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ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む  作者: 紫楼
三章

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121話 カニが出たぞ

『ふむ。とりあえず終わったようだの』

 アズライトがパバブを追加しながらナマズっぽいの食べてる。

 うーん?タコっぽいのは出てこないのかな。

 クランゴ入れてたこ焼きならぬイカ焼きで我慢するしかないかも。

 たこ焼き屋さんだって変わり種で色々出てたし、アリかな?


「リーシャさま!これ美味しいやつですか?」

 アランとジェイクが持って来た獲物は、サメ?

 サメの映画に出て来そうなイかれたサイズなんだけど!

「すぐ内臓と尻尾切り分けて」

 時間がたつとアンモニア臭が全身に移っちゃうとか言ってた!

「あらこれも子持ち?」

 アランとジェイクに混じってルルゥも解体してたらまた卵を見つけてる。

 このおっきめなキャビアってウマい?

「んー?とりあえず塩漬けしてみよう?」

「これも食べられるのぉ⁉」

 ルルゥがびっくりしている。


 魔獣はなんでも食べているのにわりと保守的だね!?

 卵は黒いだろうと思ってたら紫だった。ことごとく食欲を削いでくるね!この世界の食材。


 サメの肉ってどう食べるのが正解?

 どこかの国だとすごく臭いのが美味しい扱いだったような?

 鮒寿司的な珍味。鮒寿司は食べたことがないんだよね・・・


 冒険は出来ないなぁ。

 匂い消しして唐揚げで良いかな?

「リポカとハーブ類で匂いを消して唐揚げにしてくれる?」

 サメのヒレはとりあえず処理して干したい。コラーゲンだからお義母さまのお土産にしちゃおう。


 アモンさんたちも戻って来て獲物を出してくれた。

 おっきいクランゴ!三匹!

 やっぱりクランゴかぁ。持って帰ればしばらくイカが食べ放題だし嬉しいかな~。

「解体して収納ねぇ。大旦那さまにお土産よ~」

 ルルゥがサクサクっと普通の牛一頭くらいのサイズに切り分けたので私がアイテムボックスに仕舞う。

 マジックバッグでも良いけど私のアイテムボックスなら容量制限がないし鮮度も持つからね。


「リーシャさま、カニ~獲ったぞー!」

 チェイスさんがさっきのカニより大きいのを持って来た。ビッグロングレッグは私がカニって言ったことでカニというあだ名が付いちゃった。


 島に着いてまだ数時間なのに大漁。

 こんな魔境に新婚旅行ってどうなの!?

「これもどうだぁ?」

 チェイスさんが出してきたのは大きな鮑!

「カニにくっついて来た」

 1mくらいの鮑が数個ついてるカニって!

 まだ剥ぎ取ってないのがいる。カモネギみたい!!


「これは焼いたのも干したのも美味しい」

「当たりか!やったぜ」

 とりあえず生でスライスしてパバブとフリュアで食べてみる。

「贅沢♡」

 私が嬉しそうに食べてるのをみて、鮑の見た目にかなり引いていたニーナたちも食べる。


「美味しい~」

『パバブが合うの~♫』

 アズライトは鮑の倍バパブパバブをのせてるから鮑の味はもう関係ないと思う。

「あらぁ!これは色々作れそうねぇ」

 ルルゥが何か閃いたみたい。

 姿煮とか酒蒸しとかしちゃうかな?


「リーシャ、これは欲しがっていたタコか?」

 ジュリアスさまとサーキスさまが今日一番のデカいイカを持って来た。


 イェンゲは甲イカっぽいのだったけどこれは大王イカみたいなの!

 素直にタコ出てこいやぁあああ!

「クランゴの近似種みたいです」

「そうか」

 ジュリアスさまがちょっと落ち込んじゃった!

「ジュリアスさま、これも美味しいやつです!」

 スルメの天ぷら食べたくなった。

 イカの燻製もいいね♪


「とりあえず粗方ヤッてきましたんで。次を待ちましょう」

 いや!もう十分獲れ高あったよ!?

 サーキスさまが準備運動してきただけみたいな感じで言うのよ。


「ピンラーヴィの唐揚げとポウェンのお刺身たべましょう!!」

 サメは〈ピンラーヴィ〉鮑は〈ポウェン〉とか言うらしいけどもう覚えるの面倒。

「残りは夜にもっと手の込んだ物をルルゥに作ってもらいましょうね」

 テンションが落ちちゃったジュリアスさまを励ます。

 でも私、なんかまた海から音がしたらどうしようとか思っちゃってるから。

 大物三体っておっちゃん言ってたのに嘘つきじゃん!


