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戦の火蓋を切る

「エジリス……」


 ミンスクが帰ったころにはそこら中に血などの残骸が散乱し…エジリスチェーンソーを…


「エジリス…まあいい、頼んだ品はできたか?あと飯だ」

「できたよ、それとありがとう、でも今日は疲れたでしょ?布団もできたから寝たら?僕はまだ作りたいものがたくさんある…!」

「そ、そうか…あまり音を立てるなよ、じゃおやすみ~」


◇      ◇      ◇


 翌日…4時…


「おはよー」

 

 エジリスはというと…やっぱり作業スペースでぶっ倒れてた。


「パンを全部夜食しやがって…まったく…」

「あ…おはよ…スキル使うと…結構おなかが減って…」


 エジリスはむくりと起き上がるとそんな口を開いた。


「まあいい…おっとなかなかなものを作ってるじゃないか…!お前は寝てろ、俺は…ちょっくら狩りに行ってくる」


 ミンスクの頼んだ品を肩に担ぎドアを開いた。

 

◇     ◇     ◇


 ミンスクの頼んだ品は…対物ライフルとサブマシンガン、しかもライフルは榴弾装填が可能、サブマシンガンは高性能サイレンサー搭載かつ超精度。


 もうこれで結果は分かったようなものだろう…


 ズバァァァン!ドバァァァン!と張り上げる轟音とともにはじけ飛ぶ大型モンスター、ピチュチュチュチュ!と奇音を立て穴だらけにされる小型モンスターの集団たち、地獄絵図とはこのこと。

 

 さらにミンスクの耳と目の良さで捉えられたうえで逃げられるものなど数匹足らず。



 そんな中ミンスクは人影を確認、ミンスクは対物ライフルの榴弾を目の前に爆発させ退路を塞ぎつつ接近、あっさりとホールドアップに成功した。


◇     ◇     ◇


 ミンスクが捕まえた人を拠点に持ち込み拘束する。


「エジリス、でき次第俺に記憶処理役薬を渡せ」

「オブリね今から作るよ」

「お前は…スカウト(偵察兵)だな?」

「よくわかったな…それと俺の顔に見覚えはあるか?」

「誰だお前は?」

「アランだ!」

「悪い一応名前だけは覚えてたが、顔は覚えてないんだ、さっさと話しをしようか」

「なんだ?」

「そうだな…わざわざスカウトが来るんだちょっと聞いてみよう、俺はあんたらの街でどういう扱いになってるんだ?」

「モンスターだ」


◇     ◇     ◇


 一方そのころ冒険者ギルドにて…


「緊急事態!緊急事態!lv20以上の冒険者は速やかに集結してください!」


「なんだなんだ!?なんのモンスターだ?!」

「爆発を操るやつだとよ、久しぶりの大物だ!腕が鳴るぜ!」


 めっちゃ大変なことになってた。


◇     ◇     ◇


「ほかにもそこらの木が不自然に切れていたりもしているがそれもお前らか?」

「さあなそれは俺は知らん、でこの青い球は何だ?」

「ん?それか…」


 ミンスクはまさか…という表情、そしてアランはにやりと笑う。


「お前…女だ…」

「今更何を言ってるんだ!話はこの球のことだろ!」

「ほぉ何だ?」

「これはな…この球が写ってる映像をギルドに送る魔法の…」


 得意げに話しているアランの額に注射針を突き刺した…


(まずいことになった…クッソこの世界の技術をなめ切っていた…)


「エジリス!ここはもうばれた!あれの整備をしろ!」

「わかった!」


 ミンスクはそう言い外へ飛び出した。

 どうやら彼らは素直に謝るという判断には至らなかったようです。


◇      ◇      ◇


 外は異世界人の歩兵大隊がミンスクの500m先に群がっていた…

 しかしミンスクその程度で青ざめるほどのタマではない、迷わず対物ライフルを取り出した。


 

 スコルピオ(サブマシンガン) (物理・武器)


破壊力・・・C

加害力・・・B

射程・・・C

精密動作性・・・A

発動速度・・・S4

弾倉量・・・B

成長性・・・0


 なんだかんだで対人、小型モンスター向け、すさまじい精度と速射性を誇る。弾倉量も十分に多い


バルバトス(対物ライフル) (物理・武器)


破壊力・・・B(SS)

加害力・・・SS(B)

射程・・・A

精密動作性・・・A

発動速度・・・D

弾倉量・・・D

成長性・・・0


 圧倒的な瞬時火力を持つ、()の中の数値は徹甲弾を装填した場合。(実はミンスクの体格に合わせて設計図より小型化されている)

 弾倉量は5発ほど。なお機械、マシン系は基本的に成長性は0

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