表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/10

②活かされている

彼女の家に、初めてきた。


新鮮だった。


キラキラしていた。


少し目をパチパチさせてしまった。


ほぼ、ピンクだったから。


どこを見ても、ピンクピンクピンク。


カーテンもピンク。


テーブルもピンク。


寝具もすべてがピンク。


絨毯は濃いピンク。


普段から、ピンクを身に付けているなら、驚かない。


でも、普段が色なしの人だから。


服装やカバン。


カバンの中身まで、統一して白黒の人だから。


余計にびっくりした。


なんで、自宅外では色を持たないのか、疑問だ。




誕生日プレゼントでやらかした。


ピンク好きだと、知らずに黒いものをプレゼントしていた。


しかも、筋トレにハマっていると、友達に聞いた。


だから、ダンベルをプレゼントした。


その情報は、間違いだったみたいだ。


筋肉女子の部屋らしきものは、何もない。


デスクみたいな場所に、僕が誕生日にあげたものがあった。


黒いダンベルだ。


書類の上に置かれていた。


書類は白だから、なんとか映えている。


僕のプレゼントは、活かされていた。




来る前に、ペットボトルの飲み物を箱で頼まれた。


だから、買ってきた。


ほぼ、パシリだ。


でも、役に立てたからいい。



「ごめんね。玄関で力尽きたら、ペットボトルのお茶、玄関に置いたままだ。あとで、動かすからね」


「いいよ。私が今動かしちゃうよ」


「2リットル入が6本もあるんだよ」


彼女は、涼しい顔で持っていた。


すんなり、移動していた。


「そんな、力あったっけ?」


「毎日、ペーパーウエイト代わりのダンベル、持ち上げてるからかな?」


黒いダンベルは様々な面で、活かされているみたいだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