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「すまない……
ランスウッド……」
「ご理解いただけて……恐悦……」
「……
地獄の門番……
エルミタージュに告ぐ……
……我との盟約に従い契約を執行せよ……
……地獄の業火……
紅蓮の刃を抜いて---」
俺が低く呟いた………………
俺の上に乗るランスウッドの顔色が真っ青になった……
「そんなバカな!! やめろ!! 若!!」
気が付いたか……
大したもんだ……
流石……
領内一の家臣……
これが……
この世には既に失われて数百年の……
魔法の……
詠唱だと……
理解できたのか……
しかし……ランスウッド……遅いよ……
ランスウッドの馬鹿でかい掌が再び俺の喉元を塞ごうしたその刹那---




