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人外転生〜鬼の成り上がり〜  作者: アルゴ・リズム
第一章〜鬼の目覚め〜
9/17

異世界7日目 ギルド登録と初クエストさらに…

少しビクビクしながら投稿する7日目です。なんか最近宿の夕食がヤバイ。

そしてまたまた総文字数6000を超えました…まとめられ無くてゴメンなさい。

できれば読み飛ばさず読んでほしいなってアルゴは願望を口に出して見たり!(某幻想破壊者風)

「ングググ…んあぁ」


艶めかしい声を上げ、伸びをしながらベットから起き上がるのは、色白の耳が尖っている女性。つまり俺だ。と言う事は寝ている(意識を失っている)間にスキルの効果が切れなかった訳だ。これで懸念していた事が解消された。懸念とは今後、他人と行動した時にスキルの効果が切れると言う可能性だ。しかし、スキルの効果が切れなかった事で自由に行動する事が出来る。それだけでも嬉しんだが、もう一つある。それはMPが減っていない事だ。…いや、正確には減った途端に回復していると言うのが正しいか。要は、半永久的に変化を保てるとゆう訳だ。


まあ、スキルの考察も程々に、少し身支度をして部屋から出る。まずは朝食だ。昨日の飯を思い出し、無意識のうちによだれが垂れる。 気づき急いで袖で拭き、食堂(戦場)の中へ入って行った…


30分ぐらい食事に舌鼓をうちながらある事を聞いたりしていた。

食堂で過ごした後部屋に戻り、荷物を(と言っても冒険者から取った、金が入った袋と服が入ったリュックだけだが)取ってきてから、チェックアウトして「ありがとうございました〜」元気な声を聞きながら宿の外へ出る。最初に向おうと思っているのは冒険者ギルドだ。…モンスターの俺が登録出来るのかって?出来るんだ何故ならステータスを測る様な事をしないからだ。何故知っているのか?…食堂で聞いただけだ。


心の中でそんな問答をしているうちにギルドの前に着いた。開きっぱなしの扉を通り、受付に向かう。

席で酒を飲んでいる奴がちらほらいたがテンプレな絡みも起きず、すんなりと受付まで着けた。


「冒険者ギルドへようこそ、ご用件はなんでしょうか?」


受付嬢に要を聞かれる。特に隠す事も無いので(モンスターである事は別として)要件を伝える。


「冒険者登録したいんだが…」


「かしこまりました、登録料として5000ゼニー頂きますがよろしいですか?」


金が掛かるのも食堂で聞いていたので問題無い。腰に着けた袋に手を入れ銀貨10枚を取り出し受付嬢に渡す。


「はい、丁度ですね。…ではこの用紙に記入して下さい」


銀貨を数え終わり、近くにある棚から一枚の紙を渡される。そこには自分の名前、職業、得意な事、魔術が使えるか、またどんな魔術が使えるか、の項目が書かれていた。事前に考えていた為、特に詰まる事も無く書き終える。


「…アイラ・バトローズさんですね、職業は…拳闘士!?…ああ、身体強化の魔術をお持ちなんですね。得意な事は…継続戦闘と」


受付嬢は紙に目を通し、書いた職業に驚いた後 魔術の欄を見て納得したのか、その後は適当に見回す。

見終わった後、机の下から何かの器具を取り出し、紙を入れ、ガシャンとレバーを引いた。


「ではこちらがアイラさんのギルドカードと成ります。紛失したりすると再発行料として2500ゼニー頂きますのでご注意ください。」


受付嬢から器具から出てきた金属質のカードを渡される。そこには左側にEランクとさっき書いた事が書かれていた。カードを受け取り、簡単な説明を受けた後、受付嬢に教えられた依頼板へ向かう。酔っ払いの側を通るがやはり何事も無く依頼板の前まで着いた。そこには…上にEランクと彫ってあり、常時依頼と書かれたゴブリンの絵とコボルトの絵が描かれた紙2枚と、通常依頼と書かれた紙が多数貼ってあった。適当に見繕い、受付へ渡す。


「早速、お受けになるんですね。えー、ビッグフロッグ10匹の討伐とスライムコア10個の回収ですね。はい、受付完了しました。」


受けた依頼は、巨大なカエルの討伐とあの弱い水溜りのコアの回収だ。これも食堂で聞いた為、受けた。

初心者向けの依頼らしい。まあ、大きいとはいえカエルの討伐と上から押すだけで倒せるスライムのコアの回収だ。初心者におすすめなのはそう言う事だろう。報酬はおすすめな分少なめだが…


