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おふろしーんはもっとさあびすかい

「レイン、貴女、ご主人様を独り占めしたかっただけじゃないの?」


ライが外から声をかけるが、


「私は監視です」


そう言って、背中合わせに湯船に浸かるレイン。

・・・レインもスタイルいいし、だいぶドキドキしてしまうのだけど。

背中、柔らかい。

勿論、人化した姿も好みだけど・・・この世界に来て初めて会って話した仲間・・・みんな好きだけど、やはりレインは一番・・・な気がする。

こうしていると落ち着く。

外から声は聞こえるけど、あまり頭に入ってこない。

心臓がドキドキいっている・・・この音、聞こえていないと良いけれど。

落ち着く、とはいったけど、落ち着かない。

一緒にいてくれて感謝している・・・でも口にできない・・・

そんな・・・


「わざとやってるんですか?!」


レインがいつの間にか立ち上がって、こちらの肩を持ってがくがく揺らす。

レインが顔を真っ赤にして、涙目で睨みながら言う。


「わ・・・レイン、一体何を・・・?!」


・・・あ、心を読めるんだっけ。

ついつい本音を考えてしまった。

レインに聞かれないよう・・・別の事を・・・さっきの柔らかかったなあ・・・でもやっぱり、レインのだから、というのが嬉し・・・


「わざとですよね!本当に気持ち悪いですね!」


更に顔を真っ赤にして、正面からがくがくと体を揺すられる。

むう・・・


ぽちゃん。

そのまま体を預けて、耳元で、


「そんなの・・・私だって・・・すぐ消える予定だったのにこうして一緒にいれて・・・名前もつけてもらって・・・感謝してるし・・・好きなんだから・・・」


そういって体を預けてくる。


「レイン・・・」


顔を正面から見て・・・そっと唇を・・・


「寒い・・・入るよー!」


パナケア達が入ってきた。


--


とりあえず、レインの説得で、みんなタオルを着用する事になった。


「魔物の姿じゃ駄目なのか?」


俺が尋ねると、


「キノコだから水を吸っちゃう!」


パナケアが答える。


「木だからお湯は苦手」


忍だからじゃなかった。

ユグドが答える。


「すり抜けるので」


ライが答える。

確かに。


「へへー」


パナケアが抱きついてくる。

わわわ・・・


「あらあら」


ライも体を押しつけてくる。

ちょ・・・


「とりあえず今は待ちなさい。そういう事はもう少し慣れてから。ご主人様が処理不良起こしてます」


レインがパナケアとライを引き離す。


「ほら、体を流させて頂きます」


レインは意外と強い力で俺を立ち上がらせると、椅子に座らせる。


「そりゃ魔物ですから。人化してもそれなりに力はありますよ」


そう言うと、体を洗い始めた。

気持ちいい。


「有り難う」


「どういたしまして」


優しい声がする。


その後、体の洗い方等も教えつつ、みんな温まるまでゆっくりと湯船に浸かった。

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