「おー、じゃ夕飯までまた貝、揶揄ってくるか~」

 クラウスさまとチェイスさんたちは島の中では護衛の仕事する必要がないからと完全に狩りモードになっている。

 狩り?釣り?


「リーシャ、風呂入ろうか?」

 ジュリアスさまがお風呂を提案してくれたので私はお屋敷の中に移動した。

 ニーナが付いてこようとしてくれたけど、みんなお休みだからニーナも休んでってことで。


 お風呂は島の中なのに結構豪華だった。

 休暇を過ごす場所だからリラックスできるようにしたのかな?

 ちっとも休まる気がしない島だけどね!

 2人で湯船にゆったりと浸かる。ジュリアスさまがくつろげる大きな浴槽だよ。


「リーシャの欲しい魚が出てこないようだな」

「結構すごいのが獲れたから大丈夫ですよ」

「そうか」

 そんなこと気にしなくてもこの旅行の時間を作ってくれただけで最高なんだよ!

 ちょっとやばい島だけど!

「ただお義母さまに貝とか美味しい海藻が採れなさそうだから危なくない海があればいいのに・・・」

 私が獲れそうなものがないよ。

「ん?なら向こうに戻ったら少し浜を歩こう。弱いのはいるがまぁ大丈夫だろう」

 は?向こうなら貝が獲れるの?

「リーシャが大物が希望と聞いていたから小さい物は買い出しだけにしたんだが」

 ルルゥだね!勝手に大物って決めつけてた!


「タコが欲しいと思っただけでここに出るような大きさは想定してなかったんです」

「そうなのか?エルイェタコは10mが普通だぞ」

 んん?

 もしかしてタコは違う種類かも⁉

 タコで通じるわけないもんね⁉

「んークランゴに似たのを想像してたけど違うみたいです?」

「そうなのか?だが向こうで見たタコとは言っていたものパォウンは溶けるタイプのだろう?」

 うーん?

「種類がわかんないから無理ならクランゴで作ってみます」

 ないなら代用で。仕方なし。

「ふむ?リーシャの言う食べ物が食べられないのは残念だな」

 まだまだ探したいものはあるから落ち込んでても仕方ないよね。

「夜には出てくるものが変わるらしいから何か良いものが来るかもしれない。楽しみにしてくれ」

 ちょっと待って!まだいっぱい出てくるの⁉

 もしかしたら魔の森もこんな感じで狩り放題なのかな。

 めっちゃやばいじゃん!


 お互いに頭を洗いあって、乾かしてもらって。

 私は簡易なエプロンワンピースを着た。

 ジュリアスさまはラフなチュニックと以前作ったカーゴパンツもどきを。眼福。

「これは楽で気に入ってる」

 騎士さまのぴっちりめの皮パンツは魔獣の皮で丈夫で伸縮性があるらしいけど、楽ではなさそう。魔獣の皮で丈夫で防御の付与魔法がかかっているので騎士にとっては大事な装備だよ。私的にはムキムキの太腿とお尻りラインが大変良きなので皮パンツ、ありがとうございますなのだ。


「このパンツは防御力はゼロですよ☆」

「この海に出るものくらいなら平気だ」

 25mとか既に尋常じゃない相手だと思うのに全然平気なんだ!

「この島の森にも採取出来るものがあるから明日は森に行こう」

「はい!」

 素敵な木の実やキノコあると良いな。


 私たちがお風呂から上がったらまだ庭でバーベキュー状態。

 サーキスさまもかなり食べてるの。イメージでは下品な物は食べない感じだけど、普通になんでもかぶりついてる。


 私はもうお腹いっぱいなのでルルゥが捌いたやつを少しもらって簡易で作った燻製機にいれる。

 クランゴはいかくんにして食べるんだ!


 みんなはまだまだ食べるっぽいから私はジュリアスさまとお昼寝。

「ジュリアスさま!一緒にお昼寝しましょ」

 ジュリアスさまは常に一番気が張ってるんだからいっぱい休んでね!


 夕飯の時間までジュリアスさまのお腹で寝るのだ!





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