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はあれむ

「だって、例えば、エルフとかエンジェル召喚したサモナーが、逆らえないのを良い事に、色々手を出してゲームさぼって・・・とかなると問題ですよね。お触りとか・・・場合によっては見ただけでも、そういう行為をすると運営から警告が来る可能性が有ります。プレイヤー間で合意した状態で行為に及ぶ人はいますが、魔物に手を出す人はほぼ皆無です」


・・・あれ?


「なので、ご主人様も、私以外には気を付けて下さいね」


・・・気を付けよう。


「わふ・・・ご主人様には、スキルに『はあれむ』が有るから、警告の対象外・・・」


何・・・だと・・・


「えっ」


レインが声を上げる。


ステータス確認・・・スキルは増えてない。


「わふ・・・まさか本気にするとは思わなかった・・・」


・・・夜覚えておけよ。


「わふ・・・楽しみにしておく・・・」


・・・罰にならないな。


「・・・何気に、ダリオ、ご主人様の心読んでるわよね」


レインが呻く。

そう言えば。

パナケア達はぽやっとしている。


「とりあえず、50階層程移動するか?」


「固有ダンジョン行く方が早いかもしれませんね」


ライが思案するように言う。


「まあ、まずは50階層移動してみよう」


レインがゲートを開く。

慣れたのか、さっきより早い。


ゲートをくぐると、ドロップしたアイテムが散在していた。


「・・・レインさん?」


「違うのよ。ゲート出た瞬間に攻撃される可能性があったので、排除したの」


レインが手をパタパタさせて言う。


「姐御の本気、強い〜」


パナケアがきゃっきゃ喜びつつ言う。


「ロリ悪魔で可愛かったわ。別に露出多くも無かったのだけどね」


ライがほのぼの言う。

・・・見たかった。


「ご主人様はロリが好きだから、目の毒なんです」


待て、それは風評被害だ。

俺の好みどストライクはレインだぞ。


「ふ、ふん、そんなので誤魔化されませんからね!」


レインがぽふっと俺に体を預けてくる。

頭を撫でると、目を細める。


「ぽふ~、早く先に進」


ピシャッ


パナケアの真横に雷が落ちる。


「ぽふ~、踊っておきます〜」


パナケアがユグドとくるくる踊り始めた。


「さて、先に進みましょう」


ややあって、レインが離れ、ふよっと先頭に立つ。


次の階層。

敵のレベルは・・・1610。

格上の筈だが・・・溶けるように消えていく。

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