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【やり直し】死んで、女の子に生まれ変わって自分を殺したやつと婚約した件【人生】  作者: 稲村つむじ


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19/19

十八話目

なんか、変な書き込みがある?

【スネーク】????

え、スネーク?!

いた?!

ていうか、書き込みしてる?!


――――――


298:名無しの転生者

あ、スネークだ


299:名無しの転生者

居たんかワレェ


300:スネーク

居たというか

ずっとROMってたというか

おもしろそうだし

呼ばれた感じだから顔出した


301:スレ主

えっと、それは協力してくれるってこと??


302:スネーク

そうだな

おもしろそうだしってことで

実は王都に来てたりする件

(´>∀<`)ゝ


303:名無しの転生者

でも、どこから調べるんだ??


304:考察厨

そうだなぁ

暗殺者は、スレ主の名前が記載されてるどうのこうのって言ってたから

まずは、なんらかの記録とかそういうものを探してみるとかかね


305:スネーク

あとは、捜査がどこまで進んでるかとか

そういうの調べてみる

まぁ、しばらく待っててくれ


306:スレ主

わかった

次の闇堕ち案件までに、こっちも新しく魔法覚えたりとかしたいし

報告は、スネークが掲示板を立ててくれるんだよな?


307:スネーク

いや、こっそりスレ主の家行って報告する

起きてる時間に行くから

そのつもりで


――――――


つまり、いきなり不審者が部屋の中にいても驚くな、という事だろうか。

そういう風に解釈しておこう。

俺は、スネークへむけて【了解】と書き込む。

と、考察厨から俺へ疑問が投げられた。



――――――


310:考察厨

それで、次の闇堕ち案件っていつなんだ??


311:スレ主

来年の建国祭の時だな

この日に、今度は殿下の父君

つまり、現龍皇が亡くなるんだ


312:考察厨

死因は?


313:スレ主

神様の与えてくれた情報によると

過労による死らしいが、毒殺された可能性もあるらしい


314:考察厨

過労に、毒殺?

龍神族なのに?


315:スレ主

そう

魔法攻撃もだけど

普通の毒じゃまず死なないはずなんだ

だから、過労死ってことになったらしい

実際、建国祭の日まで1ヶ月ほど、龍皇はなにかと忙しく過ごすとか

それはいくら龍神族でも倒れるほどハードなスケジュールが組まれるみたいだ


316:考察厨

なるほどな

本当に過労かもしれないし

龍神族にも効く毒が存在している、もしくは秘密裏に開発されて使われた可能性もあるな


どんな感じで現龍皇は死に至ったかはわかるか??


317:スレ主

建国祭の日

皇族は様々なイベントをこなすらしいんだ

で、それを全て終えた時にパタッと倒れて意識が戻らずにそのまま亡くなったらしい


318:考察厨

で、それがどう闇堕ちに繋がるんだ??


319:スレ主

龍皇、つまり自分の父親を呪殺した濡れ衣を、殿下は被せられるらしいんだ

それにより拷問され、幽閉の身となるらしい

ただ、醜聞のレベルが違いすぎるから、このことは公表されなかったらしい

そこからは牢獄で過ごし、表舞台に出てくるのはほかの兄弟姉妹が跡目を争って全滅した後だ

この時点で、殿下は復讐に燃えていた

国としては、前王の血を継ぐものとして特例で立太子の儀式をして殿下を龍皇にした

あとは、傀儡としてほかの貴族たちが実権を握って好き放題するはずだった


320:考察厨

でも、そうはならなかった、と


321:スレ主

情報によると、牢獄の中にいながら

勉学と魔法の修行を欠かさなかった

なんでそんなことが出来たのかっていうと、さすがに哀れんだ牢番や、表立って味方できなかった貴族たちが情けをかけたらしい

彼らは教材を持ち込み、自分たちが教師となって殿下に教育を施した


でも、人を信用出来なくなっていた殿下は、これを利用した

その後、牢から出ると情けをかけた者たち、実権を握ろうとした者たち

後宮に居た妃たち、全員を粛清したらしい

まぁ、ガチの皆殺しではなかったらしい

生かしたものたちは、学んで覚えた洗脳魔法で洗脳し、手足のごとく使い潰していったみたいだ


この時点ですでに、殿下は世界そのものを憎んでいたんだ

まぁ、わからなくもないけど


……とりあえず俺は、解毒とか蘇生とか

そっちの魔法を覚えようと思う

あと、解析とか

そうすれば、やり直しができる分

俺が有利のはずだ

こんな未来は絶対に回避しなきゃだろ


322:名無しの転生者

だとしても、情けをかけて知識諸々与えてくれた人達すら殺すのはやり過ぎ


323:名無しの転生者

>>322

そうかなぁ

でも、情けはかけても助けてはくれなかっただろ

上手く言えないけど、だから情けをかけた人たちすら恨んだ可能性はある

牢獄から助け出した上で、勉強を教えてたら違ったんじゃないかな


――――――


今度も、準備する時間がある。

なんとかなる、そう思っていた。

この時は、そう信じていたのだ。


しかし、そう現実は甘くなかったことを俺は思い知ることとなる。



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