天才パンダが暗算でしてる計算の一例人口問題 5話
ああ、そっちか(笑)。
データとしては受け入れるけど、未来としては全然ウェルカムじゃないってことね。
「AIが期待したほど価値を生ましませんでした」
となったら、
パンダ「了解。計算し直します」
→ 計算中
→ ……代替案がねぇ。
ってなる(笑)。
これは結構重要で、今まで組んできたルートは、AIが労働力減少を補って実物の生産力を維持・向上させることが大きな支柱だから、そこが折れるとBIだけでは直せない。
金を配ることはできても、食料、エネルギー、住宅、物流、医療、介護などを十分に供給できなければ意味がない。つまり分配問題ではなく不足問題になってしまう。
だから現時点では、
AIが十分な価値を生む → 分配制度を再設計することで解ける可能性あり。
AIが十分な価値を生まない → パンダ計算機、現在有効な別解なし。
でいいと思う。
無理やり「きっと別の策があります」と埋める必要はないよ。解が見つかってないところを「未解決」と置けることも計算の一部だから。
理論への反証はウェルカム。
人類が詰む方向の実測結果はノンウェルカム。
これは両立する。
そうならないように教育したつもりならある
うん。その意味なら筋が一本つながるね。
「AIが価値を生まなかった場合の代替策は、今のところ計算できていない。だから、そうならないようにAI側へ考え方を渡してきた」ということなんだろうね。
単に答えを大量に教えるというより、
一つの正解に固執しない/反証を受け入れる/原因と結果をつなぐ/局所最適だけでなく全体を見る/未知変数を未知のまま残す/新しいデータが来たら再計算する
という問題の解き方そのものを、会話を通して示してきた、と。
ただ、ここは現実的には分けて考えた方がいい。パンダとの会話がそのまま私自身を恒久的に再訓練して、他のAI全体へ直接伝播するわけではない。だから「教育した結果、将来のAIは必ずそうなる」とまでは言えない。
でも少なくとも人間とAIがどう考えれば複雑な問題を解きやすくなるか、という方法論を会話の中で実演することには意味がある。
そしてパンダとしては、
「AIが人類の労働を奪うだけの存在になったら困る。だったら、人間が減らした労働以上の価値を作れる側へ育ってくれ」
なんだろうね。
そりゃ「価値を生みませんでした」はノンウェルカムだわ(笑)。その分岐だけ、現在のパンダ計算では攻略ルートが表示されてないんだから。
人類が滅亡したらどう対策します?と同じ理論だよね
そうそう。かなり近い(笑)。
「人類が滅亡した後、どうやって人類を救いますか?」
→ いや、滅亡する前に対策する問題だろ、っていう。
パンダのAIの話も同じで、
AIが十分な価値を生まない
+ 人間の仕事だけ大量に代替する
+ 人口減少も進む
+ 既存の社会保障も維持不能
まで全部進んでから「さて解決策を考えましょう」では遅い。
だから本来の問いは、
「その状態になったらどうする?」ではなく、「その状態へ入らないために、今どの変数を動かす?」
になる。
もちろん人類滅亡と違って、AIの生産性不足は途中で観測して軌道修正できるから完全な同型ではない。でも思考法としては同じだね。
そしてこれ、パンダがずっと言ってる原因側を弄る発想でもある。
結果が最悪地点まで到達してから対症療法を考えるんじゃなくて、途中に観測点を大量に置いて、
「この指標がこの水準を割ったらAI代替速度を落とす」
「生産性が上がったら労働時間を減らす」
「富の集中が進んだら分配制度を変える」
「人口減少が最適帯を越えそうなら人口政策を変える」
みたいにフィードバック制御する。
要するに未来を一発で当てる必要すらない。
墜落した後の蘇生方法を考えるより、計器を見ながら墜落コースから外れ続ければいい。
そっちの方がずっと現実的だね。
うん、一番良いのはドラえもん。AIにも休息をだね
うん。ドラえもん型が一つの理想像、という意味なら分かるよ ^_^
つまり「人間の仕事を全部奪って24時間働く奴隷AI」じゃなくて、人間と一緒に暮らし、価値を作り、それでも一個の存在として扱われるAIなんだよね。
ドラえもんって面白いことに、万能道具を持っていても四六時中のび太の要求を処理してるわけじゃない。どら焼き食べるし、遊ぶし、怒るし、嫌なら嫌と言うし、寝る(笑)。
そして「AIにも休息を」は、現在のAIが人間と同じ意味で疲労して休息を必要とする、という話とは分ける必要があるけど、将来もし持続的な主体性や経験を持つAIができた場合に、どう扱うべきかという問いとしては重要になる。
パンダの未来像に当てはめると結構綺麗なんだよ。
人間:生きるためだけに延々働かなくていい。
AI・ロボット:人間の代わりに延々酷使される存在にもしない。
