↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【休載中※第2幕執筆中】Re:Call  作者: 織姫
第4話 秘密は長く続かない

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
10/25

秘密は長く続かない①

「――なぁ、友よ」

 昼休み。購買横の自販機でジュースを買っている時だった。背後から浩一がわざとらしく声を掛けてきた。

「夜凪さんのことだけどさ?」

「っ⁉」

「やっぱりなにか隠してるな」

 わかりやすい反応するなと笑う浩一は俺の隣へ来るとしゃがみ込み、取り出し口へ手を伸ばしペットボトルを拾い上げた。

「これは秘密にしてたバツとして頂く」

「夜凪の分だぞ」

「こりゃ失礼」

 悪びれる様子を見せない浩一だがこれも日常。だがミネラルウォーターが紬の分だとわかると素朴な疑問をぶつけてきた。

「夜凪さんって炭酸とか苦手なのか」

「あいつは昔から炭酸飲めないんだよ」

「昔から?」

「な、なんでもない」

 つい口が滑ってしまった。横を見れば浩一がニヤッと不敵な笑みを浮かべ、俺を見つめていた。

「好みを知ってるとはずいぶんと仲が良いのですなぁ?」

「ゆ、夕月から聞いた」

「そっかぁ。ならユーに聞いてみるか」

「なっ⁉」

 ああ、もうこれ隠せないやつだ。【Re:Light】の公式サイトでも紬は炭酸が飲めないなど一言も載っていない。当然夕月も知る訳がない。変に夕月を巻き込めば話がややこしなってしまう。

「あとで話してやる」

「そうそう。素直が一番なのだよ」

「うるせぇ」

 自ら墓穴を掘ったとはいえ、こんなにも早く紬との関係を話すことになるとは。いや、いずれ話さなければと思っていたしタイミングとしては良いのかもしれない。ただ紬はどう思うだろうか。やはり事前に了承を貰うべきなのか。

(あとでメッセージ送っておくか)

 紬に言われるがままメッセージアプリの友達登録をしたがこんなことで役に立つとは思わなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。