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私
頭が追いつかない
必死働かせようと頑張るけど、どうしても混乱する
ここはどこなの
アレらはいったいなんなの
助けてくれた彼ももう息を引き取ってしまった
どうすれば…いいか…
…
彼女が急に立ち上がってここを離れようと言う
そうだ、とにかくそうするのがまずすべきことだ
他の人と同じように泣きじゃくっていた彼女が震えながらも先頭を切って歩き出す
少し不思議だったけど、きっと必死に戦ってくれた彼に感化されたのだろう
私達は彼の遺体に感謝と謝罪を残して彼女の後を追う
彼女の足には迷いがなかった
一方向に向かって歩いている気がする
歩き難い場所は避けて通ることはあっても多分真っ直ぐになにかを目指して歩いている気がする
…気のせいだろうか
気のせいだろうか
やけに森は静かだった
緊張感は確かにある
ひりつく様ななにかをずっと感じている
でも、さっき襲ってきたアレにまた遭遇するかという恐怖が次第に薄れてしまう程に静かだった
実際にあれ以降、何も襲ってくる気配がない
野生動物はおろか飛び回る虫すら見ていない
本当にここは一体何なのだろうか
彼女はいったい何処に向かっているのだろうか




