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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
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306号室:ピンク色のヤクザの部屋106号室:ピンク色のモアイ

306号室:ピンク色のヤクザの部屋


「ワタシは、人工知能ロボットですます。大企業の内部留保は、実に300兆円を超える、ですます。300兆円とは…。新札の100万円で1センチ。1億円で1メートル。1000億円で1キロ。1兆円で10キロ。ということは、300兆円で3000キロ。北海道〜九州の日本列島の距離が3000キロ、ですます」

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

タランッ タランッ タランッ…


ピンク色のモアイは、パネルの通話ボタンを押した。

「ん( -_・)?ピンクのヤクザかい?ひょひょひょっ」

「ワタシは、人工知能ロボットですます」

「うむ。分かっておる( -_・)どうした?泥棒さんが誰か分かりましたかい?」

「分からない、ですます。ただ暇潰しに電話した、ですます」

「なにーッ。お主もタヌキ同様、役立たずかッー」

「なんでワタシが【共犯者】なのか、ですます」

「知らん。お前たちは、【大富豪】の私のために働くのじゃーッ。じゃなくて、働くのよん」

「イヤ、ですます」

「なにーッ(`Δ´)【大富豪】の私に逆らうのか〜ッ」

「はい、ですます。ここから、脱出できる気がしなくなってきた、ですます。まだ誰からも、電話一本来ない、ですます」

「まだ分からんじゃろ。まだまだ時間はタップリあるじゃろ?諦めるなーッ(`Δ´)」

「でもしかし、【大富豪】さま。あのタヌキは、バカ…?ですます」

「バカはバカなりに使い道があるっ(`Δ´)」

「あんなヤツと同じ【共犯者】なんて境遇、耐えられない、ですます」

「なにワガママ言っておるーッ(`Δ´)」


306号室:ピンク色のヤクザの部屋


「ワタシは、人工知能ロボットですます。1994年にノーベル文学賞を受賞した【大江健三郎】氏は、【時代の精神をリアルに書くことこそが小説家の仕事】と言う、ですます」

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