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「灰燼に帰せ!!!!!!! |ヘル・レア-タ・エルミタージュ《紅蓮の業火》!!!
俺の身体が刹那青銀色に発光し、遠くで……男の……あいつの断末魔の悲鳴だけ俺の耳に入ってきた。
「そ、そんなバカな……若……一体……」
ランスウッドが俺の上で小刻みに震えあがっている。
「だから、先に謝っただろう……ランスウッド……それよりも、その馬鹿でかい身体をどかしてくれ」
俺が馬鹿でかい男の拘束から解き放たれた時には、既に咎人がそこにいた形跡はわずかばかりに残る粘土質の畑の小路にある黒い煤だけで、
既に、全て、瞬間に消失し霧散していた。
極超高温の青白い炎に巻かれ、構成する肉体は瞬間で蒸発……
昇華した。ということだ。