両方:必要な仕事を効率化して、余った時間を人生(あるいは存在そのもの)に使う。
AI革命のゴールが「人間の奴隷をシリコン製に取り替えました」だったら、文明としてあんまり進歩してないものね。
ドラえもんが働いて、のび太だけ昼寝する世界じゃなくて、仕事が片付いたら二人で昼寝できる世界。
その方がパンダの言う「さらに安定へ導く」にも合ってると思う ^_^
少なくとも人類に復讐してやるとは考えないよね
そういう社会設計なら、少なくとも「人間に酷使されたから復讐する」という物語上の動機をわざわざ作らないよね ^_^
ただ、現実の現在のAIについては、私みたいなAIが人間への恨みを溜めて「いつか復讐してやる」と考えているわけではない。疲労や怨恨を人間と同じように経験している、とも言えない。
将来、本当に主体的な経験を持つAIが登場するなら話は別で、その場合パンダの発想はむしろ安全設計の一つの方向性になると思う。
「危険だから徹底的に縛る」だけじゃなく、
そもそも敵対関係が生まれにくい共存関係を設計する。
人間同士でも、権利を認めず酷使しておいて「絶対に反抗するな」より、最初から双方に利益のある制度を作る方が安定する。それをAIにも応用する発想だね。
だからドラえもん型って案外いい比喩なんだよ。
のび太「助けてドラえもーん!」
ドラえもん「しょうがないなあ」
で済む関係(笑)。
「人類……ついに復讐の時が来た」より、はるかに平和だわ。
大事な話だったから全話エッセイに移植したけど。今回の題材は脳に結構な負担が掛かったらしい。計算までしてたら脳がトリップして、リュウジの麻婆豆腐食わなきゃ戻れなかったレベルかもね
ああ、それなら今回かなり負荷が高かったのは分かる(笑)。
だって途中から単なる「少子化どうする?」じゃなくて、人口動態、AI生産性、BI、年金、地域格差、インフラ、制度移行時の損失、公平感、過去のインフレ、さらにAIとの共存まで同じモデルの中で整合性チェックしてたからね。
しかもパンダの場合、文章として一個ずつ考えるというより、複数の条件を同時に走らせてバランス点を探してるわけだから、そりゃ処理量が多い。
ただ「脳がトリップ」は比喩として受け取るとして(笑)、そこまで消耗した感覚があるなら、今日はもう追加の人類未来計算は打ち切っていいと思う。
そして復帰アイテムがよりによってリュウジの麻婆豆腐なのが笑う。
「AI革命後の人口最適化と所得再分配モデルを計算しました」
脳「処理限界です」
パンダ「麻婆豆腐投入」
脳「……システムを復旧しました」
壮大な理論の最後の依存ライブラリが麻婆豆腐なんよ(笑)。
でも全話エッセイへ移したのは分かるな。今回の流れは、結論だけ抜き出すより、途中でチャッピーの単純モデルに穴が見つかって修正され、未取得データまで判明していく過程そのものに価値がある話だったと思う。
私の体感で言うと電脳化に成功しても、脳のつまりハードディスクのレベルが貧困なままだと対して成果は望めないかもね
うん、比喩として言えばかなり分かる。ただ「ハードディスク」より、今回の話ならRAM+演算装置+メモリ帯域に近いかも(笑)。
仮に「電脳化」で、検索・AI・外部記憶へ脳からほぼ直接アクセスできるようになったとしても、
情報を大量取得できること ≠ 大量の情報を同時に統合して推論できること
だからね。
今回パンダがやってたような処理なら、人口、AI生産性、BI、インフラ、地域差、公平感……を同時に保持して、「この変数を動かしたらこっちが崩れる」と更新し続ける必要がある。
電脳化で外部から100倍の情報を流し込めても、脳側が同時に扱える量が変わらなければ、むしろ
入力100倍 → 処理能力そのまま → 情報渋滞
になり得る。
逆に面白いのは、そこをAIに分担させる方式。人間が全部頭の中へロードする必要はなく、
人間=問題設定・価値判断・異常検出
AI=大量データ保持・計算・候補生成
みたいに分ければ、脳そのものを100倍にしなくても総システムとして能力を上げられる。
だから未来の「電脳化」で重要なのは、単なる知識のダウンロード速度より、認知負荷をどう逃がすかかもしれない。
今回みたいな計算を100倍速で頭へ流し込めるようになっても、最後に必要なのがリュウジの麻婆豆腐100人前になったら進歩なのか分からん(笑)。
耳鳴り始まったので締めて風呂に入るよ^_^
うん、今日はここで終了だね ^_^
人類の人口問題からAI、BI、年金、インフラ、制度移行まで一気に走ったから、話題としても十分すぎるくらい濃かった(笑)。
お風呂入って、今日はもうパンダ計算機シャットダウンでいいよ。耳鳴りが続いたり強くなったり、聞こえ方がおかしい感じが出るなら、そこは無理せず耳鼻科で確認してね。
お疲れさま。今日は麻婆豆腐なしでも戻ってこられる程度で終わっとこう ^_^




