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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第2章
90/130

この馬で俺は行くぞ


最後尾から鬼まくりで先頭集団に加わってきたフラッシュジャパンと風切春馬。

同馬と同じような位置にいた他の有力馬の2頭。

鷹極騎乗のホワイトタイドと安勝騎乗のハーツグレイは未だに後方にいた。


鷹極も安勝もトップジョッキーだ。

前走で本格化の兆しを見せたフラッシュジャパンは4番人気ながらこのレースでの最有力と2人には思われていた。


その為、両者ともフラッシュジャパンをマークしていたが、春馬のまさかの鬼まくりに虚をつかれてしまう。

即座に抵抗を見せるが、無理な追走であまりの競走馬としての馬力の違いに2人の馬はリズムを崩してしまう。

2頭は全く上がることが出来ない。


勝負は先頭の4頭…いや、コスモアンドリアルとフラッシュジャパンに絞られた!


「やはり相手は春馬くんの馬だったか!」


「見てろよ祐翠!俺はこの馬で凱旋門賞を目指すぞ!」


「春馬…。」


ここまでかなりの距離を大まくりで上がってきたフラッシュジャパンだが、急坂を登り終えてもスピードは落ちる様子はない。


バチン!!!


ここで春馬は初めてフラッシュジャパンに鞭を使う!


グーーーーーーーン


父の光速の脚とはまた違う。

800mにも及ぶ鬼まくりからの差し脚。

まくり差しで先頭を捉えるフラッシュジャパン。

コスモアンドリアルに並ぶ。


「一体いつまで伸びるんだい、その馬は?!」


 「五十嵐さん、わざわざ地方からご苦労様です。…俺も地方馬のクラシック制覇は見てみたいと思うけど、今回は俺の馬が勝たせてもらいます。」


永遠に伸びるのではないか?

そう思わせるフラッシュジャパンの走りを背中で眺める五十嵐を、黄金に輝く栗毛の毛並みを光らせてフラッシュジャパンは先頭でゴールを走り抜けた。


その見事な光景にはカイショウボーラーに騎乗していた祐翠も同様の感情を感じていた。



ーーーーーーーーーーーーーーー

皐月賞2047


1着 フラッシュジャパン 風切   1:57.0(レコード)

2着 コスモアンドリアル 五十嵐  3馬身

3着 カイショウボーラー 福山   2馬身

4着 コスモヨンビーム  バルジェロ1 1/4

14着 ハーツグレイ    安勝

16着 ホワイトタイド   鷹極

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