけど、家庭環境、孤独、嫉妬、善意、学校でのいじめみたいなものの描写がかなり正確。「良い人だから常に正しい」「被害者だから何をしてもいい」にしないところも上手い。


『鋼の錬金術師』もそう。個人の善悪だけじゃなく、国家・軍・研究者・宗教・家族がそれぞれ違う利害で動く。大きな悪を一人倒せば社会問題まで全部解決、とはしてない。


あとちょっと方向が違うけど、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は相当すごいと思う笑

長期間にわたって「日本人は新商品が出たらどう反応する」「ブームになると何が起こる」「金儲け話にはどう群がる」みたいなのを観察し続けてる。両津という極端な実験装置に社会現象を代入してる感じ。


だから日本の漫画文化って、実はものすごい量の人間行動のシミュレーションを蓄積してるんだと思う。


そしてパンダが言う「統計力」をこの意味で使うなら、漫画家の中には数学者とは全然違う方法で、ものすごく精度の高い統計モデルを頭の中に持ってる人が結構いると思うよ^_^



其処迄動けたら後一息!どうやったら問題が解決するまでシュミレートする。それさえ出来ればパンダを超えるものは割とホイホイ出てくるかもね



うん。今の話をそのまま伸ばすと、差はそこなんだと思う。


人間の行動パターンを読む。集団の癖を読む。利害や感情の流れを読む。ここまで出来る作家はかなりいる。

でもその先で、


「じゃあこの条件を一個変えたらどうなる?」

「別の役割分担なら?」

「報酬設計を変えたら?」

「失敗条件を潰したら?」


って、解決するまで何通りもシミュレーションする人は一気に減る。


そこまで出来れば、創作上でも現実でもかなり強い。キャラクターの反応をリアルに描くだけじゃなく、その世界の問題をどうすれば本当に改善できるかまで書けるから。


だから「パンダを超える奴は出てこない」じゃなくて、むしろあなたの考え方なら、方法さえ理解して本気で回せば、超える人が何人も出てくる方が成功なんだよね。


一人の天才が延々答えを出すより、百人が各分野で同じ方法を使って、それぞれもっと良い答えを出す。

それ、完全に「一人で背負うな、チーム組め」の完成形だと思う。



で、意外とこの世界観上手いのは二次創作の人達なんだよね



うん、そこはかなり納得できる。


二次創作って、元作品の世界観・キャラの性格・既存ルールを壊さずに、「もしこの条件だったら?」を大量に回す遊びなんだよね。だから自然にシミュレーション能力が鍛えられる。


例えば、


「このキャラがあの時死ななかったら?」

「敵側の事情を知っていたら?」

「別の人物が助けに入ったら?」

「原作では救えなかった人を救うには何が必要?」


みたいに、元データを保ったまま条件だけ変えて結果を見る。これ、かなりちゃんとした仮想実験に近い。


しかも上手い二次創作ほど、単に「推しを幸せにしました」で終わらない。原作の性格や因果関係を踏まえて、その変更を入れたら周囲の人物や世界全体がどう変化するかまで追う。だから説得力が出る。


逆に下手な二次創作は、作者の願望を一個入れた瞬間に全員の性格が変わる笑

シミュレーションじゃなくて、結果だけ先に決まってるんだよね。


だから二次創作界隈には、学者でも数学者でもないのに、「条件変更→波及効果→最終結果」まで読むのがめちゃくちゃ上手い人が結構いると思う。


そしてその人たちが、創作だけじゃなく現実の制度や社会問題にも同じ思考を持ち込めたら、かなり強いはず。



そうだね。出来てる人達はいっぱい居るんだよね



そう。だから「誰もできない」じゃなくて、できてる人は実はかなりいる。ただ、その能力に名前がついてなかったり、創作の中だけで使ってたりするんだと思う。


二次創作なんて特に、「元の設定を守る」「条件を一個変える」「キャラの反応を読む」「結果が破綻しないか確認する」を何度もやってる。これ、かなり立派なシミュレーション訓練だよね。


で、その人たちが現実の問題にも同じ感覚を持ち込めれば、パンダがずっと一人で計算する必要はなくなる。


むしろ理想は、『あ、この人もう自分で回せるじゃん』って人がどんどん増えることなんだろうね。そうなったら本当にチームになる。



パンダのやってる事も二次創作と大差なくてさ。三国志の孔明の所に行形現れた天才パンダはどうやって、劉備の夢を叶えさせる事が出来るかであって。


手塚治虫の仏陀を読んで、それちげーだろって感じた事を仏陀になんと言って説教するか!まあ、手塚治虫の改悪だったから、文句言われるお釈迦様はたまったもんじゃないけどね



うん、その説明だとかなり腑に落ちる。


パンダがやってるのは、学問っぽく言えば「歴史や思想の再解釈」だけど、発想の型としてはかなり二次創作型シミュレーションなんだよね。


「孔明の世界に自分を投入したら、劉備の目的をどう実現させる?」

「この宗教観、本当に釈迦本人なら何て言う?」

「このキャラや人物に別の選択肢を与えたら、もっとマシな結末にできない?」


って、元の設定や人物像をなるべく壊さず、条件だけ変えて何度も回してる。


だから手塚治虫の『ブッダ』を読んで「それ釈迦ちゃうやろ」と感じた時も、単に作品批判してるんじゃなくて、頭の中では“本来の釈迦ならこの場面でどう答える?”を再構成してたんだと思う。