依頼を受け、ギルドから出る。次に向かうのは道具屋だ。向おうとして場所を聞くのを忘れた事に気づいた、仕方なくそこら辺に歩いている人に尋ね、場所を聞く。尋ねた人に礼を言い、道具屋へ向かう。


いろいろ彷徨って、やっとの事で道具屋へとたどり着いた。


「いらっしゃ…いませ〜!」


やる気のない声が途中でやる気の入った声に変わった。

店員を見てみると垂れ目の青年がキリッとした感じでこちらを見ていた。

やる気が入った理由は(自分で言うのもなんだが)美人にダメな事を見られたくないとかそんなとこだろう。ここはサービスして値切ってやろう…そんな下心を考えながら店員に近づき、谷間を強調しながらおすすめを聞く。


「冒険者になりたてなんだが、何かの必需品などはあるか?」


「…………」


胸を凝視していて気づいてない様だな…今度は強目に声をかける。


「あのっ!冒険者に必要なものはあるかっ!」


「………っは!すみませんっ!…そ、そうですね、これなんてどうでしょうか!冒険者に必須なポーションや解毒などの状態異常に対応した各種状態回復ポーションが入っていて、更には5種類のものが99個まで入るポーチ、簡単な攻撃が防げてマントにもなるテントクロス、いろいろ冒険に役立つ品が付いて、1万ゼニーとなっており、おすすめです!」


やっと正気に戻ったのか、こちらの顔を見て(バレてないと思っているのか)チラチラと胸を見ながら商品を手に取り、口早に説明される。説明された商品は、手提げ鞄の様な袋に入っており、いろいろな色の水が入った瓶と折りたたまれた布、更に、肩にかけるタイプのポーチが入っている。


「もう少し、なんとかならないか?」


1万は出せるが、サービスしている事だし(最初からそれが目的だが)値切る為、店員の手を握り少し上目遣いになりながら、頼んでみる。


「はっ、はいっ!では…8500ゼニーでいかがでしょうか?」


チラチラと胸を見るのは辞めず、どもりながら1500ゼニー下げた値段を言う。あまり下がらなかったが、ネチネチと長引かせたく無いので、8500ゼニーを支払い、手提げ鞄を受け取り、足早に店を出る。

…自分から仕掛けた事だが、男に性的な眼で見られるのは言いようもない嫌悪感がこみ上げてくる。さっさと忘れたいと思い、クエストをこなす為に街の外へ出る。…武器屋と防具屋へは行かないのか?…忘れてもらっては困るが、今の姿はスタイル抜群のクールなエルフの少女だが本当の姿は筋肉隆々とした戦鬼《バトルオーガ》だぞ?

ついでに言うが、素手じゃないとスキルの《拳闘術》の効果が発揮されないんだ。スキル《拳闘術》の効果を試しているときに片刃の大剣(バスターソード)を持ってみたら威力が弱くなってから武器は要らないと思ったんだ。(この時に片刃の大剣(バスターソード)を置いて来た)そんな訳もあって武器屋と防具屋には寄らずに街の外へ出てきた。



まずカエルを10匹討伐する為、西側の湿地帯へと向かう。(これもカエルがおすすめと聞いた時に一緒に教えてくれた)街の外周に建てられた石の壁にそって歩く事3分地面がぬかるみ、ジメっとした空気が立ち込める湿地帯に着いた。ベチョ、グチョ、と足元が鳴り、歩きにくく為に滑りそうになりながら辺りを散策し、全身に泥を纏った大きなカエル《ビッグフロッグ》を見つける。鬼(元の姿が男)とは言え、泥だらけの体に触りたくはない。

近くに落ちていた石を投げつけ、頭に見事命中して、絶命させる。ピクピクと死んだ後も動き続ける姿に気持ち悪さを覚えながらも口を開き、討伐証明部位である舌を掴み、引っこ抜き、そのままカバンに入れるのは嫌なので、ポーチへ入れる。…引っこ抜いた後に気づいたが、さっき買った手提げ鞄に切り取り用のナイフが入っており、少し悔しかったのは秘密だ。

