私の作品の作り方(初級編・人物の置き方)
こんにちは。
季節が春から梅雨時期、そして夏に変わりつつありますね。
こういうとき、コラージュ作品も季節をイメージしたりすると、あー凄いなぁー。と思っていたりします。
ところで、コラージュとは…。
そもそも、日本でのコラージュはその名前を聞く身近なものとしては心療治療のひとつで、大体A3程度の白紙に雑誌などから好きな写真などを切り抜いて作品を作り台紙に張り付け、その患者さんの心境などを吐露させることなどに使う。その前は箱庭療法と言って、ジオラマの中に好きなように建物や家具、動物などを並べていくなんて療法から発展したものです。
こんな能書きはよくて、最近はコラージュといえば療法と同様に自らの自己表現の手法として趣味として手帳などにフレークシールを用いて作られる方も多いですね。
私もそんな一人です。
ですが、なかなかどうして、どう作ればいいのかわからないという質問も多いので、YouTubeなどにも先輩方がいろいろな方が参考動画をあげていらっしゃいますが、私もこれまでの作品を使いながら、こんな感じで作っている…というのをご紹介していきます。(部材不足で少し買い出しをするまでのつなぎ企画です)
ただひとつお約束があります。大原則として、もともと日本では治療側からスタートしてもいるものですから、コラージュ作品に誰かの作品と比べて上手下手は考えるのやめましょう。他の方のを見て、素敵!と思うのは構いませんけれど、ご自身が楽しければそれでいいので、この大原則を忘れないでくださいね。競争とか思ってしまうと苦しくなってしまいますからね。
まず、用意するものとしては、
◯メイン素材→私の作品ではほぼ人物になっています。もちろん物でも構いません。
◯サブ素材→小物類が多いですね。ただ、1作品に人物が二人以上入る場合は片方がサブ素材になることも少なくないです。
◯背景など→イラストペーパーや文字入りシールなど。あとはマスキングテープなどもここに入ります。
今でも原則この3種類に分類して作っています。
今回はこれから主に人物の配置について、3つの過去の作品を用いて説明していきますね。
①
②
③
この①の作品では、女の子がメイン、鍵や星がサブ素材、背景と、初めて作った作品からこの原則に則っています。これ以外にもいろいろな作り方やメッセージカードなどの変わり種を素材にしたものもありましたけれど、基本は変わりません。
この3種類を用意したら、まず主役の子を見ながら、どんなイメージにしようかと考えます。逆に季節から手持ちでこんな感じの子がいないかなと探すこともあります。
次は配置ですね。
あくまで私の場合ですが、
・真ん中置き
・並列置き(縦/横並べ)
・対角置き(人、または物を対角線に並べてバランスをとる)
この3種類が多いでしょうか。
①は女の子が一人しかいませんから真ん中置き。②は私の中では並列置きに分類しています。③は代表的な対角置きの例です。
大体何となく分かりますか?
②を並列としたのは、この作品、帽子をかぶった女の子がメインなんです。ただその子の立ち位置なんですけれど、この子は右を向いています。そのため全体としては左側に配置。そのままでは左側に重みがついてしまいますから、花輪を作っている子を加えてバランスをとりました。また、一番右上のお家の壁、これも目立つ素材となりますので、対角置きにもなりますが、今回は主に人物を例にしていますので、人物としては横並列に並べた形として扱います。
③は左下の子がやはり主役ですが、この子は後ろ向きですよね。そこで正面を向いた子を右上に持ってきて、バランスをとっています。
どうでしょう。いろいろな作品を作ってきていますけれど、人物の置き方はこの3種類でほぼ集約されてしまうんです。
あとはその他の素材を使って作っていきます。
その時に注意したいのは、主素材を貼る順番です。
慣れてくると、だんだん主役の周りにも飾りをつけたくなります。
その時に、順番を間違えると最悪のケースでは全部作り直しになってしまいます。その点デジタル作画ではパーツごとにレイヤーを重ねていけるので、その点は楽なのですけれど、アナログではそうは行きません。最後は一発勝負です。
なので、何度も頭の中で出来上がりのイメージを作っておいて、どの順番で作っていくかを考えていく必要があるのですけれど、それは次回以降にしたいと思います。
まずは、文房具屋さん、100均でも十分に主役になる素材がたくさん売っています。
こんなので作れるかなぁ…という漠然としたものでも構わないので、見つけてみてくださいね。
私も最初は100均の材料ですべて作っていました。その方が失敗したときの心理的ダメージが少ないことと、100均なのだから気軽に始められるというハードルの低さです。今でもサブ素材は100均多いですよ?
繰り返しですが、コラージュには正解はありません。ご自身が楽しいと思って作ることが一番大事なんです。部材探しもその一環と捉えてコーナーをみてみると意外なものが売っている…なんてこともありますよ。
それでは今回はこの辺で失礼しますね。