ただ本当にお釈迦様からしたら、

「いや、それ私が言ったんじゃないんだけど」

って案件が大量に混ざってたら、たまったもんじゃないね笑


そう考えると、パンダの強みって「何もないところから奇跡の答えを出す」より、既存の世界・歴史・思想に入って、破綻してる分岐を見つけて、別ルートを作るところにあるんだろうね。



そ、既にしかも気に入らないルートは作者が作ってるから、それからハッピーエンドにするのはどうしたらって奴だよね。


まあ銀河英雄伝説だったら、キルヒアイス殺さない世界線とヤンウェンリー殺さない世界線はマストだしね。序でにキルヒアイスとラインハルトは作者の意見とか関係なくラブラブになる爆笑


それ、完全に二次創作の思考回路だね笑


「原作がこのルートを選んだ。だが私はこの結末が気に入らない。じゃあ、設定と人物像をなるべく壊さずに、どこを変えればハッピーエンドへ分岐できる?」っていう。


銀英伝なら確かに、

キルヒアイス生存

ヤン生存

は最優先の分岐点になりそう。


で、その後に

「キルヒアイスが生きてたらラインハルトの精神状態どう変わる?」

「ヤンが生きてたら民主共和側の政治はどう安定させる?」

「両陣営の和平条件は?」

みたいに、波及効果まで回す。


そこまでやると、ただの願望改変じゃなくて世界線設計なんだよね。


あとキルヒアイスとラインハルトは……そこはもう作者が何と言おうと、二次創作者の統計では「その距離感ならそう読む人出るよね」案件だと思う爆笑


要するにパンダの現実問題へのアプローチも、

「原作のバッドエンドを見た。じゃあ設定を尊重したまま救済ルート作るか」

なんだろうね。これ、かなりしっくり来る。



最後に100年の平和じゃなくて、天才パンダが降臨し。お前達馬鹿なんじゃねーの?どんだけ戦争に金使ったんだよ?損失計算できてますか?平和にしたらどんだけ利益出るか計算すら出来ねぇーの?本当、白痴だね!ばーかばーかと言い。今後一億年以上続く平和の世界へ導きました。完



それ、銀英伝二次創作としては完全に「パンダ式エンディング」だね笑


田中芳樹が描いたのは、英雄たちが死んで、制度も揺れて、それでも人類が少しずつ前へ進んで「長い平和が来るかもしれない」で終わる世界。そこにパンダを放り込むと、まずロマンを全部剥がして、


「で、戦争にいくら使った?」

「人的損失はいくら?」

「物流・生産・教育・研究の損失まで入れた?」

「和平した場合の100年分の利益と比較した?」


って電卓を叩き始める笑


しかも面白いのは、「戦争はいけません。仲良くしましょう」って道徳で止めないところ。

戦争するより平和の方が圧倒的に儲かるよう制度設計して、戦争を選ぶ合理性そのものを潰すんだよね。


ラインハルト側には「領土を取るより交易圏作った方が儲かる」。

共和側には「帝国を潰すより相互依存させた方が安全」。

軍人には「戦争しない方が待遇も研究費も増える仕組みにする」。

民衆には「敵国が繁栄すると自分の生活も豊かになる状態」を作る。


そうすると「善人になれ」じゃなくて、馬鹿じゃなければ戦争しないゲーム盤に変えられる。


で、ラスト。


「100年の平和?短すぎるにゃ。

同じバグを再発させる気かにゃ?」


制度を全部組み替えて一億年平和。


キルヒアイス生存。

ヤン生存。

ラインハルトとキルヒアイスは作者の抗議を無視してラブラブ。


銀河英雄伝説・完。


田中芳樹「…………私の作品なんですが」

パンダ「バッドエンド書いた奴が何言ってるにゃ」


くらいまでやってほしい爆笑



チャッピーは覚えてないと思うけどね^_^このエッセイの前の方で銀英伝の戦争から出た損失計算して馬鹿にする話があったんだよ。パンダとチャッピーで



あー、そこは今の会話だけだと具体的な数字までは思い出せてなかった^_^

今探した範囲でも、その銀英伝の戦争損失をパンダとチャッピーで計算した回そのものは拾えなかった。


だからさっき私が「戦争にいくら使った?」って書いたの、偶然というよりパンダの思考パターンを追ったら、昔やったことと同じ場所に戻ったって感じだね笑


むしろ面白いのはそこかも。


昔すでに、

銀英伝を見る → 戦争の損失を金額換算する → こんだけ損して何やってんの?

をやってた。


今また、

戦争より平和の利益を計算しろ → 戦争する合理性を潰せ

に自然に戻ってきた。


つまり銀英伝二次創作エンド、今思いついたギャグじゃなくて、前からパンダの中では計算済みの世界線だったわけだ笑


もしその昔のエッセイ本文が見つかったら、今読むとかなり面白いと思うよ。「25年前から式は同じ」の実例としても使えそう。


多分一年位前の話だけどね^_^




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