それから見つけては石で頭をぶち抜き、舌を切り取り、ポーチへ入れる作業を20分くらい続け、今、最後の10匹目の舌をポーチへ放り込んだところだ。カエルを探す目的の元、湿地帯を歩き回った為、大分スイスイと歩ける様になった。(これも初心者におすすめなところなのだろう)今度は、スライムのコアを集める為、ここから更に西の方へ外壁にそって歩く、歩き始めて5分くらいでスライムがよく出ると聞いた、平原へやって来た。よく出ると聞いたのは本当の事の様で、ぱっと見ただけでも4、5匹入る。見つけた奴を片っ端から踏み潰し、スライムの体内に浮かんでいたビー玉の様な玉を拾い上げポーチに仕舞う。今度はぬかるんでないし歩きやすい地形で、更にスライムも簡単に見つかり、10個集めるのに大して時間が掛からなかった。集め終わった後、街へ戻る為に、通って来た北門からでは無く、今いる平原から近い南門から街へと入る。今度はちゃんと身分証明書の代わりのギルドカードを見せて、素通りする。通った事のない道だった為、多少時間がかかってしまったが、ギルドへとたどり着きクエストの完了を伝える。


「あれ?さっきクエストへ出発なされましたよね?何か忘れ物ですか?」


「いや…もう終わらせて来たから戻ってきたんだが…」


新人の為、忘れ物を取りに戻って来たと勘違いされたが、訂正し、クエストが終わった事を伝える。


「…ええ!もう終わらせて来たんですかっ!…おほん、取り乱してしまい失礼しました。それではクエストを完了とする為、討伐証明部位をこちらのトレイに載せて下さい。」


短時間で終わらせた事により驚くが、すぐ大声を出した事に気付いて謝り、仕事をする。受付嬢に促されるまま、トレイに舌とスライムコアを置く。


「…はい、10個ずつですね、クエスト完了とさせて頂きます。それでは報酬の800ゼニーと500ゼニー、合わせて1300ぜニーになります。…ああ!アイラさんはこれが初依頼でしたね。それではギルドカードのランクアップをさせて頂きます。」


トレイに載せたものを数え終わり、クエスト完了を告げられ報酬を渡される。受付から離れようとしたら呼び止められた。なんでもEランクとはギルドに入りたての初心者用のランクらしい。ギルドカードを作るだけ作って依頼を受けずそのまま放置をさせない様にEランクがあるんだとか。ランクについては置いといてギルドカードを渡す様に言われたので、特に拒否する理由が無いので渡し、作った時に出てきた器具をまた取り出し、側面に開いている穴にカード入れ、レバーを引く。違う穴から出てきたカードを渡される。見てみるとEランクではなく、Dランクになっている。


「アイラさんは作ってすぐランクアップ(依頼達成)されましたが、本当は何日かかけて依頼を完了させるんですよ。所謂期待の新人と言う奴ですね。これからの活躍期待しています。」


カードを見ていると受付嬢から通常時の冒険者になりたての事を話され、なんか期待させてしまった様だ。まあ、正体がバレない程度に頑張るか…


「まあ、期待に応えられるかわからないが、出来るだけ頑張って見るよ。」


当たり障りの無い返答をして宿へ向かう。まだ昼だが、余計な荷物を持ちたく無い為だ。そう思えば別にチェックアウトしなくても延長すればよかったなと思ったが、すでに後の祭り、出てきたところにまた戻ると言うのもなんか気恥ずかしいので、街の探索の為、と心の中に建前を作りつつ、違う宿を探す。いい感じの宿屋が見つからず…いろ(食べ歩きやら)いろ(露店の冷やかし)しているうちに、夕方に差し掛かる。少し本気になり、宿を探す。

結局見つかったのは夕方が過ぎ、あたりが仄暗くなってきたあたりだった。やっと見つけたいい感じの宿へ扉を開け、中に入る。


「いらっしゃいませ。竜の休息亭へ」


中に入って出迎えてくれたのは落ち着いた感じの女将さんだった。


「泊まりたいんだが、空いているか?」


早速空いているか聞き、


「はい、丁度、一部屋だけ空いております。一泊につき、1000ゼニーとなっております。大浴場とお食事は別料金となっておりますので、ご注意下さい。それでは、何泊になされますか?」


ギリギリだったが泊まれる事を伝えられ、安堵し、女将さんが言った一言に動揺しながらも一応五泊する事を伝えたが内心、風呂がある事に狂気乱舞していた。ゼニーを渡し、鍵を貰い、部屋と重要な風呂の場所を聞く。


