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レコンキスタ 旅立ちの再会  作者: 樹本茂
第二章 アンケリッツ・ミル・エリミタージュ
40/86

40

「待っていたよ……」


女の声が、聞こえてきた。


寒い………………

身体の芯………………

それは、神経の全て………………

脊髄から揺り起こされる悪寒だった。


身体の感覚がない……

浮遊……

している様な、それでいて、気を緩めると深い闇に沈んでいくような感覚が俺を襲っている。


何が……起こっているんだ……

何も見えない……


漆黒の中、浮遊する俺の感覚には、女の声が聞こえて……

また……

深い漆黒の闇へと潜って(ダイブ)……


否、引きづられて行った。


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