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設定資料かつ自創作語り、な最終回

「裏道」


主人公・美田(みた)修(おさむ)

 薔薇と同学年なので、たぶん学年の何処かにいます

 同じクラスかとかは決めていません

 旧市街出身者の中では、異常体験少なめに育ったようで、今回ちょっと危なかったですね



裏道の怪異

 なんなんでしょうね?(あっけらかん)

 ただ、「彼」…っていうか、浮草が迷子になったと照れながら走り出てきたので、裏世界とか異次元とかに繋がってるんでしょうけど、そんなものはそ(・)こ(・)ら(・)じ(・)ゅ(・)う(・)に(・)あ(・)る(・)ので、なんらかの意思を持つナニカもいるのかもしれません




「紅茶」


主人公・熊谷(くまがい)咲良(さくら)

 もう二度と出てこないかもしれないので、盛大にネタバレしますが半吸血鬼(ダンピール)です

 珍しく両親合意のもと生まれましたが、人間の母親が殺害されたため、吸血鬼の父親は我が子の安全を守るために逃げてきましたーー深緋市(こきひし)から。

 心優しいお父さんは、ツテを辿って、“駐在所”のナイトシフト専任で働いています

 「瑠璃」の主人公の同僚さんで、“寮”住まい。もちろん咲良も寮に住まわせてもらっています



店名と店長一族

 基本無害です

 有害なのは、主に薔薇に消されるからです

 なので、店長一族こと、あの一柱であらせられる“この方々”は、阿惜夜市で勝手に勃発する事件を特等席で鑑賞するために住んでいます

 新旧の街で店を開いているのも、うわさ話を聞き逃さないためです

 意味がわからない方は、どうかそのままで。這い寄られたくないでしょう?




「おみくじ」


主人公・巻田(まきた)裕一(ゆういち)

 本来のスペックは、中の上ぐらいの優秀人材でしたが、新卒ガチャで最悪のゴミクズクソカスウンチ企業を引いてしまい、病を得てしまいました。

 ですが、弱き善には、生きてさえいれば救(・)い(・)の(・)手(・)が(・)伸(・)び(・)て(・)く(・)る(・)のが、神秘のまち・旧市街です



仙桜神社

 おみくじについては、作中どおり

 神社そのものや神様も、本編「防人さんちの異常な日常」に出てくる可能性は充分あります

 たぶん、困ってしまって鶺鴒に助けを求めてくるんじゃないかと

 この神様の成り立ちは、物凄く血腥い因習村系なのですが、ご本神(ほんにん)は、たいへん心優しく、ヒューマンとの接し方やヒューマンの心を理解しているので、発狂したりしません。とても安全な神様です。本当です

 ラストのあれについてですが、胸を痛めた仙桜神社の神様が、知り合いの神々や大妖に「こんなことがあってね…」と話した結果、人外ネットワークで多くの被害者がいることが判明し、血気盛んな妖や地獄関係者が「神罰くだしちゃおうぜ!」「許可します!まあ地獄行きは変わりませんが!」「イェーイ!焼けーっ!」ってなって、被害者たちが流した血と涙でしか消せない炎が放たれました

 因果応報の神罰なので、「現し世の理」も「あっちの理」にも抵触せず、霊感のある人が見れば仕事にしているプロでなくとも「神様が怒ってる」と「わかる」ので、ゴミクズクソカスウンチ企業の生存者が助けを求めても誰も助けてはくれず、神罰は続行中、火事で死んだ人は既に地獄にいるし、生きてる者も今後散々苦しんだ後、地獄行きです

やったね!




「煙」


主人公・小竹(おだけ)洋介(ようすけ)

 時系列的に、「防人さんち〜」の始まる少し前、薔薇が中学生時代のいつかです

 というわけで、彼も春星高校の一年生として、どこかにいるでしょう

 旧市街出身者のなかでは、わりと怪異や異常に遭遇しやすい運命なようで、本人は普通の人ですが、わりと慣れています

 慣れているだけに、危険察知能力が高く、逃げる判断が早いので、巻き込まれても生き残れるでしょう



煙

 人をダメにしてしまう、空にいるナニカです

 あとがきでも触れましたが、山で煙を見せる=山火事や救難信号と誤認させようとしている、のでわりと悪辣な存在です




「移動遊園地」


主人公・新井(あらい)碧羅(へきら)

 設定としてのみ存在していた、旧市街で働くベアドッグのハンドラーさん

 アメリカでも同じ仕事をしていたプロで、色々あって日本に戻ってきた、肝が座ってるのでたぶん悲劇的な何かに見舞われた人、というフワッとした設定に肉付けしました

 削除したアメリカパートは、フツーに凄惨なヒトコワすぎる上、罪のない両親と犬と猫が命を落とすエグすぎストーリーになったので、カッ消しました

 あ、犯人は警官隊と銃撃戦になって死亡、まっすぐ地獄に落ちましたので、ご心配なく!



