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俺は、この力が子供の頃から有った。
それは偶然だった。
崖から落ちそうな子供……
落ちた子供をどうしても止めたいと思った……
強烈に願った……
そうしなければ、その子供は落下して死ぬのだから……
だが、その子供は死ななかった。何故か死ななかった。
何故かは知らないが……
俺が魔法で落下を食い止めたから。
そこから、魔法の研究をした。
古い書物にしかない。
古い時代の人類のみが扱えた魔法……
それから不思議な事が起きまくった。
発現した魔法に魅せられるように、契約者が次々に俺の周囲に現れた。
奴らは人ざらなる存在。
そいつらは一様に俺と契約を求めた。
契約をすれば、新たな魔法を発動する事が出来た。
しかし、その力は有ってはならないのだ。
今の時代にそれは有ってはならない。
どんな力をも超える存在は……
法の下に平等とは言えないから。
自身の能力を超えるものの存在を、王は決して認めない……から。




