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第62章 最終試験

 飛空艇は、最終試験会場へ向かう。

 飛空艇内の宴会が終わった後の受験者達は、それぞれの個室部屋に就寝する。

フレイザー兄妹は同じ部屋に入る。

眠りについた時に、謎の声が聞こえます。「どうやら、最終試験を受けることになったようだ」

夢の中のとある場所で、ケントは、「なぜ俺たちが、これまでに体験したことを知っているのだ?」と、言います。ソフィアは、「教えてほしい」と、お願いする。

ジギーは「我々は死して尚、後世の継承者を観測しているのだ」と、言います。

 夜が明け、飛空艇内の個室で就寝していた受験者達は起床します。ケントは、「もう朝か。それにしても、何だったんだ」と、寝起きが悪く、とぼけていた。

ソフィアは、「お兄ちゃん。もうすぐ着くから準備しといて」と、言います。

受験者達は朝食を済ませた後、降りる準備をします。

飛空艇が聖騎士団総本山に到着しました。

受験者達は、飛空艇を降りると、驚きの光景を見た。

「ここが、聖騎士団総本山か。なんてデカいんだ」

そこにコナーズ団長が来て、「受験者の皆ようこそ、最終試験会場となる総本山へ」と受験者に挨拶します。

ハロルドは、「去年は、合格できなかった最終試験か。確か俺の姉は強かった。最後の一枠に間に合わなかった。だが、合格してみせるしかない」と、緊張気味です。

 コナーズ団長は、「最終試験は、試験官と1対1の対決を行います。試験官に勝つことが出来たら、合格とする。ただし、先着16分の1まで。合格するまで何度でも対決できる。これだけは忠告しよう、試験官に対し悪質で危険な攻撃は反則行為とみなし即退場、失格となる」と、説明しました。

「早いもの勝ちか? やるしかない」「私だって、試験に落ちるわけにはいかない」

フレイザー兄妹は張り切って行く。


最終試験1日目

第1試合 ロミオ・ハワードVSジェニー・ピート


 ロミオ・ハワードは、聖騎士団の十将の1人で炎将である。試合が始まると、「どうした? もっとやってみろ」「私は、負けない」

ジェニーは、攻撃を仕掛けますがロミオには通用しません。

「これでもどうだ。バーニングゲイザー」「なんて強いの? 相性が悪い」と、ロミオは必殺技を出し、ジェニーに勝利した。

試合を見たソフィアは、「ジェニーは、聖騎士の本当の強さを思い知ってしまった」と、言いました。

それもそのはず、多くの受験者は、聖騎士の強さを知ってしまい敗北した受験者が続出した。中には、反則行為が、発覚し失格となった受験者もいる。

 1日目が終わりました。未だに合格した受験者はいません。コナーズ団長は、皮肉なことを言います。「やれやれ。合格者が出てこないとはね」

 最終試験は、2日目に続く。

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