前へ目次 次へ 4/86 4 「若…… 先を悲観いたしますな。 このランスウッドとて図体はでかく頑丈に出来ておりますが、いつ矢を受けて天に召されるかなど分かりませぬ。誰も…… 誰にも明日の、そんな事は保証が出来ません。 若……私は精一杯、お役目を全う致します。 本日、この時より、私は若の血肉でございます。 若のお体が弱いのでしたら、私がその分、矢働きをいたしましょう。 ご案じ召されるな。 なるようにしか…… なり申さぬ……」 でかい図体のランスウッドがニヤリとして俺を見ている。