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魔法師最強をめざしてます!  作者: 夏冬
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9/12

8話

和斗、雪奈、龍也、瑞希の4人はギルド内で依頼の報酬を受け取っていた。

報酬は、銀貨10枚だった。

この世界では、銅貨10枚て、銀貨1枚、銀貨100枚で金貨1枚、金貨1000枚で大金貨になる。

和斗は、貰った銀貨を3人に2枚づつ配る。

4人は、残りの銀貨2枚をいつものレストランで、打ち上げをするのに使う事にした。4人は打ち上げをする為にいつものレストランを目指す。

4人はもう、常連客になったつもりなのかレストランに着くと4人はいつも使っている席へと座りこむ。


「みんな明日はどうするの?」


「俺は、用事があるな」


「私も、家の用事があります」


「俺はなんもないな」


瑞希の質問に和斗、雪奈、龍也の順に答える。


「えーー!龍也以外、皆予定あるの?」


「瑞希は、なにか予定あるのかよ?」


「ないから、明日、依頼を受けようかとおもったのよ!」


「確かに、明日暇だな」


瑞希と龍也が2人で言い合っている。


「雪奈は、明日家の用事ってなんなのよーー!」


瑞希が、涙目になって雪奈に聞いている。それを見て、雪菜が困った顔をしている。


「瑞希、雪奈が困っているだろ」 


瑞希は、和斗に言われて反省をする


「雪奈ごめんね」


「私も明日遊べなくてごめんなさい」


「それは大丈夫よ、予定を決めたから!」


「予定を決めたってなにをするの?」


瑞希と雪奈のふたりがはなしている。雪奈が瑞希に質問をする。瑞希は、和斗の方を向き笑をこぼす。


「和斗の家に遊びに行って、奏ちゃんと遊ぶことにした!」


「……勝手に決めて大丈夫なんですか?」


瑞希の言葉を聞き雪奈と和斗は驚いている。


「明日の、俺の予定は奏に魔法を教えることなんだが……」


「…えっ………」


瑞希は、和斗の方を向きかたまる。  


「奏ちゃんも明日いないの?」


「まぁ、そうなるな」


「なら、私も奏ちゃんと一緒に和斗に魔法を教えてもらう!」


瑞希の発言に和斗はビックリする。


「なら俺も参加していいか?」


瑞希に便乗して龍也も言っている。


「……本当にくるのか?」


「いったらだめなの?」


「邪魔はしないぜ?」


和斗の質問に瑞希と龍也が質問で返す。

和斗は、ため息を吐き言う。


「……わかったよ………」


「「よし!」」


龍也と瑞希がガッツポーズをして言う。 

それに対して雪奈は、小さな声で何かを言っていた。


「………………………私も行きたかったです………」


雪奈の声が聞こえなかったので和斗は、雪奈に聞く。


「何か言ったか?」


和斗が聞いてきたのに驚いた雪奈は焦っていた。


「いえ……何もありません………」


「そうか…」


4人は食事を終え、お金を払いレストランをでる


和斗は、家に帰ると奏に今日のことを報告する。ギルドにハンター登録をして初めて依頼をこなしたこと。そのお金を使って打ち上げをしたこと。そして、明日の魔法練習に龍也と瑞希が来ることを伝えた。


「……ということで明日龍也と、瑞希が一緒に練習しにこの家にくるから…」


「明日、兄さんの友達がくるんですね。わかりました」


和斗が説明すると、奏が少し残念そうに応える。


「急に決めてすまない、嫌だったか?」


「いえ、そんなことはありません、ただ………2人で…………」


和斗は、奏が言いたいことに気づくと…


「今度の休みは2人で練習をしよう」


「はい!」


和斗の言葉を聞くと奏は、笑顔で返事をする。


次の日、昼前に玄関からノックの音がした。


「かずとー、奏ちゃーん!きたよー!」


「お邪魔するぜ」


玄関を開けて入ってきたは、瑞希と龍也だった。

瑞希と龍也の前に奏がでてあいさつをする。


「瑞希ちゃんこんにちは!」


瑞希に笑顔で挨拶をする。その後に、龍也の方を向き挨拶をする。


「初めまして和斗の妹で、鈴木奏といいます。よろしくお願いします。」


奏の挨拶を聞き龍也も挨拶をする。


「和斗の友達で、渡辺龍也だよろしくな!」


龍也は、奏に笑顔で挨拶をする。龍也と奏が挨拶をし終わると家の奥から和斗がでてくる。


「2人共早かったな」


「そういえば昨日時間聞いてなかったからね」


「俺も同じくだ」


和斗の問いかけに瑞希と、龍也が応える。


「たしかにそうだったな……まだ、練習をしないが家にあがるか?」


和斗が2人に聞くと、瑞希と龍也が応えて部屋にあがる。


「なら、おじゃまします」


「おじゃまするぜ!」


リビングのソファーに龍也と瑞希がそれぞれ座る。

和斗もソファーに座ると奏が、4つの紅茶を持ってきて和斗の横に座る。


「そういえば、今日はどんな練習をするんだ?」


和斗に龍也が質問する。


「元々は荒野に行って奏と魔法を使って手合わせをする予定だったが……なにか鍛えたい魔法はあるのか?」


「俺は和斗と模擬戦をしたいな!」


龍也が、和斗に言う。


「しかし、奏もいるし…」


「奏ちゃんなら私が手合わせするよ?」


瑞希が和斗にいう。それを聞き和斗が奏にきく。


「奏は、それでもいいかい?」


「はい!」


「ありがとう。

龍也、今日はお前と模擬戦をすることにするよ」


「よし!」


笑顔で返事をする奏をみて和斗は、龍也と模擬戦をすることにした。

それを聞き龍也は、嬉しそうにガッツポーズをする。

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