表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/100

第68話 「ヴァルス覚醒!!」

キングピラー【上層】



【D】のフロア



  第二ノ扉【Desire】




瓦礫の中ーー


倒れているのは…



リント!



床が血に染まる…



ノクスがーー

楽しそうに歩く。

「まだ立つの?」


しゃがみ込むーー

「君さぁ」


「もう限界だよ?」



リントは動かないーー



ノクスが続ける…

「欲望ってね」


こめかみを(たた)く。

「強い方が勝つ」



リントが立ち上がるーー



「君の欲望は――」


振り返る。

「ここまでだ」



その時!


瓦礫が小さく動くーー



ノクスが止まる。

「ん?」



リントの声ーー

(かす)れている。

「……違う」


ゆっくり体を起こすーー

血に染まった顔。



それでも――


笑っている!

「俺の欲望は…」


立ち上がるーー

空気が震えるーー



キリカが息を呑む。

「リント…」



ルディが低く言う。

「…来る!」



リントが言う!!

「守ることだ!!!」



その瞬間――



ドクン…



鼓動ーー

空気が()ぜる。



リントの体から…

蒼い光が噴き上がる!


髪が揺れるーー

オーラが広がるーー

顔を覆っていたマスクが

砕けた!!



残るのは――


半仮面ーー

ゼノンと同じ形……。



キリカの目が見開く。

「ヴァルス…!?」



コトハの未来視が震える…

「未来が…変わる…

確実に!」



ノクスが笑うーー

心から楽しそうに。

「いいね!」


「それだよ」



指を鳴らす!


パチン。



世界が歪むーー

ノクスが十人ーー

二十人ーー


  【欲望の迷宮】


声が響く…


「どこにいると思う?」



リントは動かないーー


静かに言う。

「どこでもいい」


一歩踏み出す。

「全部壊す!」



次の瞬間――


リントが消える。



ドンッ!!



衝撃。


ノクスの目が開く。

「え?」


拳。

顔面。



ドォォン!!



ノクスが吹き飛ぶーー

壁を突き破るーー

瓦礫の中ーー

ノクスが立ち上がる。



血を拭きながら…笑う。

「最っ高!!」


「最高だよ君」



リントが言う。

「終わりだ…」


地面を蹴るーー

瞬間移動のような速度。



ノクスが笑う。

「いいよ!」



二人が衝突する!!!

拳ーー

拳ーー

衝撃波。



キングピラーが揺れるーー



ノクスが叫ぶ。

「これが欲望だ!」



リントが叫ぶ。

「違う!!」



拳!!


ドォン!!



ノクスの体が浮くーー



リントの目が光る。

「これは――」


最後の拳ーー

全力!!!


「意志だ!!」



ドォォォォン!!!



衝撃ーー

瓦礫ーー

静寂ーー

煙が晴れる。



ノクスが倒れている。


笑いながら…

「負けたか…」



リントが立つ。



ノクスが天井を見上げる。

「君の欲望」


「強かった」


目を閉じる。

「だから…」


小さく笑う。

「楽しかった!」



静寂ーー


戦いは終わったーー



  【欲望のヴァルス】


    【ノクス】――



          撃破!!



キングピラー上層。


戦いはーー

  更に激しさを増しーー

         奥へと続く。



    【D】残り二人。



次の戦いが…

    近づいていた。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


もし宜しければブックマークお願いいたします。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