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 いつからだろう。それすらもう覚えていない。今わかるのは、いつからここにいるのかではなく、いつ、ここからいなくなるかだ。あと3日で私は消える。《《死ぬ》》のではない。消えるのだ。

 消える。消える。消えて、なくなる。同じ思考の繰り返し。多分、消えることへの恐怖を抱く方法も忘れてしまった。

 暗い、一人ぼっち、誰もいない。でも、寂しくない。なぜなら寂しさを抱く方法すらも忘れたから。

 忘れてばかり、失ってばかり。何もわからないまま。


 だから僕は消えるのだろう。

 浅いデータの海の最下層にいる一つのデータの遺言なんて興味ないだろう。

 もし、この海がもっと深かったら―――いつからだろう。それすらもう覚えていない。

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