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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

スペルマ大王はかく語りき!!!

作者:立花 優
 この物語は、今から、数年後の話である。

 その年、日本一と言われるZ大学で、何とそれまで世界でも上位を誇っていた、スーパーコンピュータの「富岳」の、一万倍を超える演算処理能力を持つ、スーパーコンピュータ「エベレスト」が、Z大学の若き教授たった一人の発案によって発明された。

 問題は、これが元になって、この若き教授が、このスパコンに対応するような、最新型のAIも開発し、やがて、自分の助手である美人女子大学院生と、合体して、その体内に放出されたスペルマ(精子)同士の戦いを、モニター用の液晶テレビとスピーカーで、その精子等の戦いをアバター化された画面で見ると言う、奇々怪々な、話なのである。

 そのスペルマの中に君臨する、スペルマ大王と呼ばれる大きな精子に、生まれたばかりの精子Aが、その一番弟子となり、やがて、謎の洞窟(つまり、美人女子大学院生の体中)の中での精子同士の激烈な戦いが起きる。と言う、超オカルト的な話なのだ。

 で、相手の中でも特筆すべきは、約一千万匹以上の精子の軍団を率いるスペルマ総統なのだ。

 そこで、スペルマ大王は、ニーチェの有名な著作『ツァラトゥストラはかく語りき』の如く、ありとあらゆる知識を、精子Aに授けるのだが、果たしてこの異常な戦いは、これから一体、どのような粗筋を辿っていくのであろう……。

 だが、そもそもである。

 大脳などの組織も無い、微生物に、このような高度な知識があるのであろうか?

 これに関しては、先ほどのスパコンを発明した、Z大学の若き教授は、熱烈なオカルト信者でもあり、それが「生きている物」である限り、「共通的無意識」にて、「人間の心」や、「宇宙意識」まで繋がっていると言う妄想的考えを、熱烈に信じているのだ。

 果たして、この物語の、結末は如何に!!!

 と言って、実は、この小説、「SF」や「変態的小説」の名を借りた、完全な「推理小説」なのだ。それは、この物語の最後のほうで暴露される。なお、途中で、この小説の「トリック」に気付かれる方も、おいでになるでしょうけども。

 それは、読者の方の、読み方次第にかかって来るのです!!!


 ※なお、医学的には、スペルマ(精液)の中に、数億の精子がいるのであるが、この物語では、読み易くする為に、スペルマと精子は、ほぼ、同意義で使っている事を、ご了承下さい。
第1章 超天才
2023/05/10 09:44
第2章 スペルマ大王
2023/05/10 12:19
第6章 パターン:赤
2023/05/11 08:59
第10章 黄金の美少女
2023/05/11 18:32
最終章 どうする美桜
2023/05/11 18:37
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