さもっぱらっ
「ぽふ!」
パナケアがさっそく料理にかじりつく。
「自分の未熟さを思い知ったでござる。早く進化せねば」
ユグドが言う。
「私も、もっと強くならないと行けないですね」
ライが言う。
「ピキー、クリーピーの真似しぃが居たのよ!アイデンティティの侵害なのよ!抗議するわ!」
クリーピーが怒っている。
そう言えばあの下位・原初・悪魔達って・・・
「ご主人様、原初・悪魔の説明をしておきますね」
「ああ、頼む」
なんか、挑戦権とやらも手に入れたし。
「原初・悪魔とは、神々と敵対した悪魔達の事です。たった6体で神々と戦い、その争いは666億年に及んだとも言われています」
「長過ぎるだろう」
「戦いの後、原初・悪魔は封印されました。徐々に分解され、世界に溶け込み、やがて消滅する・・・神々はそう考えたのですが・・・それから月日が流れ、原初・悪魔の復活が予見されました」
「そういうバックグラウンドストーリーがある訳か」
「原初・悪魔とは、この世界を構成する根源その物です。そして、神々はこの世界を利用して、異世界より人を招くことにしました。目的は2つ。根源を消費して、原初・悪魔を薄める事・・・もう1つは、原初・悪魔に対抗できる存在を造り出すことです」
「なるほど」
ガチャ、が、根源から力を引き出すのにあたるのかな。
☆3しか引き出せない人もいるけど。
レインは溜め息をつくと、告げる。
「これはただの世界設定とかではないですよ。もし本当に原初・悪魔が復活したら、地球の人類も滅ぼされるでしょう」
ふむ・・・
「さっき戦った奴等が、その原初・悪魔なのか?」
「あれは、オリジナルを元に作った複製を弱め、量産したものですね。鍵片で挑戦出来るのが複製。全ての原初・悪魔の複製に勝利すれば、サモパラのゲームクリア条件を満たします」
うん、なんかいっぱい情報が出てきたな。
「まず、サモパラって何だ?この世界の事か?」
「当然です。やはりご主人様は無知ですね。プレイ中のゲームの名前も知らないとは。サモパラサモパラ、サモッ、パラッ、サモッ、パラッ、パラリルパラリル、パラッ、パラッ・・・ってCMがあったでしょ?」
「そんなCM聞いたことが無いし・・・そもそも、夜寝て朝起きたら、変な世界に拉致られてたんだが・・・?」
「ああ、そうでしたね。ご主人様は第一被験者、まだタイトルも決まっていなかったので、知らない可能性も有りますか。やれやれ」
それ、俺に非は無いよね。
毒舌の癖に、攻めると弱いからそのギャップがまた。
今夜はたっぷり可愛がってやる。




