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レコンキスタ 旅立ちの再会  作者: 樹本茂
第一章 旅立ち
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俺は、この力が子供の頃から有った。


それは偶然だった。


崖から落ちそうな子供……

落ちた子供をどうしても止めたいと思った……

強烈に願った……


そうしなければ、その子供は落下して死ぬのだから……


だが、その子供は死ななかった。何故か死ななかった。

何故かは知らないが……


俺が魔法で落下を食い止めたから。


そこから、魔法の研究をした。

古い書物にしかない。


古い時代の人類のみが扱えた魔法……


それから不思議な事が起きまくった。

発現した魔法に魅せられるように、契約者が次々に俺の周囲に現れた。

奴らは人ざらなる存在。


そいつらは一様に俺と契約を求めた。


契約をすれば、新たな魔法を発動する事が出来た。


しかし、その力は有ってはならないのだ。

今の時代にそれは有ってはならない。


どんな力をも超える存在は……

法の下に平等とは言えないから。


自身の能力(ちから)を超えるものの存在を、王は決して認めない……から。


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