あとがき
読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。
つかさとれんの物語も、これで一区切りです。
最初は文化祭から始まった二人の距離感の物語が、少しずつすれ違いや誤解を経て、最終的にはお互いの気持ちをしっかりと確認するまでに至りました。
恋愛って、ただ甘いだけじゃなく、時には不安や嫉妬、戸惑いが混ざるものだと思います。
二人の小さなハプニングや日常のやり取りは、そんなリアルな気持ちを描きたくて組み込みました。
つかさが少し照れながらも勇気を出す瞬間や、れんが素直に心を見せる瞬間――
どれも日常の中での小さな奇跡のようなものです。
彼らの関係は、もちろん物語の中で完結していますが、読んでくださった皆さんの心の中では、まだまだ続いているはずです。
学校の廊下を歩いたり、放課後に図書室で並んで勉強したりする二人の姿を、どうか自由に想像してください。
物語を通して、私は「小さな日常の中の大切な時間」や「互いを思いやる気持ちの尊さ」を伝えたかったのかもしれません。
すれ違いや誤解があっても、それを乗り越えることで、絆はより強くなる――そんなメッセージも込めています。
最後に、つかさとれんのこれからについて少しだけ。
彼らはまだ高校生。これから先も、互いに支え合いながら、楽しいことや悩むこと、いろいろな経験を重ねていくでしょう。
けれど、そのどれもが彼らを形作る大切な一部であり、読者の皆さんが想像する未来も、また一つの物語として楽しんでいただけたら嬉しいです。
長い物語にお付き合いいただき、ありがとうございました。
この恋愛物語が、少しでも皆さんの心に温かい気持ちや微笑みを残せていたら、それ以上の幸せはありません。
そして、つかさとれんのように、日常の中で小さな幸せを見つけられる毎日が、皆さんに訪れますように。
読んでくれて、本当にありがとう。




