1.死後の世界ってあるんだね
初投稿です。サイトの使い方も小説の書き方も何もかも初めてなので、暖かく見守っていただけると幸いです。
「並んで並んでー。はい!そこはみ出さない」
なにやら人魂のような淡い青色の光がうようよといる中でスーツ姿の鬼が声を荒げている。
うん。これあれだ漫画とかでよく読んだ地獄の風景だ。
それは、すぐに理解できた。
俺は103歳の誕生日に死んだのだ。死因は老衰。子供、孫、曾孫に囲まれて幸せな最期だった。生前は楽しかったし、なにも後悔はない、ただ一つ残念だったのは童貞のまま死んだ事かな。
2人の連れ子がいるバツ1の子と結婚し、付き合ってる時は色々タイミングが合わなくて、、結婚して童貞卒業とウキウキしてたら事故で嫁が亡くなった。俺も寂しかったが子供達はもっと辛いはずだと思い必死に子育てして、、と、生前の事を考えていたら。
「次の方どうぞ!!」
目の前の扉が開いた。
ちなみに俺は、先ほどの人魂の列には並んでいない。なぜかはわからないが、特別室と書かれた部屋の前に座っている。ま、なんか知らんが呼ばれた部屋に入ってみますか!
「失礼します」
「はい。座って下さい」
「はい」
え、、と。なんだこの面接みたいな流れ。
いや、うん、意味わからんな。改めて正面を見てみる。
スーツ姿の鬼が3人。ちょび髭とスレンダー美女?と白髪だ。
「質問よろしいでしょうか?」
さすがにちょっと意味わからなすぎて、我慢できずに聞いてみる事にした。
「どうぞ」
スレンダー美女が答える。
「さすがに聖人ともなると落ち着いておりますな」
と白髪が言う。
うん。聞きたい事が増えたぞ?聖人て誰だ?俺なの??
と、思いつつ質問をしてみる。
「まず、ここはどこでしょう?」
「それと先ほど聖人と仰いましたがそれは私の事でしょうか?」
すかさずスレンダー美女と白髪が答える。
「地獄ですが?」
「もちろんでおりますな」
当然だろ?とでも言いたげな口調。
なんかもう、わからなすぎて笑いたくなってきた。103年生きてきて、あ、もう死んでるけど。。
よくわからないまま謎の面接が始まるのであった。。