移動遊園地

 不定期に訪れる、群体の“客神(まろうとがみ)”、“来訪神(らいほうしん)”のようなものです

 複数のヒューマンが好きな人外や元人間で構成されており、一夜の素敵な時間をくれる上位存在です

 ただし、純粋な善じゃないと思います

 作中での「支払い」は、簡単に言えば「人のトラウマ」「人の不幸」だからです

 しかも、それを取り払うわけではなく、自分の足で立って立ち向かう生命力を持つものを招きますーーこれからも、頑張って生きてもらうためです

 善行にみえますが、どうなんでしょうか?

 おそらく起源は「人間観察をして楽しんでいた超常存在」が、人間への理解を深めるうちに、このようなカタチに偶然落ち着いただけです。あくまでも人外の「人間が好き」のカタチであり、人外目線のキュートアグレッション的な理由で人を癒しています

 ただし、ほぼ無害なのと、たぶん相当強大な存在なので、人間ごときに手出しなどできるはずもなく、自由に「興行」しています

 起源となったナニカに、人間に興味を持つ他の超常存在が加わったり、人間やその他全生命体も加わっていきます

 元から超常の存在は、百鬼夜行やワイルドハント的に自由意志で参加したり離脱したりしますが、元生命体はいざなわれた光り輝く夢の世界から「帰りたくない」と振り返り、「じゃ、いっしょに働く?」って感じで取り込まれます。カジュアル!

 強大な存在になりすぎて有名になり、天国の住人も遊びに来ます。盆踊りみたいなものです。今回は碧羅の家族である両親と犬と猫。悲惨な死に方をすると、呼ばれやすいようで、また今回のように生者と死者とが仄かに巡り会えます

 実は決めゼリフ的なものがあったのですが、妙に語呂が良くて不審に思っていたら元ネタに気づいて、あまりにも恥ずかしかったのでカッ消しました

 私の大好きな漫画「ブラック・ラグーン」のロベルタさんの決めゼリフにそっくりでして…意識的にオマージュしたなら出すんですが、無意識に書いてしまったので、なんか、こう、動揺して……出したあとに指摘されたり、気づいたりしたら羞恥心のあまり爆死してたかもしれません




「瑠璃」


主人公・野辺(のべ)暁一(あきひと)

 “駐在所”シリーズとでも銘打って、スピンオフシリーズとして書きたいくらい無駄に設定だけはあります。「紅茶」のお父さんとか、他にもいろいろいます。いろんな理由で、旧市街に隠れていたり、離れられないヒトたちの住む“寮”があり、“駐在所”の職員として働いています。「煙」のときとか、たぶん出動してます

 野辺暁一くんですが、三十代の後天的な半人半妖(?)で、霧呼山脈で、敵対的なナニカに友人たちと共に殺されかけていたところを、一般通過薔薇により救出されたのですが、まだナニカが諦めていないのか、強引に助けたせいで混(・)ざ(・)っ(・)て(・)し(・)ま(・)っ(・)た(・)のか、霧呼山脈から離れると死んでしまうカラダになってしまいました

 あの黒い筋肉繊維っぽいイバラは、スレンダーマンの背中の触手からイメージを膨らませたのですが、野辺くんは全身から出ます。服も破けないし、攻守に使えますが、薔薇と同じく物理存在なので、今回の「瑠璃」には対処不能でした。ただ退いていたので、グラフィティの描かれた場所を物理破壊すれば追い払えるのかもしれません。本官の領分です。

 イバラっぽくなったのは、自分を助けてくれた薔薇へのリスペクト(名前からトゲ=イバラという連想)によるものです

 元々真面目な性格でしたが、半怪異化してから感情が希薄になっており、オフの時もあんな感じで喋りますが、希少なツッコミでもあります。常識は残ったようです



瑠璃色のグラフィティ、あるいは文字、文様

 理解できたら、発狂するやつです

 浮草は面白がってましたが、それは浮草だからです。ノーカンです。

 薔薇の動物的な危機察知能力に引っかかっている点からも、ガチで敵対的なナニカです

 あちらに敵意があるかはわかりません。理解してはいけません。

 よって、理解できなければ、無害なようです。

 …今のところは。




 企画を利用して、とっても楽しくスピンオフを開催できて、とても満足です!!(晴れやかな笑顔)

 重ね重ね、キーワードをくださった皆様、ありがとうございました


 そして、この回まで目を通してくださった皆様も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!

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