後宮の月下美人〜容姿の美醜など、皇帝陛下の内面にある魅力の前では些細なことでございます。〜
リーファは、自ら望んで後宮に輿入れした。
かつて自身が命を救われた稀代の賢帝に、心を奪われていたから。
しかし後宮に彼の方は来ない。
醜姿の皇帝と呼ばれ、影で嘲笑されていることを……後宮の美女たちが抱かれたくないと思っていることを、おそらくは察しているから。
だからリーファは、後宮に来た。
貴方を慕う者はここにいるのだと、毎日文を送り続ける。
正妃にはなれずとも、あの優しい皇帝の愛妾くらいにはなれると信じて。
そして後宮の美女たちへ、彼の内面の魅力を伝えるのだ。
かつて自身が命を救われた稀代の賢帝に、心を奪われていたから。
しかし後宮に彼の方は来ない。
醜姿の皇帝と呼ばれ、影で嘲笑されていることを……後宮の美女たちが抱かれたくないと思っていることを、おそらくは察しているから。
だからリーファは、後宮に来た。
貴方を慕う者はここにいるのだと、毎日文を送り続ける。
正妃にはなれずとも、あの優しい皇帝の愛妾くらいにはなれると信じて。
そして後宮の美女たちへ、彼の内面の魅力を伝えるのだ。
陛下に文をしたためましょう。
2021/01/10 00:00
(改)
陛下の心を、貴女はご存知ですか?
2021/01/10 16:49
(改)
陛下と、お茶の時間。
2021/01/11 21:58
陛下と、卓上遊戯を楽しみます。
2021/01/19 07:00
(改)
陛下と、心、通わせて。
2021/01/20 07:00
(改)
陛下と姫と、琴の時間。
2021/01/22 22:08
(改)
陛下と、詩の時間。
2021/01/24 15:27
陛下と、姫の時間。
2021/01/27 11:56
(改)
陛下と、皆の願いと、最期の時を、永遠に。
2021/01/30 22:10
(改)