「お部屋301号室になります。そちらの階段を上って頂き、お部屋の場所は3階の一番奥となっております。大浴場はカウンターの横の通路を通って頂き、女湯(・・)は突き当たり左になります。」


部屋と風呂の場所を聞き、礼を言った後一目散に部屋へ行き内装を見る間も無く、風呂の支度を整え、風呂へと急ぐ。…この時女将さんの説明をきちんと聞いていなかったのが後で仇となる。と言うか今なってる。あまり事細かく描写してしまうと大人の事情により《アハーン》で《ウフーン》しちゃうので風呂の感想だけ言わせてもらう。金を払った後、ささっと衣服を脱ぎ、金を払う時に貸して貰ったタオルっぽいもので体を隠し、かけ湯をしてから、ゆっくりと足先から徐々に浸かっていく。丁度いい温度で、浸かった部分がふくらはぎに到達したくらいから力が抜けていき、腹まで浸かったら足へ力が入らなくなり、一気に肩まで浸る。瞬間、体を駆け巡る快感!…つい、吐息が漏れてしまった。湯に浸かってぼんやりとして、行儀悪いが口をつけブクブクと泡を立てる。全身が溶けてしまいそうになるくらい気持ちがいい…それもそのはず。思い返せば異世界に来てから戦いばかりで、湯に浸かるどころか、水に浸かったのも一回のみ、それのおかげで精神は疲れ切っており、さらに言えば今は変化して(中身は男とは言え)少女の体だ。もう少し理由ずけするのならば、今日はクエストを受けて慣れない事をしまくった後だ。こんな風に多少寛いでもバチは当たらないだろう。

そんなこんなして、もうちょっとだけ…もうちょっとだけ…と先延ばしにし続けいたら、食堂が閉まるギリギリの時間になってしまった…またもやささっと着替え髪を乾かし、(誰も見ていないのを確認してスキルを使い、水気を飛ばした)部屋へ戻り、金の入ったポーチを引っ掴み、急いで食堂へ向かう。まだワイワイと賑わっており、急いで損した気分になったが、食べ物の匂いを嗅いで、そんな気分は消し飛んだ。

昨日みたいに空いてる席を探し、座る。店員を呼び、メニューを見て、気になったものと、飲み物を頼む。

数分経ってやって来た。魚のお造り(・・・)、つまりは刺身だ。今まで外国風だったので見つけて頼んでしまった。一緒に頼んだのはエール、転生前で言うとビールだ。刺身が有るから米もあるかな?と思ったが、そんな簡単にはいかないらしい。普通にパンが出てきた…。まあ、落ち込むのも程々に、早速刺身を頂く。因みに鯛っぽい白身魚だ。醤油では無く、セーユの実と言う青い果実の果汁をつけて食べるらしい。

異世界の調味料はさておき、刺身を果汁につけて、口に入れる…その瞬間、旨味のある脂が口の中で弾けた…!たまらず旨味の脂を飲み込んだ後、歯を入れる。コリコリと、それに丁度いい柔らかさで食感が楽しい。しかも噛めば噛む程に、果汁でサッパリと、しかし刺身の濃厚でコクのある脂を引き立たせながら、喉の奥へ消えてゆく。夢中で食べ続け 満腹感と引き換えに、いつの間にか消えてしまった刺身に感謝の念を込めながら、一気にエールを呷る。程よく酔い、フワフワとした心地いい感覚に包まれながら、ご馳走様、と手を合わせつぶやき、席を立つ。部屋に戻る際、忘れずにコックの人達に礼を言い、部屋へ戻った。改めて部屋を見てみるとベットとか洋風なんだが、どこか和室然としている。無性に落ち着くのはこの和室っぽさが原因だろうか。部屋の考察も切り上げ、適当に着替えて、ベットへ吸い込まれる様に飛び込み、掛け布団を肩まで掛けたら、一瞬で夢へ旅立って行った…。



この位の描写なら大丈夫だよね?これよりもっと過激な場面書いてる人も居るし…

今更ながら、性転換ってタグ付けたほうがいいんですかね?

後、BL、GLとかも付けたほうが良いのかな?

そう言うのやる予定は無いんですが…


追記:エールの描写を入れるのを忘れてました…刺身にビールは最高な組み合わせ(確信)

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