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よくある異世界物語  作者: うろつて
27/32

27.一方ヤンスは、、、

久々すぎてごめんなさい!

この時期はどうしても、、、ですが最悪でも1週間は空かないように頑張ります!

「ちょっとくらい話し聞いてくれよ」


ジェロニモはため息混じりにアルスを見ながら呟く


「いやいや、聞いてはいたんだけどさ」


と、言いながら酒を飲むのを辞めないアルスを見て、ジェロニモは何か言いたげな表情をしながらも言葉を噤んだ。


「まあこの人にゃ何言っても無駄だろーよ。お前も諦めな」


ジェロニモの心情を察してシンが言う。

するとジェロニモは驚いたような顔をシンに向け


「兄貴、、、、」


と呟く。

若干シリアスになりかけた空気を読まずに


「あれ?2人は兄弟なのかな?」


リナがいつもの調子で声をかけ、アルスも言葉は発しないが興味ありげな視線を2人に向けている。


「血を分けた兄弟ってワケじゃねーんだけどな。生まれた町で色々あってよ、、ま、昔の事だ」


シンがサラッと答えジェロニモに「余計な事言うんじゃねーよ」という視線を向けると


「そう、今はただの目の上のたんこぶだからな」


そう言ってジェロニモは苦笑いした。

そして


「もう面倒だから詳しい話はいーや。兄貴もアルスさんも明日の午後に詰所に顔だして。よろしく」


一言残しその場を去ろうとした


「ちょ、おいおい。戦闘禁止区域じゃねーんだから何も問題無いはずだろ?」


シンが慌ててジェロニモを呼び止める、、が


「今日は運悪く親父がすぐそこで飲んでてね、うるせーってんで苦情が入ったんだよ」


「親父かぁ、、、」


「で、来てみたらドワルフ共和国最強のギルドが壊滅状態だろ?呼び出されるに決まってるって」


「、、、、、おう。わかったよ」


ジェロニモはシンとのやり取りを終え、アルスとリナにペコリと頭を下げて去って行った。


「んーっと、、、いまいち話の流れがわからんのだが??」


アルスは今まで黙っていたがここでようやく口を開いた


「この国の国王、、、っつーとちと違うんだがな。まあ、その人から明日俺とアルスの旦那に呼び出し入るって事さ」


「なるほどね、、」


アルスは呟き考える。

国王だろうがそうじゃなかろうが、この国の偉い人にお呼ばれする事は事実なのだ。


「どういう用件なんだ?」


アルスがシンに尋ねると


「まあ、、、旦那を呼ぶのは興味本位だろうな。。俺は説教かな」


シンは自嘲気味に笑いながら答えた。


「なるほどー!まー飲もーよー。えへへ」


1人でほろ酔い、、を通り越し中々の酔っ払いになってきたリナがニヤけながら空気を読まずに話に参加してくると


「おう。まあ旦那!心配してもしゃーないから飲もうぜ!」


シンも「親父」の事を考えたく無いようでリナに便乗してガバガバと酒を飲み始めた


「だな。」


そして当然アルスも同意し、3人は夜が明けるまで飲み通すのであった。。。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「うへへへへ、でヤンス」


アルス、リナ、シンが夜通し飲み続ける4日前、、パステノスの町ではヤンスが気持ち悪い笑みを浮かべていた。


アルスが町を出て行き、ヤンスはルナ、レナと同居する事になった。そして、その夜にはルナ、レナに襲われるという嬉しいハプニングがあったからだ。


「、、ヤンス君、、キモいです」


「ねー、ニヤけてて気持ち悪いよね」


そんなヤンスを見ている2人の言葉でハッと我に返ったヤンスは


「そんな事無いでヤンス!今日もまた2人と一緒になんて考えて無いでヤンス」


いやらしい妄想を自白するかのような発言をしてしまう。。が


「私達はそれでもいいんですけど、、、」


「うん!むしろ毎日みんなで楽しみたいんだよ」


ルナとレナはそんなヤンスの発言を軽蔑するでもなく、むしろそうして欲しいと言わんばかりの発言をするのだが、言葉とは裏腹に表情は暗い。


「どうしたでヤンス?」


流石のヤンスも2人の表情が気になり問いかける


「ララおばあさまが、、、」


「うん。ヤンス君が魔力操作キチンとできるまで色々な事しちゃダメだって」


「ヤンス!?」


ヤンスはルナ、レナと同居する代わりに、ゴードン、ララと剣術と魔力の修行を行うという条件を突きつけられている。


もちろんヤンスは渋ったが最終的には条件を飲む事になったのだが、、、、、真面目に修行する気などサラサラなかったのである。


そんなヤンスの態度を初日にして見抜いたララがルナ、レナを呼び付け「ヤンスが真面目に修行するまで夜の営み絶対禁止だよ」と、言いつけたのであった。


「そんなでヤンス」


そんな事初耳なヤンスは力なく呟き膝から崩れ落ちる


「あら?私達の為に明日から頑張ってくれるんじゃ無いんですか?」


「えー‼︎ヤンス君頑張ってくれないの?」


力なくへたり込んだヤンスに2人は軽蔑の眼差しを向けた。

2人にとっても、魔力の塊と言えるほど魔力を有するヤンスと交われる事はとても魅力的な事なのだから、、、


そんな2人の表情をみたらヤンスは弱音など吐けるはずもない


「心配いらないでヤンス!オイラ、、、やるでヤンス!」


ヤンスは無理やり気味に自分を奮い立たせる。

と、手の平を返したように


「流石です!」


「だよねー」


2人とも満面の笑みをヤンスに向ける


2人の笑顔を見たヤンスは安心したと共に(快楽の為にしょうがなくだが)本気で修行に取り組む事を心に誓ったのであった。


これからもよろしくお願いします!

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