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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第2章
92/130

ジャパニーズスーパーホース


イギリスのクラシックレース2000ギニー!

日本から参戦したサイレンスストーリー以外の上位有力馬は父シーズンスターズのシーサーパー以外の4頭は全てアブソルート産駒だ!


現在現役最強馬と言われているシーバイードと共に何とかアブソルート産駒の最高傑作のシーズンスターズが種牡馬としても善戦しているが、年間に10頭しか種付けしないアブソルートがイギリスのクラシックに4頭の牡馬を出走させている事実はやはりアブソルートの直系の遺伝の高さにはあらためて驚かされていた!


「現役を退いても尚も立ち塞がり続けるかあの馬は?」


「しかも最有力と言われているあの馬はこのレースには出てきていないからね。」


「トレイブルの45…ワールドファラオか!噂の凱旋門賞12冠ベイビーだな。」


「それを考えるとなおさらここでは負けられないね。」


日本競馬の悲願と言われている凱旋門賞だが、福山親子にとっては打倒アブソルートはそれ以上とも言える思いがあった…


シルバーグレイト、サイレンススタート…

2頭の自厩舎の有力馬がアブソルートの前に敗れてきた。


「もう負けるのも飽きたな。」

そういうと凛々しい顔立ちでレースに向かおうとする祐翠。


「よし、行ってこい!」

息子をレースに送り出す祐一調教師。


ここは通過点とばかりに負ける気などサラサラない祐翠だが、アブソルート産駒の有力馬たちは伊達ではない。

どの馬もすでにG1を勝ってきている猛者ばかりなのだ。


今年の皐月賞にはアブソルート産駒の出走がなかったために問題視されなかったが、もしこの中の1頭でも日本に来ていたら確実に有力馬として参戦して来ていただろう。


そんな中で1番人気に支持されているスリップノットはここまではG1未出走ながらレースの勝ちっぷりが高く評価されての人気だ。

ここまで5戦全てが影を踏ませない楽勝のレースぶり。

今回より短い7ハロンでも終始銭湯で押し切ってきていた。


レースが始まるとそんなスリップノットは流石の逃げを見せる。


抜群のスタートからスピードの違いで他のアブソルート産駒などの有力馬からも大きく離してレースを展開。

最後の直線でも脚色は衰える様子はなくこのまま後方の馬は捕まえられなさそうな勢いだ。



しかし…スリップノットは先頭ではなかった!



そんなスリップノットからもはるか前に1頭の馬が走っていた!


サイレンスストーリーだ!!!


『サイレンス、サイレンスストーリー!!!』

現地の実況もまさかの展開に驚きながら実況している。


そしてそのままゴールイン。

実況はサイレンスストーリーのことをジャパニーズスーパーホースと讃えた。


この光景を現地で見ていた観客たちはスタンディングオベーション。

皆が感動で震えていた!





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